【家庭用溶接機】
溶接を行う上で、まず揃えたいのが家庭用溶接機!用途によって種類は様々です。自分に一番合った溶接機を選びましょう!

【遮光溶接面】
溶接光を直接見ると、紫外線により目を傷めてしまいます。溶接光は必ず溶接面を通して見てください。また、ヘルメット型の遮光溶接面の場合、両手を使用できるので、作業がスムーズに行えます。女性の方も安心!
【溶接棒】
アーク溶接には必要な溶接棒。溶接する鋼材によっても、使用する機械によってもその種類はさまざまです。作業に適した溶接棒を選びましょう!
【サングラス】
溶接時に関わらず、すべての工程において必要なのがサングラスです!切断時、仕上げ時の光や金属の飛び散りから目を守ります。
【皮手袋】
溶接時、関連作業には火花が飛び散る作業が多く含まれています。安全のために、必ず皮手袋をはめてください。
【革エプロン】
皮手袋同様、溶接時の安全のために装着してください。

【鋼材】
溶接をするためには、材料が必要です。用途に応じて、ホームセンターや専門店でお買い求め下さい。
※街の鋼材屋さんも、個人販売可能なところが多いです。

■基本スタイル

■作業場所

 溶接作業を行う時は、溶接のスパークやガスの火花が出ますので、周りに燃えるものを置かずに、安全を確保して下さい。また、閉め切った空間での作業はヒュームを吸ってしまう恐れがあるため、換気を十分に行ってください。

■溶接時のポイント

 ノズルを約1cm程度近づけて垂直にワイヤをあてる。
 約1〜2秒トリガーを引く。
 溶接ポイントをずらし、1〜2秒の溶接をくりかえし行う。

■切断時のポイント

 直線切りの場合、あて板を使用するとやりやすい。
 材料に対し垂直を保ちながら、ゆっくり引き寄せる。

■研磨時のポイント

 切断面が粗くなった場合、寸法に誤差が生じます。
ディスクグラインダーを用いて研磨します。
 図のような状態になれば、組み立てやすくなります。
【材料】鉄板4.5mmt、アングル3.2mmt×40mm×40mm、鉄板16mmt
【使用機種】溶接機、プラズマ切断機、高速切断機、ディスクグラインダー

■溶接作業の定盤に使用する鉄板をカットする。

 4.5mm厚の鉄板に600mm×400mmを測り、石筆で鉄板にけがく。
 熱で切断する道具を使用する場合は、石筆を使用する。
 プラズマ切断機で使用し、けがいた線に沿って切断する。
 
※定盤となる鉄板はホームセンターなどで販売している適当なサイズを使用してもOK。ただし、薄すぎると溶接作業時の熱によって歪んでしまうので4mm厚以上のものを使用しましょう。

■カットした定盤裏面に外枠を取り付ける。

 アングルを600mm×2本、393mm×2本カットする。
 どちらかの長さ2本の両端を写真のようにカットする。
 組み合わせて確認する。
 定盤裏面に枠となるアングルを重ねてセットする。
 溶接機を使用し、定盤とアングルを溶接する。
 3cm位の溶接を数箇所行う。
※アングルの端をカットするときはプラズマ切断機を使用し、組み合わせるときはディスクグラインダーなどで削り調整しながら行うと良いでしょう。
※定盤とアングルの溶接は両端を仮付けして、固定してから本付けしましょう。

■定盤の四隅にアングルを溶接し、足を組み立てる。

 アングルを400mm×4本カットする。
 マグネットなどで鉄板を固定して、定盤の前面と側面に溶接する。
 定盤を囲むように、なるべく隙間の無いように数箇所を溶接する。
 番線でフックなどを作り、工具などを掛けられると便利でしょう。
※薄板の溶接の場合は、やりすぎてしまうと穴が空いてしまうことがあるので、点付け(1〜2秒)溶接を断続的に行うと良いでしょう。

溶接機の一覧表です。
半自動溶接機
アーキュリー80ルナ2 SAY-80L2
アーキュリー120 SAY-120
アーキュリー160 SAY-160
交流アーク溶接機(100V15A・低電圧溶接棒専用)
ホームアークナビプラス SKH-41NP(50Hz)
ホームアークナビプラス SKH-42NP(60Hz)
バッテリー溶接機
ヴィクトロン130 SBV-130

オプション製品の表です。
商品名
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