予防接種をする時に、消毒綿で肌をふくと、ひやっとしますね。 これは消毒液が蒸発する時に皮膚の体温をうばうからです。RKFはこの現象を利用しています。 冷却エレメントに水をかけ、そこへ外の熱い空気を通し、熱気がフィルターの水を蒸発させる（=空気の熱が奪われる）ことで冷たい空気をつくっています。→構造を見る
	ランニングコスト（電気代／月） ●RKF502 1,900円 ●RKF402 1,000円 ●RKF302 500円 8時間／日×22日。23円/1kwhで計算 RKFは水の気化熱で涼しさを作りだすので、電力消費量はわずか。エアコンと比べて約1/7の電気使用量。電気代も 大幅に節約できます。 →スポットクーラーとの比較
	RKFの風は体にやさしい自然な涼風です。送風量が多く、遠くまで届くのでとても快適です。また圧縮機を使用していませんので、スポットクーラのように排熱が出ることがありません。
	RKFは仕様電力が少ない省エネ商品ですから、CO2の削減にもつながります。また、フロンなどの冷媒を使用していないため、オゾン層の破壊や温室効果ガスの増加とも無縁です。 1ヶ月あたりのGHGの排出量 ●RKF302 7.6kg ●RKF402 16.3kg ●RKF502 31.0kg 8時間／日×22日で計算。
	RKFの冷却性能は温度と湿度により変わります。気温が高く湿度が低ければより大きな冷却効果が期待できます。
	冷却送風される風は、身体にやさしい空気温度です。長い時間使用してもクーラーのような疲れやだるさが残りません。また冷却エレメントにシャワーのように降り注ぐ水が、マイナスイオンを発生させ、気持ちのよい空間をつくります。（レナード効果）

■ RKFシリーズとスポットクーラーとの簡易比較 RKFシリーズ スポットクーラー 冷媒 無 代替フロン 排熱 無 有 排熱があるため、スポット的には涼しくても結果的に室温が上昇する。 環境への影響 無 有 フロンガスの排出によりオゾン層破壊などの影響が問題となっている。 可動性 可 作業に合わせて自由に移動できる、車輪付で移動が簡単。 可 配管設備がない場合 不可 配管設備がある場合

Questions ++装備・オプションなど Ｑ１） 給水用のホースは付いていますか。 Ｑ２） 風量可変の強・中・弱で風量はどのくらい変わりますか。 Ｑ３） オートスイングにより、風は左右何度に広がりますか。 Ｑ４） ルーバーでは、上下何度まで風向を変えられますか。 ++水など Ｑ５） タンクの水がなくなると、本機は停止しますか。 Ｑ６） ドレンホースは必ず付けなければならないのですか。 Ｑ７） 水抜きはしないといけませんか。 Ｑ８） タンクー杯の水で何時間連続運転できますか。 Ｑ９） 井戸水、工業水を使用してもよいですか。 Ｑ１０） 水の温度は低い方が冷えますか。 Ｑ１１） 水が温まると、冷却性能が落ちますか。 Ｑ１２） タンクに給水する方法は？ Ｑ１３） 給水する手間をなくす方法はありませんか。 ++性能・機能など Ｑ１４） 冷風の湿度は、どのくらいですか。 Ｑ１５） 排熱が出ませんか。 Ｑ１６） エレメントは、何年くらいもちますか。 Ｑ１７） 製品は周波数が共通ですか。 Ｑ１８） 梅雨の時期は、性能が落ちますか。 Ｑ１９） 倒して運んでも支障ないですか。 Ｑ２０） 温度はどのくらい下がりますか。 Ｑ２１） 換気は必要ですか。 ++材質・素材など Ｑ２２） エレメントの材質は何ですか。 Ｑ２３） 冷風機にサビが発生することがありますか。 ++安全・衛生など Ｑ２４） 臭気がするのですが。 Ｑ２５） 安全装置は、何かついていますか。 ++使用場所・その他の使用方法など Ｑ２６） 畜舎で使用できますか。 Ｑ２７） 温室で加湿器として、使用できますか。 Ｑ２８） 風だけ送ることができますか。

Answers ++装備・オプションなど Ｑ１）給水用のホースは付いていますか。 Ａ１） 出荷時にはついていません。市販品を別途購入して下さい。 ↑UP Ｑ２）風量可変の強・中・弱で風量はどのくらい変わりますか。 Ａ２） 50〜100％の範囲で変えられます。 ↑UP Ｑ３）オートスイングにより、風は左右何度に広がりますか。 Ａ３） 左右各40度で、80度の広がりが得られます。 （RKF302には、オートスイングはありません） ↑UP Ｑ４）ルーバーでは、上下何度まで風向を変えられますか。 Ａ４） 上下各15度で、30度の広がりが得られます。この時、風量は多少、少なくなります。 ↑UP ++水など Ｑ５）タンクの水がなくなると、本機は停止しますか。 Ａ５） センサーが働いてポンプは停止し、送風運転になります。 ↑UP Ｑ６）ドレンホースは必ず付けなければならないのですか。 Ａ６） 中間継手を分離しての排水で、ドレンホースは要りません。 ↑UP Ｑ７）水抜きはしないといけませんか。 Ａ７） 週に一度は、必ず残留水を排水して下さい。タンク内の水をそのまま放置すると、腐敗や微生物増殖などにより臭気発生の原因となります。 ↑UP Ｑ８）タンクー杯の水で何時間連続運転できますか。 Ａ８） RKF302,402で8〜9時間、RKF502で4〜5時間連続運転が可能です。 ↑UP Ｑ９）井戸水、工業水を使用してもよいですか。 Ａ９） 水道水（上水道）を使用して下さい。雑菌が発生して、臭気発生の原因となることがあります。 ↑UP Ｑ１０）水の温度は低い方が冷えますか。 Ａ１０） 水の温度は低い方が、冷えます。但し、タンク内の水は循環しますのですぐに外気温度に戻り、効果は少ないといえます。 ↑UP Ｑ１１）水が温まると、冷却性能が落ちますか。 Ａ１１） 性能は落ちます。 ↑UP Ｑ１２）タンクに給水する方法は？ Ａ１２） ホース、または、ポリタンク等に水を入れてタンクに給水します。 ↑UP Ｑ１３）給水する手間をなくす方法はありませんか。 Ａ１３） RKF502の場合は自動給水装置をご使用下さい。水道に直結したホースを接続しますと、たいへんに手間が省けます。 ↑UP ++性能・機能など Ｑ１４）冷風の湿度は、どのくらいですか。 Ａ１４） 80〜95％くらいです。 ↑UP Ｑ１５）排熱が出ませんか。 Ａ１５） 風を送っているだけなので、排熱はありません。 ↑UP Ｑ１６）エレメントは、何年くらいもちますか。 Ａ１６） 毎日、水抜き、エレメントの乾燥を行えば、耐久性は向上しますが、周囲の汚れや水質の違いにより、耐久性は変動し、何年とは断定できません。 ↑UP Ｑ１７）製品は周波数が共通ですか。 Ａ１７） 周波数による違いはありません。 ↑UP Ｑ１８）梅雨の時期は、性能が落ちますか。 Ａ１８） 外気温と外気湿度によって冷却性能が変わります。梅雨期は湿度が高くなりますので、若干性能が落ちます。 ↑UP Ｑ１９）倒して運んでも支障ないですか。 Ａ１９） 支障ありませんが、水は抜いて下さい。また、運搬中の部品の紛失には十分にご注意ください。 ↑UP Ｑ２０）温度はどのくらい下がりますか。 Ａ２０） 外気温は高いほど、湿度は低いほど冷却効果があります。外気温が30℃、湿度が40％の時、約7℃の冷却効果、60％の時、約4℃の冷却効果があります。 ↑UP Ｑ２１）換気は必要ですか。 Ａ２１） 換気は必ずして下さい。締め切った狭い空間では、湿度が過度に上昇することがあり、冷房効果が得られないことがあります。 ↑UP ++材質・素材など Ｑ２２）エレメントの材質は何ですか。 Ａ２２） 紙です。紙に樹脂のコーティングが施されています。 ↑UP Ｑ２３）冷風機にサビが発生することがありますか。 Ａ２３） ステンレス等、サビにくい材質のもので作られているので、心配はいりません。 ↑UP ++安全・衛生など Ｑ２４）臭気がするのですが。 Ａ２４） 使い初めにエレメント（紙）の臭いがする事もありますが、しばらくすると、なくなります。どうしても臭いがとれない場合は、満水のタンク内に、市販の衣類柔軟剤を2〜3cc投入すればよい香りが得られます。長くお使いの後臭気がするときは、エレメントを取出してエアブローし、清掃してください。また、タンク内の清掃もお願いします。 ↑UP Ｑ２５）安全装置は、何かついていますか。 Ａ２５） １） 過負荷保護装置（ヒューズ） 電気系統に過電流が流れると、ヒューズ切れになり、全停止します。 ２） 水切れ検知装置 タンクの水量が減少するとポンプが停止し、このときは送風のみの運転となります。水をタンクに給水して運転操作をすれば、再び冷風運転になります。 ３） モータ加熱保護装置 モータが高温になるとモータを停止します。 ↑UP ++使用場所・その他の使用方法など Ｑ２６）畜舎で使用できますか。 Ａ２６） 外気より4〜7℃低めで、湿度80〜95％の冷風で良ければ使用できます。換気をしないと、湿度が高くなりますので、換気は必要です。ただし、腐食性ガスが発生していますので、部品の腐食が短期間に進行します。 ↑UP Ｑ２７）温室で加湿器として、使用できますか。 Ａ２７） 使用できます。冷風機は、気化した水分を含んで吹出しますので、加湿効果があります。その水分量は、毎時5〜6Lの水分を吹出しています。 ↑UP Ｑ２８）風だけ送ることができますか。 Ａ２８） 送風モードにすればできます。 ↑UP