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健康コラム
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  知られざるウコンの健康パワー

2004.07.06
 
薬学博士 北里大学助教授 児島 脩先生イメージ 薬学博士 児島 脩先生
ウコンとはインド原産のショウガ科の多年草で、英名はターメリック。みなさんには、肝臓の働きを助け、二日酔い予防効果のあるといわれている健康食品として、大変身近なものになっていますが、今回は、最近発見されたウコンの驚くべき新たなる可能性についてお話しします。
   

いま、もっとも注目されるクルクミンの有効性

日本で栽培されているウコン属植物には俗名で、春ウコン(生薬名=キョウオウ、学名=クルクマ・アロマティカ)、秋ウコン(生薬名=ウコン、学名=クルクマ・ロンガ)、紫ウコン(生薬名=ガジュツ、学名=クルクマ・ゼドリア)の3種類があり、特に秋ウコンに注目の有効成分クルクミンが多く含まれているということに関しては、よくご存知だと思います。

その有効成分クルクミンについて、現代の文明病・アルツハイマー痴呆症を予防する可能性があるとの画期的な報告がされています。ラットを使った動物実験によるそのデータが明らかにされていますが、なぜ画期的なのか?というと、クルクミンはすでにカレー粉やたくあん漬けといった日常的な食事に含まれており、人間に対しても安心してすぐに使えるからです。

ウコンの新たなる可能性---クルクミンが脳の神経を守る

アルツハイマー痴呆症では、脳の中のアミロイドという化合物が脳神経の中に入り込んで神経細胞を殺してしまい、痴呆が起こります。クルクミンは、そのアミロイドの結合を防止する働きがあるとみられています。クルクミンを摂取すると、脳神経が守られて、記憶が失われないようです。細かく言えば、ウコンにはモノあるいはビスデメトキシクルクミンなどのクルクミンと同じ種類の成分がいくつか含まれており、そのような成分が微量ながらアルツハイマー痴呆症の予防に強く作用しているようです。

実のところ、インドの70歳代の人と、アメリカの70歳代の人を比べたら、インドのほうがアメリカよりもアルツハイマー痴呆症が4分の1程度も少ないのです。インドの人々は、クルクミンを含むウコンを食事に豊富に取り入れていますし、ウコンを使ったカレーは毎日のように食べています。

油と一緒にとりたいクルクミン

さて、健康食品としてのウコンには、アルツハイマー痴呆症の予防の他にも、脂肪の蓄積を抑制する作用が期待できます。ただ、妊娠しているかたは、ウコンの取りすぎは流産を引き起こす可能性があるので、注意が必要です。それ以外の方は、クルクミンを含むウコンをできるだけ食卓に取りいれてほしいですね。

また、毎日でもウコンをとれる方法として、錠剤などは手軽な方法ですが、その場合はできるだけ食間でなく食事の時に、それも油を使った料理と一緒にとるのが理想的です。それは、ウコンに含まれるクルクミンは、水に溶けずに油に溶ける色素だから。ビタミンAやEと同様で、油と一緒にとると体内への吸収率がいいのです。

ウコンを上手に摂って、健康な体をぜひ作ってください。

【出典】 月間茶の間 274号より

ウコンの根と山田健康堂の濃縮ウコン粒
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