いちばん見ていただきたいのは、やはり工房。職人が真剣な表情でランドセルを製造する様子を見ていただけるスペースは、本店にしかありません。店内まで響く、ミシンや金槌の音。若手とベテランが肩を並べて作業しています。ランドセル作りが盛んになる秋頃から冬の終わりにかけては土曜日も工房が稼働していることもありますが、現在は平日のみ。Webサイトの本店ページで職人のお休みを事前にお知らせしていますので、ご確認の上ご来店くださいね。
ヌメ革を天板一面に張ったレジカウンター。6年前の本店オープンから、じっくり味わいを深めてきました。定期的にオイルを塗って、メンテナンスも欠かしません。お客さまから鞄のお手入れのご質問を受けた際にも、このヌメ革を使ってご説明しているんですよ。カウンターの下と側面には、オイルヌメ革が張られています。気が付きにくいのですが、ぜひご注目くださいね。
ご家族連れでもゆっくりと過ごしていただけるよう、キッズスペースに新しい工夫が加わりました。黒板に並べられたのは、ランドセルの余り革で職人が手づくりしたマグネット。子どもたちはいろんな形に並べ替えて楽しそうに遊んでくれています。カーペットの上は靴を脱いで上がるため、直に座れるのも好評です。
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光が差し込むステンドグラスに描かれているのは、なんと鬼の顔。店内の落ち着いた雰囲気とは好対象に、子どもたちも楽しめるような遊び心を取り入れました。
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レジの後方、フレームをよくご覧ください。何かの部品のようにみえますが、ランドセルのパーツをとる際に使用する、抜き型が使われています。
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外装には、焼き物本来の味わいを感じられる、特注のレンガを使用しています。1965年は土屋鞄の生まれ年。ぜひ探してみてくださいね。