紅白戦のチーム分けで使う「ビブス」って何?

これビブスって言うんだ

紅白戦でチーム分けをする時に使う、ユニフォームの上から着るメッシュ生地でベストのような形のウェア、あれの名前はビブスといいます。

練習試合で相手チームとユニフォームの色が被った時にも使いますし、試合ではベンチに控えている選手が着用しています。審判の誤審を避けるために、試合に出ている選手と見分けがつくようにしているのです。サッカー以外のスポーツでも利用され、学校の体育の時間で着たという人も多いと思います。

英語で「よだれ掛け」を意味する「bib」の複数形「bibs」が語源です。このビブス、ゼッケンと呼ぶ人もいますが同じ意味なのでしょうか。

実はゼッケンは日本でしか通じない言葉で、国際的にはビブスと呼ばれています。
また、ゼッケンというと陸上競技の選手がつけるもの(ナンバーカードといいます)なども含みますが、サッカーで使うビブスはこれとは役割が違います。

どのチームに所属しているかを色分けして、区別しやすくするための用具なので、サッカーやフットサルのように敵味方入り乱れてプレーする競技で使います。いろんな色があるのはそのためです。

チームに1セットは欲しいビブスですが、薄手のメッシュでプリント加工もしてあるので洗濯するときは少し注意が必要です。中性洗剤を使い、手洗いするか裏返してネットに入れ洗濯機の弱めのコースで洗います。乾燥機やアイロンの使用は避け、陰干しで乾かしましょう。