イタリアにはトラウザーズ専業ブランド数あれど、日本において人気を維持し続けるブランドはほんの一握り。
シルエットの美しさ、機能性、そして楽チンであること・・・など
買い求める側は年々その要望が増すばかりですが、ここではそんな欲求を満たしてくれる代表的な３ブランドをご紹介。
この冬お好みやシーン別で使い回しもできる勝負パンツを見つけてみてはいかがでしょう。
ご紹介するのはINCOTEXのウールスラックス。素材は程良く強度も考慮された「SUPER100's」の微光沢サキソニー。 INCOTEXといえば「パターン30」と言われるスリムフィットが定番ですが、ここではタイトフィットの「パターン82」をセレクト。 スリムフィットよりひざ下も絞っており、日本ではスリムフィット同様人気のシリーズです。 活躍シーンとしてはビジネスを中心としたオンスタイルかもしれませんが、モンクストラップのシューズやダブルブレストのジャケットと合せて程良くこなれた雰囲気を演出するのも良いかもしれません。 モダンクラシックの王道パンツはコーディネートに安心感を与えてくれます。
デザイン・シルエットバリエーション等、選択肢が多くドレスパンツながらエッジが効いているのがPT TORINOの特徴のひとつ。 ご紹介しているのは同ブランド人気シリーズ【TRAVEL&RELAX】のスキニースラックス。 一見「あれ？地味じゃない？」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、シルエットがとにかく細くエッジが効いています。 もちろんその分ストレッチ性があり履き心地は抜群。機能性素材「TECHNO WASHABLE WOOL」をセレクトしているのでお手入れも楽チン。 同じく機能性もありラグジュアリーなMOORERのダウンコートと合わせれば、エレガント×テクニカルファブリックの大人なコーディネートが出来上がり。 ジャケット＆シャツに合わせるのにはお決まりのパンツなので程良くカジュアルな雰囲気に仕上げてみてはいかがでしょう。
楽チンパンツの代表ブランドといえは、giabs ARCHIVIOは外せないでしょう。今季agioで初展開となりましたが、その人気は爆発的なものとなっております。 ご紹介するのはそんな同ブランドの代表モデルMASACCIO（マサッチョ）。ウエストのドローストリングデザインをはじめ楽チンパンツの基本スペックはもちろん満たしておりますが、MASACCIOはそのスリムなシルエットが人気ポイントのひとつ。 ドレスパンツのように美しい細身のシルエットですので、コーディネートはスポーティーではなくジャケット＆ニットでエレガントちょい強めで。 トップスのやわらな雰囲気とパンツの起毛感ある素材も相まって秋冬らしいクラシックスタイルの出来上がり。 エレガントに見えて楽チン、まさに“ずっち～”カッコつけパンツを極めたgiabs ARCHIVIOです。
以上、この秋冬オススメ勝負パンツをご紹介しましたがお好みのパンツはありましたでしょうか？ 世界情勢の大きな変化で私たちのファッションにも影響が出ていますが、みなさまのライフスタイルに合ったパンツが見つかることを切に願っております。 もちろんご紹介した3ブランド全てチェレンジしてパンツフリークになるのも良いかもしれません。是非とも素敵なパンツを履いて、素敵な下半身を手に入れましょう。
