2021.12.05
あやじまさんのブログを、抜粋して転載した内容です。
【元記事URL】https://ayajima.com/tights-2/11798/
できるだけ多くの方が、気持ちよく長く履いていただけるようにと願って書かれています。
まずは素材について知りましょう。ウールなどの天然素材はこれらに弱いという特徴があります。
比較的、汚れや水に強い繊維ですが、水分を含んだ状態で強い力が加わったり、熱による収縮作用でフエルト化が起きてしまう場合があります。摩擦に弱い為、着用やお洗濯により毛玉やほつれが出来やすくなってしまいます。
シルクやウール製品をお手入れする時は、必ず洗濯絵表示を確認します。商品ページに記載しているウールリブタイツの洗濯絵表示はこちら。
極力摩擦を避けるために、洗たくネットは小さいサイズのものがおすすめです。
小さい洗たくネットがない場合は、大きな洗たくネットに入れて余った部分を輪ゴムなどで留めればOK。
干す時は、ウエストの部分をハンガーで固定してそのままぶら〜んと干しています。洗濯で多少縮んだ股下の長さを戻すためです。セーターなどは伸びると困りますが、タイツは股下が縮むと履き心地が悪くなるので。
上記はお店が推奨する洗い方ですが、ここからは私のお手入れ方法をご紹介します。いいなと思った方のみ参考にしてくださいね。
まず、私はウールリブタイツを履く時に、必ず「シルク五本指インナーソックス」を中に履いています。汗や皮脂はシルク靴下が吸ってくれる(と思っている)ので、タイツのお洗濯は10回に1回です。例えばレインブーツを1日中履いて思いっきり蒸れた時は即日洗いますが、そんな日は1シーズンに数回程度です。
また、洗う時は足首から下の部分をサッと手洗いするくらいです。真冬に履くタイツを使用するたびにまるごと洗わなくてもいいじゃん!って思っているタイプのずぼらです。ごめんなさい。
洗濯機でまるごと洗う時は、手洗いコースで分けて洗うのは面倒なので、普段着と一緒に洗ってしまっています。中性洗剤ではない弱アルカリ性の洗剤を使っているので、多少硬くなりますが、私としては許容範囲内です。洗濯機で3回洗ったものと新品を比較してみました。
やはり多少毛羽立ちます。ウォッシャブルウールのセーターなんかも、お洗濯をするとこの程度にはなるよねって感じ。とはいえ、このやり方はお店が推奨するやり方ではないので、自己責任でマネしてくださいね…(笑)
ウールやシルクなどの素材はお手入れが多少面倒ですが、それ以上にあたたかさや癒しを与えてくれるアイテムでもあります。ご自身が許容できる質感とお手入れの手間のバランスをうまくとってみてくださいね〜。
店舗より
ウールは水溶性の汚れがつきにくい素材です。冬場なら、あやじまさんのように10回に1回の洗濯で充分です。
また、足首から下だけの部分洗いは、ぜひ真似したい方法です。それにより、縮みを防止し、長くきれいな状態でお履きいただけます。