【1】トランペットの管体材質(本体材質)

一般的に多く用いられているものにはイエローブラスゴールドブラスという2種類の素材があります。 これらはブラス系と呼ばれるものです。 まずはこの2種類の特徴を覚えましょう。これさえ覚えておけば第一歩は終了です^^

○真鍮(ブラス)系とは銅と亜鉛の合金
真鍮(ブラス)は、加工のしやすさ耐蝕性が鉄などより優れ、外観も美しいため、古くから金管楽器の管体材料に用いられてきました。銅と亜鉛の割合により、イエローブラスゴールドブラスと呼ばれ音色のバラエティを生み出しています。

 

ベル材料と音色

イエローブラス明るく、張りのある音色
ゴールドブラス幅のある豊かな音色

○洋白系−銅とニッケル・亜鉛の合金
銅・亜鉛にニッケルが加わった、白色で光沢のある合金です。真鍮以上に耐蝕性に富んでいます
深く重厚な音色が特徴です。

 

【2】金属管体の表面仕上げ

表面仕上げとは最後にどういった塗装をするか、またメッキをかけるかです。この点は非常に重要で、もちろん音色にも影響してきます。【1】での本体素材、と表面仕上げ、この2点は音色を決める重要な要素です。
ということは、、、この2点を把握しておけば、おおよその音のイメージが出来上がります。それは楽器選びにも役立ち、楽器選びの指針になってくれます。
トランペットは加工のすんだ金属管の研磨の後、ラッカー塗装メッキをほどこして仕上げます。最終的な塗装が変わる事で、音色にも影響があります。
(ここで紹介しているものは、基本的な仕上げのみとなります。)

ラッカー塗装
ゴールドラッカー金色の塗料を混ぜラッカーを塗装)  シャープでパワフルな音
クリアラッカー透明なラッカーを塗装) ソリッドで暗めの音 フォルテの音抜けが良いと感じられる
メッキ
やわらかく明るめの音
楽器自身の特性が直接現れ、より細かなニュアンスが出せる
柔らかい、比較的目立つ音 銀メッキよりは暗めの音

 

【3】支柱について

管の響きや吹奏感にある程度の抵抗感をつけ、明るさ重厚さを付加するために支柱を立てています。 支柱の有無による音色の違いは下の表のようになります。

支柱
音色
なし
明るく、抜けがよい。軽い音色。
1本
豊かだが、ある程度の抵抗感。
2本
かなりの抵抗感があり、重い音色。


支柱なし


支柱1本


支柱2

【4】大まかにトランペットの音を構成する要素を挙げてみました。
これを基に実際に仕様の違うトランペットを見てみましょう。

YTR-1335   このモデルの詳細
【イエローブラス】【ゴールドラッカー】【支柱無し】 吹き易く音程がとりやすい

YTR-1335S   このモデルの詳細
【イエローブラス】【銀メッキ】【支柱無し】銀メッキの柔らかい音色
YTR-2335   このモデルの詳細
【イエローブラス】【ゴールドラッカー】【支柱あり】適度の抵抗感がある

YTR-2335S   このモデルの詳細
【イエローブラス】【銀メッキ】【支柱あり】銀メッキ+支柱ありでしっかりとした音

YTR-4335G  このモデルの詳細
【ゴールドーブラス】【ゴールドラッカー】【支柱あり】ゴールドブラスの豊かな音色
YTR-4335GS  このモデルの詳細
【ゴールドーブラス】【銀メッキ】【支柱あり】入門用最上位機種 人気モデル☆
YTR-8335G  このモデルの詳細
【ゴールドーブラス】【クリアラッカー】【支柱あり(2本)】最上級機種 人気モデル☆
YTR-8335S   このモデルの詳細
【イエローーブラス】【銀メッキ】【支柱あり(2本)】最上級機種
YTR-8335RGS   このモデルの詳細
【ゴールドーブラス】【銀メッキ】【支柱あり(1本)】最上級機種 リバースタイプ
※上記は全てYAMAHAのトランペットとなります。 音程(ピッチ)が安定しているので初めての方にもオススメです。

もっと知りたい(><)と言う方へ!!
【さらに詳しく】

【1】ボアサイズ

ボアというのは管の円周部分の直径のことを言います。このボアのサイズにより息の量が決められ、 音色が変わってきます。ボアには、サイズの小さい順にミディアム・ボアミディアム・ラージボアラージ・ボアがあり、直径の小さなものほど必要な息の量が少ないために吹きやすく音色は繊細 でしっとりとしたものになります。逆にボアのサイズが大きくなると、息の量も必要となり音色・音量と もに豊かで華やかなものとなります。最初はMLボアから始められると良いかもしれません。

【2】一枚取りベル、二枚取りベルベルの加工方法の違い)

1枚取りベル(1-Piece Bell)
  • 伝統的な工法で、大きな銀杏型の板からつくられる
  • 板厚が先端に向かって薄くなる
  • 職人の個性が出やすい

2枚取りベル(2-Piece Bell)

  • 広がりの大きな部分と、少ない部分とを接合して作られる
  • 板厚を含めて、均質で製品のばらつきができにくい
  • 加工が比較的、簡単な傾向にある


【3】ピストン式とロータリー式

どちらも空気(息)の流れを調整するためのバルブのシステムです。ピストン式明るい音色で、 故障が少ないのですが、ピストンを上下に動かさなければならないために、早いパッセージのときに は十分に扱いきれないこともあります。一方、ロータリー式は、音の変わり目がはっきりした深い 音色を奏でます。操作は簡単ですが、逆に故障がおきやすいと言えます。それぞれに楽器毎の 音色があるように、やはり一長一短があると言えます。

 

ピストン式 息の流れ


ピストン上下の運動距離は大きい


ピストン式

 

ロータリー式 息の流れ


約90°の回転で音が変えられるので、ストロークが少ない


ロータリー式


まずは何から始めたら良いか分からない、トランペットを選ぶ基準って、、トランペットを吹いてみたいけど何を揃えれば良いか分からないなど、小さな疑問でも構いませんのでお気軽にお問い合わせ下さい!
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