店長弥生の開発秘話

2013.05

店長弥生スタッフナベです。
アームカバーもシルクで作りたいね。と店長弥生と話していた事がやっと実現しました。
昨年までは綿糸にUVカット加工を施して製作していましたが
より天然素材を使いできればシルクがもともと持っているUVカット機能をいかして
シルクで作りたいと思っていたのです。

春夏の紫外線防止の為のアームカバーについて841スタッフにちょっと意見を聞こうとした所
腕部分はできれば肩まで届く長さが欲しい、
できれば手の甲部分はすべて隠したい、それじゃあ不十分だよ。指まで覆いたいでしょ?、
腕のゴムもできれば緩めがいいけどゆるすぎてもずり落ちちゃうよね。
腕のゴムなくてもニット(編地)だからニットの伸縮だけでゴムいらないんじゃない?
等、たくさんのこだわりが垣間見え、頭をかかえてしまう事もありました。

紆余曲折を経て、形状についてはシルクロング手袋を縫製で作る事が決まっていたのでシンプルな筒状に決定。
一番の特徴は、指の甲をすっぽり覆うように親指穴から指先までを長くした事です。
昨年の通勤時に手の甲部分の日焼けを気にしてUVアームカバーを指先までひっぱりあげて自転車のハンドルを握っていたので
きっと同じようにしている人は多いはず!
(841スタッフでも同じように手の甲まで覆ってアームカバーをつかっている者がおりました)と考えた末に思い切って長くしてみました。

またフレンチスリーブのように袖が短いトップスでも肩先まで覆えるように腕部分も長くしましたよ。
腋下まで届きますので、ちょっとした腋汗も吸収してくれるところがうれしかったですね。
(シルクの菌抑制効果でニオイも軽減されて一石二鳥も狙えるかと!)
ただし、汗は黄変しやすくシルクに汗シミがつきますのでお手入れがかかせなくなります。

ゴム着圧もできるだけ抑えるように工場でも試作検討を重ねました。

発売が遅くなってしまった事と正規品が出来上がるまでにB品ができてしまった事は
残念ですが今後の課題として生かしたいと思っています。

お手入れについてはシルクの編み地ですのでやさしく手洗いが基本です。
日常日光にさらされ続けるので仕方ありませんが、紫外線カット吸収の為黄変します。
(より明度の高いシルバーは黄変しやすいです。)
日中使用商品ですが通常のシルク製品同様に陰干しをオススメします。(水に濡れた状態の絹は極度に強度がおちます。)

【補足】
シルクのUVカット率は90パーセント程度といわれております。
より有害性が高く発がん性の高いといわれるUVBをカット、吸収します。
(特別に加工を施してあるシルク製品でない限りUVAについては通常のシルク繊維ではカット効果は見込めません。)

同じシルクでもより機密率が高く色の濃いもののほうがカット率は高くなります。
ただし、目が密になるほど生地の重み厚みが増し通気性は低くなりますので
当店の商品は春夏の着用の快適性も考慮し製作しております。