Vブレーキ 音鳴り改善

Vブレーキから異音がするときの点検と調整方法を紹介します。

点検1

ブレーキシューの溝に砂利などがはさまっていたり、刺さっていないかチェックします。ブレーキシューの磨耗状態もチェックします。

点検2

リムが泥や砂や油などで汚れていないか、キズなどがないかチェックします。

点検3

ブレーキが片効きしていないかチェックします。

ブレーキシューの位置、角度の調整

上記の三つの点検で異常がなかったときは、ブレーキシューのセットを見直します。

ブレーキシューの角度をトーイン(八の字)にセットします。(1mmくらい)

トーインにセットする方法

台紙やプレートをシューの後ろ側に、はさみながらセットします。

こうすることで、リムとブレーキシューの角度を少し変えることができます。

トーインにセットしても音がなる場合は、トーアウトにセットします。(左右のブレーキシューとも同じようにセットします。)

フロントブレーキでよくこのセット方法を使うことがあります。

トーインが基本のセットですが音がする場合は、リムに対していろいろ角度を変えて音が消える位置をさがします。

この他にヘッドパーツのゆるみや車輪のスポークの張りの原因で音が発生する事があります。

音鳴りの少ないシマノのブレーキシューに交換すると簡単に解消してしまうこともあります。

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