一般車の前ブレーキとして多く使われているキャリパーブレーキですが、左右のバネのバランスがとれず片方のブレーキのパットが車輪のリムに当たってしまうことがあります。
片効きの状態です。
片方のブレーキのパッドが車輪のリムに接触していると、走りが重たくなったり、音がでたりします。
ブレーキを固定しているナットを10MMのメガネレンチやボックスレンチで緩めます。
反時計回りに90度くらい回します。
ブレーキレバーを握ったり放したりを数回した後、ブレーキレバーをしっかり握り、握った状態のままで先ほど緩めたナットを回してブレーキを固定し直します。
専用工具を使ってバネのバランスを調整します。
センターリング調整機能の付いたキャリパーブレーキの場合
ブレーキ本体のネジを回すことでバネの調整ができます。
ツーピボットキャリパーブレーキの場合
ブレーキ本体に調整用のネジがあります。