プジョーやシトロエンなどの一部のお車にお乗りのお客様でタイヤ店やカーショップにタイヤ交換やバランス点検にいかれた際に、 設備の関係で測定・調整ができない!と言われた経験のあるお客様はいらっしゃいませんか?

矢東タイヤではこれらの車輌にも対応できるように設備を整えております。

え?何が違うのかって?

それでは具体的に画像を見ながらご説明させていただきますので、
こちらをご覧くださいませ!


まずは一般的なタイヤホィールのバランス調整の場合を見てみましょう。


まずは一般的なホィールです
一般的なタイヤホィールのバランス調整作業では、タイヤホィールがバランスを測定する機械=バランサーに付いている、このような光景をよく目にされると思います。

どうやってバランサーについているんでしょうか?
ここでどのような状態でバランサーに装着されているのか見てみましょう。
手前のアダプターを外すとこのような状態で真ん中に一本芯(シャフト)が通っております。
この画像のようにホィールはセンターキャップやホィールキャップを外すと一般的には中心に穴(センターボア)が開いております。

バランサーはこのようになっています
バランスを測定する調整機器はこのようになっております。
先程の画像のようにこのシャフトへとホィールを通して表側からアダプターで留めるんです。

あれ?穴があいていない!
しかしプジョーやシトロエンなど一部の車種の純正ホィールはホィールの中心の穴(センターボア)がふさがっておりバランサーのシャフトが通りません!
このままではバランサーにタイヤホィールがつきません!

あれ?・・・どうして?・・・
ところが・・・・あれ?
バランサーにホィールが付いていますね!

これがないとダメなんです!
実はこの画像にある特殊な専用アダプターを使用することでバランス作業が可能になるんです!

これでバランス測定&調整が可能です
バランサーにタイヤホィールがつけば、あとは一般のタイヤホィールと同様にきっちりバランス測定&調整作業を行います。

最後に少しだけお願いです
でもこの特殊アダプターをバランサーへ装着するのに少しお時間がかかるんです。
また、このアダプターを使用してバランサーへタイヤを装着するのも少しだけ手順が複雑になるので 一般的なタイヤホィールよりも少しだけお時間がかかってしまいます。
何卒、ご容赦いただき、お時間に余裕をもっていただいて、 ご予約していただきまして、ご来店いただけると幸いです。




最後までご覧いただきましてありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。少しでもお客様の疑問点や不安点が取り除くことができれば幸いです。

矢東タイヤではこうした特別な車輌でも安全・快適運転の為に、 しっかりと調整ができるように機械工具を取り揃えるようにいたしております。
今後も車輌の最新の技術に対応できるように努力・研鑽してまいります。

こちらの作業は、ご来店いただいた店舗によって設備や段取りが多少変わってまいりますが、 大まかな標準的な工程の流れは概ね上記の通りです。

なお実際にピットで作業をご覧になりたいお客様は回転体などがあり危険ですので スタッフに一声おかけいただければ安全にご覧いただける場所をご案内いたします。

タイヤやホィールは車の安全を司る大事な部品です。 定期的な安全診断を受けていただきますようお願いいたします。