大西洋の楽園で、珠玉の葡萄を育めるその訳は、
この島の標高に隠されていた。
 ポルトガルで一番高い山は、エストレラ山脈にありその標高は1993m。その次に高い山が、マディラ島にあるのです。1862m(Piko Ruivo山)

 標高差を持っているから、それは気温差でもあり、亜熱帯な気候でも葡萄は、美味しく育つのです。

 
こんな小さな島に、高い山、如何に過酷な斜面を持つか、想像は簡単です。
 この急峻な斜面は、栽培に厳しさを強いながらも、マディラワインになる素晴らしい葡萄が育つのです。

 (マディラ島)ポルトガル
 首都リスボンから南西に900km、アフリカはモロッコの西650km。大西洋に浮かぶ740k屐扮眸大島720k屐砲旅さを持つ「大西洋の真珠」と呼ばれる、亜熱帯の孤島です。

 (マディラワイン)
 この小さな島で生まれるワインです。
 その造り方は、ワインを仕込んでから酒精強化して、高温の温度の中で熟成させたワインなのです。
 その熟成によって、独特の上質な老酒のような甘いワインが生まれるのです。
 その甘さは、葡萄果汁の甘さです。マディラの急峻な斜面で、温かな気候の中で生まれた葡萄本来の甘さです。酒精強化するとき、そのブランデーのアルコールに酵母が発酵を止める為に残った甘さなのです。
 (マディラワインその種類)
辛口から甘口まで、品種によって表示するものが熟成年数によって分類されるものと、レギュラーな三年物とに分けられます。それを少し下にご説明させて頂きます。
標高差580mの絶壁からの眼下の景色「カーボ・ジラオン」  
 (マディラワインその希少性)
 島の面積740k屬涼罎砲△詆鯑哉の広さは2000ha
9軒あると言われるメーカーの製品全部を集めても、その生産量は年間で
700万本! ポートワインなら一社の量です。それでも世界三大酒精強化ワインの一つとして数えられている。
 シャンパンが普及する19世紀末までは、
乾杯にはマディラが使われていました。
 
アメリカが独立宣言のパーティーを催したときも、ペリーが欧米人として初めて日本に渡航して浦賀奉行を接待したときも、マディラは注がれました。
 シェークスピアが「ヘンリー言ぁ廚涼罎
「マディラワインのためなら死んでもいい」とも記されています。
 
歴史さえもが、その希少性からの憧れをもたれ、現在に至るワインなのです。


                        伝統的な醸造法を継承する信頼厚きマディラ生産者
二つの加熱熟成方法
(エストゥファ)

クーパ・デ・カロール
の施設


アルアゼン・デ・カロール
の施設
 (ヴィノ・バーベイト)
  Vinhos Barbeito
 冷静に見てもこの生産者は、マディラワインを代表する生産者と私は信じています。
 それなら、他の生産者に広げずに、リカルド・フレイタス氏率いるバーベイト一社に絞ってマディラの取引をする方が、
潤滑に皆様にマディラのよさをご紹介できると考えたのです。
 詳しい会社の沿革はこちら

 (バーベイト社に絞るその訳は)
 マディラ特有の加熱熟成のその方法にあるのです。
 加熱熟成は45度ぐらいを目安にその高温を保ちます。
 そうする事によって、マディラワイン特有のカラメル風味をかすかに帯びてくるのです。
 その温度が低い方が、香りよく、その代わりに時間を多く必要とするのです。

 三年物とそれ以上のマディラではその加熱熟成方法は違います。

 
三年物は「クーパ・デ・カロール」という加熱熟成が認められている。これには温熱パイプが直接ワインに触れて、不必要な焦がした香りが付かないようにしている。この手法はバーベイト社だけです。
 
それ以上のマディラは「アルアゼン・デ・カロール」という温室のような所で、丁寧に熟成をされます。そして無理の無い伸びやかなマディラ香が楽しめるのです。
ヴィノ・バルベイト社 社長
リカルド・フレイタス氏
(量産葡萄品種
 ティンタ・ネグラ・モーレというポピュラーな品種の島内での平均生産量は約90%。
 バルベイト社は約70%、その分
高級品種の生産をしている事が分かる。
以上2004年5月大西力ポルトガル旅行にて

(マディラワインその葡萄品種の特性)

 マディラワインに葡萄品種を表示する場合は、85%以上表示品種を使用して、5年以上の熟成をしなければなりません。
 またヴィンテージを表記するには20年以上の熟成が必要です。


◆Sercial(セルシアル)
標高600〜800mの高地で栽培されます。ドイツ原産。果実は15〜20mmの楕円形、緑がかった黄色で強い酸があります。ワインにすると味も強くなりますが、長期熟成ににより、ドライで芳香のある優秀なワインになります。

◆Verdelho(ヴェルデーリョ)

標高400〜600mのやや高地で栽培されます。イタリア原産。緑がかった黄色で熟すと金色になります。果肉は固く豊かな甘味をもちます。食用にも向きますが、ワインにすると味のよい濃厚なミディアムドライワインになります。

◆Bual(ブアル)

標高300〜400mの暑い地域で栽培されます。ポルトガル原産。果実は15〜22mm。固く緑がっかった黄色で甘く、やがて熟して金色になります。ミディアムドライの大変良質のワインを造ります。

◆Malmsey(マルムジー)
海岸線から標高400mまでの最も暑い低地で栽培されます。クレタ島原産。果実は17〜20mmの円もしくは楕円。固くも柔らかくもありません。緑がかった黄色でやがて熟して金色になります。甘美さと優れたブーケで知られる高貴なワインを造り出します。

◆Tinta Negra Mole(ティンタ・ネグラ・モーレ)
マディラ島の
どの標高域でも栽培され収穫量の最も多い品種です。色合いは濃く豊かな甘味を持ちます。果肉は軽く、香りも淡いのですが、果実味と酸と糖のバランスの取れた快適なワインを造ります。また他の高貴品種をブレンドする事により、その高貴種の風味を生かしたワインに変化する為「カメレオンのような葡萄」と呼ばれます。
マディラ島の90%までがこの品種です。
木下インターナショナル様資料提供
マディラ島の現地にて数ある試飲の中で、ワインを選んで来ました。その中には当店単独輸入のワインもございます。よろしければご覧になってください。
単独輸入!
 5年もの特美味と思った二つの品種
こちら
20年以上
熟成が必要なヴィンテージ物
こちら