1. 魅せる、仕事鞄 No.1


エッジをぐるりと巻き込む太いパイピング、2段重ねの立体的なハンドルの取り付け、鮮明に浮き出た生成りのステッチ・・・この鞄は全てがくっきりとして「彫り」深い。また光の当たり方で、革のシボ模様が描く細やかな陰影が変わり、鞄に豊かな表情を加えていきます。




シンプルなデザインを引き締めるアクセントとして、際立った存在感を示すハンドル。芯材を封入して盛り上げた根革を台座の革に乗せ、実質3層構造の立体的な仕立てに。それぞれの革は厚みがあるためコバがくっきりと浮き立ち、彫りの深さを確かに印象付けています。




革のずっしりとした重厚感と、細部にまで目が行き届いた繊細さ。この2つの印象が、コーナー部分に同居。他よりも幅広のパイピングが太い糸でがっちり巻き付けられ、角には緩衝材を内蔵したふくよかなパッドを。 床に置いたときの安定感により、一段と存在感が強まります。



仕事鞄は持ち主の知性とセンスを表し、
時に佇まいへ気品や色気を添えてくれる存在。
革の芳醇な風合い、重厚な金具、
職人技の精巧なつくり込み。
それら一つひとつが鞄の品格を高め、
見る者を魅了していく。



  • 「彫りの深い、端正な顔の
    イタリア革ブリーフ」

エッジをぐるりと巻き込む太いパイピング、2段重ねの立体的なハンドルの取り付け、鮮明に浮き出た生成りのステッチ・・・この鞄は全てがくっきりとして「彫り」深い。また光の当たり方で、革のシボ模様が描く細やかな陰影が変わり、鞄に豊かな表情を加えていきます。

シンプルなデザインを引き締めるアクセントとして、際立った存在感を示すハンドル。芯材を封入して盛り上げた根革を台座の革に乗せ、実質3層構造の立体的な仕立てに。それぞれの革は厚みがあるためコバがくっきりと浮き立ち、彫りの深さを確かに印象付けています。

革のずっしりとした重厚感と、細部にまで目が行き届いた繊細さ。この2つの印象が、コーナー部分に同居。他よりも幅広のパイピングが太い糸でがっちり巻き付けられ、角には緩衝材を内蔵したふくよかなパッドを。床に置いたときの安定感により、一段と存在感が強まります。