変速機( 逆回転・クロス掛けの禁止)
 


ペダル逆回転の禁止
外装変速機のギヤチェンジをする際にはペダルを前回りに漕ぎながら行います。
変速終了までは、決してペダルを逆回転してはいけません。チェーンが外れたり、変速機や変速ギヤーカバー(プラスチック製の場合があります)等が壊れる原因になります。

 特にお子様が使用される場合 、充分にご指導下さい。 購入直後でも逆回転による破損は保障対象外となります

クロス掛けの禁止
右図はフロントギヤ3段Xリヤギヤ7段の外装変速機の場合のギヤの組み合わせについての概念図です。
 (後輪のみに変速ギヤが付いている場合は、特に注意することはありません。)

MTBやスポーツ車など右図のようにフロントギヤが3枚あるような自転車の場合はクロス掛けのケースが発生し、故障の原因や極端なギヤの磨耗やチェーン切れの原因となります。

仕組みを十分に理解して、その高性能を楽しむ必要があります 。

右下図は 3X7 21段切替の場合を上から見た図です。
 
クロス掛けとは、図のように、
  フロントギヤをローに
  リヤギヤをトップに
  (またはその逆に)
した場合を言います。 

このような組み合わせでは、チェーンが極端に斜めとなり、カリカリ音がしたり、チェーンが外れたりします。

さらに、チェーン切れやギヤ等の磨耗など、故障の原因となります。  これらクロス掛けの変速比は、中央のフロントギヤ(図では、32Tのギヤ)を選択しても実現できます。

例えば
 クロス掛け  正常な組合せ
  F   R    F    R
 24T :11T ≒ 32T :15T
 48T :28T ≒ 32T :18T
    (32T は中央ギヤ)
となります。

チェーンが出来るだけ斜めにならないような組合せで使用する必要があります。

注: 32T とは歯数32をあらわします。

その他の注意
外装変速機は内装変速機に比べ高性能(スポーティ)を目的にしております。車で云えば、オートマ車とマニュアル車の違いに近いといえます。前述の逆回転やクロス掛け禁止もその一端です。 ある程度理解して使用して頂く必要があります。
外装変速機は、構造上変速機構がむき出しになっております。 特に後輪車軸下には変速用の小さいギヤーが付いています。 このギヤーが左右に移動する事で変速しますが、非常に精密な調整が必要です。 出荷時は調整済みですが、ぶつけたりされると、パーツが変形して、カリカリ音がでたり、極端な場合は、トップやローに入らなくなったりします。 くれぐれもギヤーをぶつけないようご注意願います。