江戸時代の大名が、 娘の嫁入り道具に使用した
蒔絵とを思わせる、この屠蘇重七つ揃え。

お正月やお目出度い席で使いたい
道具を彩る蒔絵の意匠として選ばれたのは、
古典的かつ上品な題材です。


川を流れる波の繊細な筆遣い。
上空を流れ行く雲を表現する、飴色の塗り。
落ち着いた金の輝きを放つ、川にかかる宇治橋。

贅沢に金を使用した蒔絵は、華麗にして優美な
絵巻物を貼り付けたかのような仕上がりが魅力です。

 

  一つ一つが芸術的だからこそ、
その七つの道具が揃ったとき、
見るものが思わず息を呑んでしまうような
圧倒的な存在感を放つ。

通常のものより
少々小ぶりに仕上がっていますが、
それも七つ揃えた時の
全体のバランスを考えればこそ。

一年に一度のハレの場だからこそ、
「家宝」と呼べるような、
家の自慢となる器を使いたい…。

そんな思いにお応えすることができる、
芸術品の域に達した 蒔絵の逸品です。







近世・近代と呼ばれる時代にヨーロッパを魅了し、
その名を【 ジャパン 】とされた漆器(主に蒔絵のもの)。

漆を塗り重ねるほど深みを増す色と、
しっとりと照り映える金粉、銀粉。
そして絵柄にいきいきと表現される
磨きぬかれた「ジャパン」の世界は、
完成された一つの芸術というべきもの。

大事に使って、親から子へ、
更にその子供へと受け継いでいきたい、
宝物のような存在の道具を、
一つお手元に置いてみませんか。