染付錆絵杜若文筒向付・正木春蔵|和食器の愉しみ・工芸店ようび|初夏の酒菜

初夏の酒菜

 何年振りかにかきつばたの向付を作っていただくことが出来ました。人気作家さんですのであちこちからのご注文で大変な御様子ですが、古いおつき合いですので、何とか何とかといつもご無理を言って作っていただいています。

 この様に深いものは盛りにくいとお思いになる向きもありますが、形が美しく品よくツンモリと盛れますので、和えものなどには向いていると思います。

 ガラスの徳利は西山芳浩さんのもの、無花果型の持ちやすい酒器で、口切れもよく、およろこびいただけるものと思います。

 少し長く大きめの箸をあしらってみました。

工芸店ようび 店主 真木
ガラス:六面徳利・西山芳浩