防犯を知ろう!『さすまた・施設の不審者対策』

  1. HOME
  2. 防犯用品
  3. 防犯を知ろう!

防犯を知ろう

コラム一覧

護身用具「さすまた」について

使い方は事前に知っておくことが大事。
施設や学校の防犯対策として見かけることが多くなったさすまたですが、
いざという時の為に、使用方法を詳しく知った上で備え付けるようにしましょう。

◆さすまたは捕まえるためのものではない!

不審者を取り押さえるためではなく警察が来るまでの時間稼ぎや、威嚇目的に使うものです。
危険ですので、決して捕まえようと思ってはいけません。
警察は通報から約5分ほどで駆けつけてくれます。その間を持たせるための道具と考えましょう。

◆1人ではなく大勢で

最低でも2人以上で対応しましょう
1人で立ち向かい、さすまたを掴まれたり奪われてしまっては効果がありません。
腰回り・足など複数箇所を囲うことで時間稼ぎになりますし、1つを掴まれても他でカバーすることができます。
施設等に取り入れる場合は、最低でも2~3本またはそれ以上が必要です。
抑え込みで足止めができます
相手が倒れ込んだら何人かで足や腕を掴み抑えたり、縄などで巻くと足止めには効果的です。
時間差で駆け付けた時には、味方から見える位置へ行きましょう。
(不審者の後ろに回り込むと味方からも見えなくなってしまうので連携がとりづらくなります。)
隣に並ぶより、少し間隔を空けて目くばせをしながら味方同士で連携をとりましょう。
女性職員しかいない時でも、1人で立ち向かうことは危険ですが複数で対応すれば効果はあります。
さすまたを縦に振ったり大声を出して威嚇し、ひるんでいないことを示しましょう。

◆誰でも取れる位置には設置しない

侵入者に設置場所が知られると、逆に利用されることになりかねません。
カウンターの内側など置き場所を決めて、従業員同士で共有しましょう。

施設の不審者対策

威圧感を与えない、軽いさすまた
◆さすまたはこちらから

さすまた購入以外では・・・
・長いものがない場所には傘を置くようにする。
・避難口を確認して共有するなど、
防犯性を見直すことも大事です。

実際に危険な場面に遭遇した時は、まず冷静になって状況を判断します。→危ない?抑えられる?
またなによりも相手と距離をとることが大事で、勢いで突っ込んでいくことは危険です。
凶器を持った不審者には、さすまたや椅子など長いものを向けて一定の距離を保ちながら威嚇します。
また、危険を感じたり、間に合わない・無理だと判断した場合は逃げることが一番です。
足止めする場合でも、逃げる場合でも、従業員同士で道具の位置や対処の手順などを共有しておくことが迅速な対応に繋がります。