キット商品では　同じ大きさでも価格は2-3倍の違いがありますね。

大きさなりの価格だけで決めると失敗します。　ウッドデッキはその名の通り木材を使います。そしてウッドデッキの大半が木材の価格です。 木材の価格というのは体積で決まります。
ウッドデッキ本体の奥行きと巾を掛ければ面積がでます。巾2.5メートル奥行き１メートルでは面積は2.5平方メートルです。 これに厚みが加わります。例えば厚みが2センチの場合2.5平方メートル×2cmで0.05立法メートルとなります。もし厚みが3cmの場合は2.5m2(平方メート)×3cmで0.075立法メートルです。つまり面積が同じでも、木の厚みは1.5倍あれば、価格も1.5倍になります。
中国製のデッキの厚みは、当社の半分以下ですから、それだけで値段の開きは倍になるわけです。

左がネット通販で多く販売されている中国製デッキ、右は中国製デッキの上に当社の標準的なウッドデッキ部材を乗せたもの、厚み、巾とも大きく異なります

これに木材の種類によって基本価格が異なります。ウッドデッキの場合は耐久性があるものほど高くなる傾向があります。 結局、安いものには必ず理由があるのです。その理由が自分で許容できるものあれば購入すればよいのです。

2.作り方は簡単と宣伝されていますが

3.ウッドデッキには専用束石を使う

束石はホームセンターなどで販売されています。またウッドデッキ製作本などにもいくつかの束石の種類と利用方法が紹介されています。束を束石に入れて固定するタイプのもの、束石に付属している羽子板に束をビスで固定するもの、住宅用としか考えられない束石、などがあります。これらの束石を利用することはこれはまずい選択です。

束と束石を固定するメリットはなく、デメリットの方が多いからです。また現実問題として束石と束を固定してウッドデッキが確実に造ることができるでしょうか。これはプロの人間でも難しい作業です。束石と束を固定することはウッドデッキを固定し、風などでとばされないようにする狙いがあるのですが、現実にはウッドデッキはそれ自体の自重で動くことはありません。

ウッドデッキの多くは地面の上に設置するものです。住宅のように基礎を設置してその上に構築するものではありません。地面というのは厳密には凹凸があり、時間と共に変化します、多くは多少沈下します。沈下の状態はどの場所も一定ではありません。設置後に地面が沈下しますと束石とウッドデッキが固定されていると、修正することがとても困難です。束石に束が乗せられている場合は束石を少し移動して土などを入れて束石を戻す方法や、束石と束の間にゴム板などをいれて調整することが簡単にできます。

上のA列は羽子板付束石(束と固定する束石) を表しています。下のB列は束石の上に束を置くだけのものです。 束石に固定する場合では地盤が沈下した場合に対処の方法がありません。A-3のように隙間が空きます。束を置くだけの場合は地盤沈下為た場合は束石もずれますので、移動させて(B-3)土などを補強して束石を戻すことができます。私達の経験ではこのようなことはよく発生します。

5.丸ノコは必須です

6.人工木材は腐らない。最良の部材か。

7.がんばれば　作れる

8.シダー材

9.SPF材でもウッドデッキが作れる　2つの問題

ウッドデッキの業務を開始してから、大手建材メーカーや大手ハウスメーカーにOEM商品として長い間供給してきました。当社の組立方法を共同出願で特許申請の要請もありました。ネット最大手の会社よりキットデッキの供給要望もありました。OEM販売期間に商品の欠陥問題、クレームなどはほとんど発生せず、商品の品質、開発力など大変高い評価を受けました。その後インターネットの普及、とりまく環境の変化などで、現在はインターネットでの販売に専念しています。これは2つの理由からです。

①購入する人に価格を含めたコストパフォーマンスのよい商品として提供したい。

②メーカーである当社は購入者の意見を直接に、早く聞きたい、よりよい商品として改良を加えてゆくためですです。

私達は1979に日本で最初にウッドデッキを開発しました。その後、住宅用ウッドデッキの開発と施工を行ってきました。大きいものは大型テーマパークに採用されたり、住宅公社、民間の住宅などに現在でも施工しております。キット商品は1993年開発、全国のホームセンターで販売してきました。以後、お客様の要望や、DIY工具の普及に合わせバージョンUPをはかってきました。

ウッドデッキの開発から今日のキットデッキまでの詳しい話(商品の特長も含む) はコチラ

もちろんキットは日本最初に発売し、これほど改良をつづけてきたメーカーはありません。特許2件は技術力の証明です。それまで日本になかったウッドデッキという商品を市場に広めてきました。この商品のパイオニアとして業界に貢献してきました。大手を含む、ウッドデッキ販売・製造の多くの会社が当社に来社され意見を求められました。時代の流れに応じて、情報提供を行ってきました。またホームページの売買方法も多くのウッドデッキ販売会社によってマネをされています。樹種の説明、購入者の体験談、施工例、メンテナンス方法などは当社が始めたものです。同業他社にマネをされることは大変光栄な事と考えております。

その過程ではたえず安くていい商品を生産するために、木材以外の部材も探しました。日本で手に入るものは試したり、実験をしました。それらの部材で十分でない場合は自社開発しました。現在当社で開発したウッドデッキ用部材は、金属金物、特殊ビス、コンクリート束石、調整束があります。どれも地味ですが、ウッドデッキ用としては最高の品質とコストパフォーマンスを持つものです。

本格的なキットのデッキでとしては日本でもっとも多く生産していると思います。また購入者で製作に失敗した人は現在までいません。

用意する工具は3種類だけです。危険な丸ノコは使いません。何よりも間違をしないような作り方になっています。難しいところは工場加工で行うように設計されています。例えばやっかいで難しい塗装は工場で行っています。写真のインパクトドライバーはホームセンターでも貸し出しされています。また意外に知られていなのですが、予備のバッテリーがあるのと、ないのでは作業効率に大きな差がでます。 マニュアルもわかりやすいと好評ですが、マニュアル通りに製作すれば、男性女性、高年齢の方でも完成します。 多くの購入者がまず自分自身で驚かれます。そしてパートナー(ご婦人あるいはご主人)とご家族にあらためて尊敬され、そして近所の皆さんから感嘆の声が聞こえてきます。

1.キットデッキは中川木材産業の登録商標です。また2つの特許を持っております。時折侵害され、当社はその都度適切に対応してきております。キットデッキという名称はウッドデッキ特集の書籍、作り方解説本、ホームセンターなどのチラシに利用され、一般に普及しました。しかしこの名前は他社では利用できません。そのため同業他社では検索エンジン対策として 「デッキキット」とか「ウッドデッキキット」とか苦肉の案を考えられたようです。

また、強度抜群な特許工法の手摺と簡単床下水平工法は他社では製造することは出来ません。キットデッキ以外に当社から大手建材メーカーへのＯＥＭと部材販売でのみ製造、利用可能となっております。施工や、・メンテナンス性が抜群によいので、業者様にも好評を得ております。

2.当社のキッドデッキの写真や内容を利用して、別の会社名で販売しているウェブサイトが複数あります。絶えず新たなウェブサイトも 出現しております。定価の20%引き、40%引き、送料無料、期間限定などと記載されています。当社では、楽天(ウッドデッキと木物屋)、ヤフー(ウッドデッキと木物屋)、中川木材産業(オンラインショップ)の3つのネットショップでしか販売いたしておりませんのでご注意ください。