メダイ

奇跡を起こすとされる不思議のメダイ

アイテムサーチ : マリア メダイ 不思議のメダイ

「不思議のメダイ」という言葉を聞いたことがある方は少なくないと思います。
これはある特定のメダイを指し、このメダイを持つと奇跡が起こるとされています。

フランスの修道女がマリア様から啓示を受けたデザイン

1830年 フランス、パリにある修道院にて聖母マリアが現れ、シスターのカタリナ・ラブレはメダイの詳細なイメージと共にお告げを受けました。
「このモデルのメダイを作り、身につけなさい。身に付けた者には大きな恵みが得られるでしょう」

マリアの啓示

・半分見える地球の上で蛇を踏んで立ち、絹のローブをまとっていて手は胸の位置で保たれている
・御身の周りには"O Marie, concue sans peche, priez pour nous qui avons recours a vous."(原罪無くして宿り給いし聖マリア、御身に寄り頼み奉るわれらのために祈り給え)
・裏面には大きなMの文字と2つの御心 1つは茨の冠に囲われたイエスの御心、もう1つは剣でつらぬかれたマリアの御心

持つ人々に起こる奇跡の数々

当時コレラが蔓延していたが、不思議のメダイを配布したところ多くの奇跡や回復の声がよせられたという。 恩恵の大きさに大小はあれど、持つ人に奇跡を与えると言われている。

死後100年経っても腐らないご遺体

カタリナ・ラブレの話には続きがある。彼女は70歳で天に召された。57年後、列福(キリスト教カトリック協会において、聖性が認められ福者という地位をもたらされること)調査の為、埋葬された遺体を調査したところなんとその遺体は腐敗せずに生前の姿のままだったのだ。

カタリナラブレご本人ではありません

科学的に見れば腐敗菌が繁殖しない条件が揃い、外気と長期間遮断されている間に脂肪が蝋のように固まることでこのような状態になる場合があるとのこと。 …いずれにせよ奇跡的な出来事なのではないだろうか。
尚、カタリナ・ラブレの遺体は今もパリの修道院内の祭壇の下に安置されており、祈りに訪れた人はその姿を伺い見ることが出来る。

しゃんとしたくなる

こんなエピソードを知ったら、不思議のメダイを身につける時、しゃんとしたくなる気持ちが少し沸き起こりませんか?
キリスト教徒でもないのにつけていいのかな、と思う人もいるかもしれませんがいろんな神様を同じように敬うのが日本古来の考え方。ありがたいものはありがたく敬い大切にする、そんな気持ちがあれば身につけても大丈夫だと私は考えます。
オシャレアイテムありきで身につける場合でもほんの少しでもこのメダイのデザインについて考え、プラスの気持ちが湧き起れば幸いです。

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