3M™スコッチティント™ウインドウフィルム  貫通事故防止

人体衝突による貫通事故・傷害の防止
貫通事故イメージ

建築物のガラス開口部の大型化にともない、出入口や通行量の多い場所に面したガラス開口部で、人がガラスに衝突して受傷する事故が発生しています。このような場所にはガラスが割れても人体が貫通したり破片で傷ついたりしない安全対策が必要です。 1
「3M™スコッチティント™ウインドウフィルム飛散防止(多層タイプ)」は、人体衝突を想定した衝撃では破れず 2、ガラスが破損しても人体の貫通やガラス破片による重大事故を防止します。学校、病院、高齢者施設などのガラスの安全対策にも効果的です。

  • 1 衝突に対する安全設計方法は「ガラスを用いた開口部の安全設計指針」として建設省(現在の国土交通省)から通達されています。昭和61年5月31日「建設省住指発第116号」および「建設省住指発第117号」
  • 2 スリーエム ジャパン社が行った「ショットバッグ実験」による。詳しくは、ガラス破壊実験をご覧下さい。
竜巻・台風などの飛来物によるガラスの貫通防止・飛散防止
3M ガラスフィルム スコッチティントウインドウフィルム 飛散実験イメージ 3M ガラスフィルム スコッチティントウインドウフィルム 飛散実験イメージ

竜巻や台風などの突風によって建物の窓ガラスが割れ、飛び散ったガラス片によって負傷したり、建物に立ち入れなくなるなどの被害が、ここ数年、報告されています。
「3M™ スコッチティント™ 飛散防止(多層タイプ)」をガラスに貼付することで飛来物によるガラスの貫通防止や、ガラスの飛散防止に効果があります。
飛散防止(多層タイプ)シリーズは、薄膜を積層した構造となっており、 一般的なガラス飛散防止フィルムよりも強度が強く、飛来物によるガラスの貫通を抑制する効果が高いフィルムです。

ウインドウフィルムによるガラスの貫通防止、飛散防止効果については、「京都大学防災研究所年報 第54号B 平成23年6月」において、実験による検証結果が報告されています。 なお、飛散防止(多層タイプ)はガラスの貫通、飛散防止に一定の効果がありますが、台風、竜巻等による事故防止を保証するものではありません。

耐貫通性能を実証する実験の動画

耐貫通性能を実証する実験イメージ

5mm厚フロートガラス + 超飛散防止フィルム

目的 人体衝突等でガラスが破壊された時の安全性を見る。

概要 45kgの重りを振り子式に振り下ろしてガラス面に衝撃を加える試験。

結果 衝突と同時にガラスはくもの巣状に破壊。ガラス面が大きく湾曲、一部が木枠からはずれる。 細かいガラス粉が飛び散るが、ガラスはほとんどフィルムに保持される。

■ガラス破壊実験動画

耐貫通性能イメージ用途
より積極的な安全対策が求められる箇所での使用に適しています。
  • 通信インフラやコンピューターを高度に集積したインテリジェント・ビル
  • 大規模商業施設や公共施設などのガラス開口部等