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●まずクラブのスペックを計測します。計測可能な数値は全て計測した方がよいでしょう。
●特に、長さは基準点を決めなければなりません。ルーラーなどを使い、基準点にラインを入れます。
これによって、現状の長さを確認します。
●バランスも分かればより予測を立て易くなります。0.5インチ短くなると約3ポイントバランスは下がります。
反対に0.5インチ長くなると約3ポイントバランスは上がります。(この数値は目安になります)
◆長さとバランスは常に密接な関係です。正確に測りましょう!
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●ソケットを軽くヒートガンで暖め、緩んできたらペンチでずらします。
※この作業は慣れますとカッターなどでソケットを切ってしまうことも可能です。
●シャフト抜き機にクラブをセットし、ヘッドのホーゼル部をヒートガンで暖めながら抜いていきます。
◆カーボンシャフトは熱に弱いので、出来るだけ短時間でこの作業を完了させてください!
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●ホーゼル内を掃除。接着部分なので十分に!当店ではアセトンで脱脂します。
●ヘッド重量も必ず計測しておきましょう!
◆ホーゼル内の掃除はドリルにサンドペーパーを巻いて使用すると簡単にキレイになります。
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●シャフトの先端の塗装をはがします。はがさないと接着強度が落ちて危険です。
◆ベルトサンダーでなくとも、サンドペーパーの粗目で対応可能です。
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●メーカーサイトなどで確認し、番手やホーゼル深長別のカットを施します。
◆先端カットは不可のシャフトもあります!硬さ決定の重要部分ですのでむやみカットしない!
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●サンディング終了でホーゼルに差込、ラインを入れます。
●ラインに合わせてソケットハンディツールをセットし、ハンマーでソケットを叩き込みます。
◆ラインより少しずらさないとソケットが浮いた状態になりますよ!
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●今回はY-610を使用しています。2液混合なので比率を間違わないようにセッティング。
●グラスビーズを適量混合しよく混ぜます。
●シャフトとホーゼルに満遍なく接着剤を塗り接着します。
◆速乾性の接着剤は作業時間が短いので注意!
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●7で接着した際にはみ出た接着剤は拭き取っておきます。
●専用乾燥BOXに入れて所定時間を乾燥させます。
◆接着剤は室温が低すぎたり暑すぎたりすると、最高強度に達する時間が変わってきます。20〜30度以内で!
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●最初に計測した基準点から長さを計測します。バランスに問題ないのであればその長さでカットします。
●カットしたらグリップも乗せた状態でバランス計測します。
●バランスが不足する状態であれば、バランス調整します。少量であれば粉鉛で調整します。
◆バランス調整はできるだけしない方が良いです。必要な場合はへッドに鉛を張った方がよろしいかと。
※もちろん、粉鉛の調整も承りますが、大きな調整はされない方が無難です。
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●グリップテープを貼ります。螺旋巻き、ストレート、2重3重などお気軽にご指定ください。
●溶液でテープとグリップ内部を良くぬらし、一気に刺します!
●溶液が乾いてしまう前に方向をセットします。
◆装着するときはグリップエンドまでしっかりと挿入してください。
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●完成したクラブを計測します。
●基本的に「長さ」「バランス」「重量」「振動数」を計測します。
◆1回だけでなく2.3回は計測しなおしましょう!
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●ソケットを成形していきます。(当店ではアセトンを使用しています)
●クラブのヘッドを専用オイルで保護します。
◆ソケットの仕上げは腕の見せ所!ホーゼル外径とピッタリになるように!
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