砥石の粒度(りゅうど)ってなに?
粒度(りゅうど)は砥石の表面のザラザラの度合、つまり目の粗さを表しています。数字で表し、小さいほうが粗く、大きくなるにつれて目が細かくなります。「#1000」のように前に#をつけて表記されることが多いです。
じゃあ、「中砥石」とか「荒砥石」ってどういう意味?
粒度をもとに用途によって種類を分けた言い方です。荒砥石は目が粗いので速く削れます。ただし、削った表面が粗い仕上がりになります。逆に超仕上砥石は削る力は弱いですが、表面がなめらかに仕上がります。
なんでそんなにいろんな粒度がいろいろあるの?
砥石は包丁以外の刃物も研ぎます。材質や用途、切れ味の具合によって砥石の粒度が異なるので種類が豊富にあります。たとえば木工用の紙やすりなども種類がたくさんあり、用途によって使い分けるのと同じです。