キャリパーブレーキの片効き解消

一般車の前ブレーキとして多く使われているキャリパーブレーキですが、左右のバネのバランスがとれず片方のブレーキのパットが車輪のリムに当たってしまうことがあります。

片効きの状態です。

片方のブレーキのパッドが車輪のリムに接触していると、走りが重たくなったり、音がでたりします。

解消法1

ブレーキを固定しているナットを10MMのメガネレンチやボックスレンチで緩めます。

反時計回りに90度くらい回します。

ブレーキレバーを握ったり放したりを数回した後、ブレーキレバーをしっかり握り、握った状態のままで先ほど緩めたナットを回してブレーキを固定し直します。

解消法2

専用工具を使ってバネのバランスを調整します。

解消法3

センターリング調整機能の付いたキャリパーブレーキの場合

ブレーキ本体のネジを回すことでバネの調整ができます。

ツーピボットキャリパーブレーキの場合

ブレーキ本体に調整用のネジがあります。

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