刻印【 上:GAF 把手:POM 下:FESP 】
例図とデザインが違っても、別タイプの鍵でない限り、交換の基本的な方法は共通です。以下の手順を参考に作業を行っていきましょう。
【 作業時間目安:20分~30分程 】
【 必要工具:一般的なマイナスとプラスのドライバー 】
図の玄関ドアの鍵(以降は「シリンダー」という)を交換していきます。
このタイプでは"プラスドライバー"と"マイナスドライバー"を両方使います。
まずは、上側シリンダーを取り外していきます。
ドアを開いて、必ずドアが閉じないにようストッパーなどで支えて下さい。
室内側の上下2ヵ所のつまみ(以降は「サムターン」という)から取り外していく必要があります。
室内側に移動して、表面にネジが見えている上側サムターンから作業していきます。 プラスドライバーで左右ネジ2カ所を取り外すと、上側のサムターンとシリンダーが外せます。
不意にシリンダーが外れてしまわないよう、ネジを完全に緩めてしまう前に、 空いているほうの手でシリンダーを支えてあげると安全です。
次に下側シリンダーを取り外していきます。
室内側に移動して、下側サムターンから作業していきます。
つまみが着脱式となっているので、そのつまみを外してから、残ったサムターン本体を見ると左右に小さな隙間があるので、 マイナスドライバー(同等の硬くて細いもので代用可能)を使い、少しずつ本体からカバー部品を取り外します。
カバー部品は樹脂製なので、無理に力を掛けすぎると破損する恐れ等ありますのでご注意下さい。
カバー部品を外し、ドアに残った図の金具の左右ネジ2カ所を取り外すと、下側のシリンダーを外せます。
これで下側シリンダーも取り外せました。
問題なく既存の上下シリンダーを取り外せましたら、これまでと逆の手順で新しいシリンダーを取り付けます。
必ず、全ての部品を取り付け終えてからドアを閉じて、最後に、新しいキーで鍵の動作を確認します。動作に問題がなければ作業完了です。
操作が固い場合は、取り付けネジの締めすぎや、部品間の位置ずれが原因である可能性が高いため、お手数ですが、少なくとも1回は取り付け直しをお試し下さい。
ご不明点や鍵に関するお困りごとなどございましたら、お気軽に「The・Kagi堂」へご連絡下さい。
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