湯豆腐

毎日おいしい湯豆腐

「豆腐には旅をさせるな」。全国のおいしい豆腐が容易に手に入る今日この頃ですが、豆腐をおいしくいただくには、できたてにこしたことはありません。おいしい豆腐はおいしい水から生まれます。近所においしい豆腐屋さん、ありますか。きっと幸せな町だと思います。

大豆タンパクや大豆イソフラボンなど、栄養価の高い大豆で作られる豆腐。さらに湯豆腐は、冷えがちな体を温めてくれるので、秋から冬、初春と毎日積極的にいただきたいものです。

今回は、湯豆腐をさらにおいしくしてくれる道具をご案内させていただきます。ポイントは、保温性です。

第一弾は、桶です。
木の桶は保温力がありますので、コンロが無くても、しっかり桶を温めておけば温かさが持続します。今回ご紹介の中川清司さんの桶も、奥田志郎さんの桶も、桶だけでとても存在感があります。たかが湯豆腐、されど湯豆腐・・・。湯豆腐を存分にお愉しみいただけます!

そして、第二弾は、土鍋です。
土鍋は、「工芸店ようび」ではスタンダードの土鍋、ご存知「黒鍋」です。浅めのフォルムは、湯豆腐が重ならずきれいに入れることができます。また、中央にタレ入れ温めておくこともできます。コンロに掛けておかなくても保温力があり、温めてからそのまま食卓でいただくことができます。実際使ってみると、まるで、湯豆腐用のお鍋のようです。おためしあれ!

染付捻文玉割・阪東晃司

黒鍋・土鍋

黒鍋・土鍋