ヨーロッパ諸国がおもちゃの先進国と言われますが、日本にはものづくりの長い歴史があります。
日本人ならではの細やかな感性や素材へのこだわり、より高い技術への挑戦…。
ウッドワーロックでは、誇りをもっておもちゃ作りに取り組む作家さん・デザイナーさんを応援しています。


相沢康夫

1955年、静岡生まれ。
おもちゃデザイナーとして国内外で活躍するほか、漫画家、積木パフォーマー、おもちゃ屋さん…と、多彩な顔をもつ。
スイスのネフ社ほかで10点のおもちゃが製品化されている。著書に、『好きッ! 絵本とおもちゃの日々』『まだ好き…続・絵本とおもちゃの日々』(共にエイデル研究所・刊)。
その他、共著書、イラスト、装幀書多数。遊ぶことと、子どもに関わることが大好きで、保育や遊びに関する講演や積木パフォーマンスなどで全国を飛び回っている。
相沢康夫さんのおもちゃ

■玉落とし・ヴィアJ
■積み木・ヴィボ
■積み木・アレーナ
■積み木・ジーナボーン
■本・好きっ!
■本・まだ好き…
よぐちたかお

1968年、多摩美術大学デザイン科卒業。
絵本作家、グラフィックデザイナー、イラストレーター、タイポグラファーとして活動。
特に文字と絵や図形を複合させた表現を得意とする。
朝日広告賞入選、第4回石井賞タイプフェイスコンテスト第1位など入賞多数。
また長年「視覚的なおもしろさ、不思議さ」を追求し、アイデア開発とビジュアル表現の展開に携わる。著書に、動く絵本の『サーカスがやってきた』(福音館書店)があり、外国語版『CIRCUS』がスイスのネフ社から刊行されている。
よぐちたかおさんのおもちゃ

■アクティブアートフレーム
■動く絵本・パズル
野出正和

1966年、東京生まれ。
長男の誕生をきっかけに「輝いているおやじの背中」を見せるために異業種から転身し無垢工房を設立。
埼玉県飯能市で木のおもちゃの開発・販売、造形教室アトリエMuku、工作教室、保育園等の空間造り、イベント企画・実演、ギフトなどを手掛ける.。
おもちゃに遊ばれないで遊びを作り出せるシンプルで安全なおもちゃを開発。出張工作&木の遊園地などのイベントも展開。
野出正和さんのおもちゃ

■積み木・忍者
■モノクロガラガラセット
■ワーキングプレート
■小田急なりきりグッズ
■指遊び・キョロ
■色並べ・ならべっこ
■天使の手型
■ままごと・MUKUレンジ
小松和人

1980年、埼玉生まれ。
おもちゃのこまーむデザイナー兼代表。おもちゃの制作活動等を通して「遊び」をプロデュースする。
子どもの誕生を機におもちゃ作りを始める。木のおもちゃのデザインのほか、『TVチャンピオン輪ゴムクラフト王選手権』優勝や『NHKすくすく子育て』講師などの経歴を持つ。
年間2000人以上の子どもたちに工作の楽しさを伝え、子どもと遊び・おもちゃについての講演も行っている。
小松和人さんのおもちゃ

■指遊び・タップネット
■どんぐりころころ
■こまむ・どおる

富永周平

1972年、ローマ生まれ。
1996年、多摩美術大学絵画科卒業後、 ISTITUTO EUROPEO DI DESIGN(イタリア)にて家具デザインを学ぶ。
インテリア家具のデザインに携わるなか、自身の息子の誕生を機におもちゃのデザインを始める。以来長く受け継がれる、おもちゃとアートを融合したモノづくりを続ける。各地での個展開催のほか、エルツおもちゃ博物館の「あそびを育むおもちゃ展 〜色・かたち・素材が広げる創造の世界〜」へ出展するなど精力的な活動を続ける。洗練されたデザインは大人のファンも魅了している。
富永周平さんのおもちゃ

■サイコロ ラ・メーラ
■マーパ・カーサ
■ルッカ(Lucca)
宮崎 剛

1977年、東京生まれ。
2000年、東海大学教養学部芸術学科卒業後、工房atelier-fuを創設。創作玩具公募展 C-TOY2009 にて新人賞受賞。
「素直な感動や喜びを伝えられるような、普遍的な作品を生み出す場所でありたい」というコンセプトのもと、ジャンルの枠にとらわれないクラフトアート「ハッピーインテリア」シリーズを展開。
徹底した手作業へのこだわりと、素材選びの厳しい審美眼はまさに職人。完成度の高い新作を次々に発表する注目の若手作家。
宮崎 剛さんのおもちゃ

■オルゴール
■∞ infinity
■○ zero
■人形積み木 スムース
■プルトーイ REAR
■世間知らずなおチビちゃん
■積み木 TEETH
吉岡滋人

1971年、北海道生まれ。
武蔵野美術大学大学院修了後、玩具製作を開始。
1997年ART BOX大賞 入選以降数々の賞に輝く。
北海道の吉岡工房にてデザイナーを務める。代表作milcarは北海道産木材を中心とした国産材木のみを使用し、塗料・接着剤もST基準(玩具の安全性証明)適合の玩具に適したものを使用。赤ちゃんにも地球環境にもやさしい玩具作りをコンセプトに掲げている。おもちゃとしてはもちろんのこと、アート作品としても高く評価されている。
吉岡滋人さんのおもちゃ

■ミルカー milcar
のぐちようこ

1995年、武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。
企業にて、雑貨の企画・デザイン、web 制作等を経て、2004年よりフリーランス。
雑貨・文具・玩具等の企画・デザイン、グラフィックデザイン等で活動中。 コドモのくらしを考えるデザインプロジェクト「コド・モノ・コト」メンバー。 また、母、のぐちみつよ(布のえほん・おもちゃ作家)との企画展示等も行なっている。 ブログに綴る「日々をほんの少しわくわくさせてくれるようなモノをつくりたい…」という言葉通り、その作品には遊び心があふれる。
のぐちようこさんのおもちゃ

■きりぬきこくばん
■ひげ+コック帽
いろけん

1968年、兵庫県生まれ。
イラストレーターを経て、「ハナレグミ」のライブ会場に飾られていたモビールとの出会いを機にモビール作家へと転身。
両親と弟は吉本の漫才師…という異色の家族構成。「クスッ」と笑えるユーモアたっぷりのモビールが得意で、物語のひとこまを切り取った様なデザインは、飾った時にゆらりと動いて初めて完成する。
テレビ番組をはじめとした多くのメディアでも紹介され反響を呼んでいる。ワーロックでは大人の方への贈り物に絶大な人気を誇る。
 
いろけんさんのおもちゃ

■モビール
スワミカコ

1998年、女子美術短期大学
卒業。
7年間の広告デザインの仕事を経て、現在は魚魚かるたで有名な北星社勤務。
おもしろいこと、興味のあること、ワクワクすることを発見してもの作りに没頭し、とことんまで追求する姿勢は、根っから職人魂を感じる。北星社入社後、独自の世界観で作り上げた「紋かるた」は、着想・パッケージデザイン・文化性の高さから専門家をも唸らせる出来で、各方面から高い評価を得ている。 
スワミカコさんのおもちゃ

■紋かるた


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