vol.1 木について
はじめまして、店長のくり坊です。
(もうすぐ40歳。妻一人の夫であり、男の子2人の父)

はじめましてというのもおかしなものですが、WOODPROのメルマガは、
店長代理の中本を中心に発行しているので、そういう意味で
「はじめまして」と申し上げた次第です。

今回より、中本に無理を言って、店長による、店長のためのコーナーを
新設いたしました。店長のためのコーナーですので、「ひとりごと」と
タイトルがついているわけです。もちろん、冒頭の「待望の新コーナー」
は、正確には「店長待望の新コーナー」となります。

そういうわけで、かなり独断と偏見に満ちたものになるかもしれませんの
で、皆様も、他人のひとりごとを盗み聞きする気持ちでお読みください。

さて、今回のテーマは、「木」について。
なにしろ、WOODPROというくらいですから・・・。

日本人って、本当に偽物がすきですよね。「木」が好きだといいながら、
木の粉と樹脂なんかを混ぜて、「腐らない木。メンテナンスも必要なし」
なんて商品が結構売れてるらしい。

それは、もう「木」じゃないんじゃないの、なんて思います。

そんな腐らないようなものを人間のエゴで作るから、不要になったときの
処理に困ってしまう。いつの日か腐って土に返るから「木」はいいんです。
日本は、「木と紙の文化」なんていわれてますけど、それも今は昔。
周りを見てください。

ドアといえば「木目柄」のシート張り。車のフロントパネルの木目も印刷
(本物の高級車は、本物の木を使ってますけど)、
和室の天井はきれいな木目を紙に印刷したものでしょう。

この調子でいったら、山に生えてる木も、プラスチックになって
しまうんじゃないかと、おじさんは結構憂いているんですが・・・。

BY THE WAY (ちょっと中学生気分)

「腐らない人間、メンテナンスも必要なし」なんて人間ができたら、
皆さんそれを「人間」であると認めますか?

さあ、どうでしょう。

「それって、サイボーグじゃん」という声がどこかから聞こえましたが、
まさしくその通り。そう思ったあなたは正常です。

まさか、「それもいいかな」なんて思った人はいないでしょうね。

「AI」という映画がありましたが、ロボットが人間になりたいと思うから
「泣かせる話」なのでしょう。
名作「銀河鉄道999」は、哲郎という主人公がロボットの体を求めて
旅に出る話ですが、結局、人間であることの幸せを訴えているのです。

そこのところを踏まえていただいて、「木」のよさを見つめなおして
もらえたら、と思います。

みなさん、木のことをもっと知ろうではありませんか!

次回より、もっとタメになる「ひとりごと」をのたまいますので、よろしく。

※文体に一貫性がありませんが、「ひとりごと」ということでご容赦ください。