洗濯洗剤「海へ…」に使われている界面活性剤は全体のわずか16%。
1回のお洗濯に換算するとたった0.8mlの界面活性剤で3kgのお洗濯ができてしまうのです。
その原料として使用されているパーム油、ココヤシ油は、確かにプランテーションなどで作られたものを使っています。しかし、この洗剤の製造方法ですと、パーム油やココヤシ油は、本当に極わずか(石けんの1/30)なので、プランテーションではなく自生しているワイルドなものからパーム油、ココヤシ油を使うことにより製造可能なのです。
大袈裟に言えば、自分の庭に生えているココ椰子で家庭で使う分だけの洗濯洗剤が自給自足出来てしまう。そんなイメージ。
しかし問題はがんこ本舗が、そのワイルドなココ椰子などから取れるパーム油やココヤシ油のルートを持っていないということなのです。
その点も含め今も尚、そういうルートを探したり、自分たちで作れないものか?
界面活性剤をもっともっと少なくできないものか?などと日々研究を重ねています。
ちなみに、洗濯・台所・身体・髪…と、すべてを石けんでまかなうと世界人口1億人分のヤシしかないそうです。赤道に集中している貴重な資源を無駄にしないで循環させる、先進国のエゴで消費しないという観点も弊社では大切にしています。もしも世界中のみんなが「海へ…」を使ってくれたらプランテーションの栽培面積を1/10にすることも不可能ではありません。自然回帰もなし得る技術なのです。
使用消費量を抑えることが結果として社会貢献につながると考えています。
がんこ本舗は大企業に比べればまだまだ小さな小さな会社。ですが、私たちはいきなり100点満点は取れませんが、未来の子ども達のために、より良い自然環境を残していこうと、環境活動を含めた環境教育も並行して行っています。 この洗剤が開発された当時は1999年。その当時、界面活性剤の量が他の一般的な洗剤の1/30で、世界で初めて濯ぎ1回型の節水を実現した先見性を持っていました。わずかティースプーン1杯の5mlで3kgの洗濯ができて、排水後は1日で94%、1週間で100%生分解されます。
もちろん、環境面の配慮だけではありません。 化粧品に使われている純度の高い原料を採用し使用しているため手肌にも優しい洗剤です。 大切なことは、少しずつでも、その環境を変えていこうという想いとアクションと継続だと思っています。
こらからもどうぞよろしくお願いいたします。