白馬村の目抜き通りに面したオーブス社の社屋。道路に対して微妙に斜に構えているのが気になって聞くと、裏のテラスから白馬三山が真正面に見えるように設計したそう。雪化粧の残る山々が美しく連なる景色は確かに圧巻!さすが元建築士の岸社長、細部まで計算された設計と思いきや、一番の絶景ポイントはトイレに立つ男性が見る窓だとか。う〜ん残念…。とはいえ、天気が不安定な時期にも関わらず滞在中は雲ひとつない快晴で、白馬の山々にも歓迎してもらえたようです。
「水」という究極のナチュラル商品を製造するオーブス社なので、社屋もさぞかしナチュラルだろうと期待大。周辺の景色になじむウッディな外観は私が想像した通りで、玄関から覗いた屋内もあふれる太陽光と無塗装の木の壁がとても明るく爽やかそう。
ところが実際は、安価な合板建材だけを使ったというのです。それってシックハウス!?
でも、すごく気持ちがいい。なぜならオーブス社が開発したVOC(揮発性有機化合物)対策を施された建物だからです。
「水の物性」に着目したオーブスのVOC対策は、まずVOC発生源である建材類に分解液と呼ばれる第一液を噴霧。建材から放散し始めているVOCの揮発を促進・分解します。十分に換気した後、第二液(仕上げ液)を噴霧し、建材に含まれる結合水に働きかけて安定化し、建材の酸化を抑制してVOCの揮発化を半永久的に軽減します。最後に安定液で、被膜効果を強化して安定性を高めます。これらの特殊液はすべて、オーブスの高密度純水をベースとした超微粒子ミネラル水です。
十分に換気した後家具がない状態での施工が好ましく、新築やリフォーム、転居などのタイミングが理想的ですが、一度施工すれば効果が半永久的というのは非常に魅力的。長く住み続けたい家だから、快適に住める住環境に整えたいというのは誰もが願うことですよね。
今回の訪問中にこの技術の背景を聞き、特に、数年前の建築基準法改定の際、安全で確実なオーブスの技術に大臣認定が下りなかった理由を知った時は、あまりのショックに声がでなくなりました。
VOC対策技術を持つ企業として、国土交通省の共同研究者対象に選ばれ、主査大学教授の研究所実験にても、その他の技術では結果を出せなかった問題を見事にクリア。その実験結果は研究者らからも大いに評価されましたが、他の対策剤同様、建材類に認定される「大臣認定品」として登録されませんでした。オーブス社の対策のみが国の認定する唯一の製品として登録されれば、一社独占の対策製品となってしまうことが懸念された結果なのかも知れません。採用されたのは、すべての居室に24時間換気システムの設置を義務付ける、内装材種の制限、などといった方策。「毒物が発生するから一日中換気しましょう」となれば、建築コストやランニングコストが引きあがります。誰が苦しんで誰が喜ぶのかは、読者の皆様にも容易にご想像いただけることでしょう。
オーブスのVOC対策技術は様々な公的機関等での受注・施工実績があり、すばらしい実績データも集まっていますので、早急にこれらをまとめ、劣悪な住環境にお悩みの方々や、より快適に暮らすための手段をお探しの方々に情報をお届けしたいと思っています。そして何より、家族の健康が確実に脅かされている事実にお気づきでない方々にも、新たな選択肢となりえるような情報発信に努める必要性を強く感じています。
オーブスのVOC対策にご関心をお持ちの方々は、どうぞ弊社宛にメールやお電話にてご連絡ください。ある程度の整理ができ次第、最優先でご案内させていただきます。