タイガー・タケトラお詫び

申し訳ございませんでした。
申し訳ございませんでした。
竹虎四代目
タイガー・タケトラが出ちゅうかと思いよりましたが、残念ながらすっかりカットされちょりまして、ご覧いただく事が出来ませんでしたぜよ。

いやいや、実は、結構アレコレ撮影はしてもろうたがですぞね...。
竹虎の工場を案内したり...
竹虎三代目が頭を抱えたり...
竹虎四代目
けんど、仕方ないがぞね、テレビ局の方も一生懸命やったきに時間の都合など色々あったがですろう...。
しかし!
日本唯一の虎斑竹、竹職人
今回は老舗のという切り口でのご紹介いただいちょりました。皆様のお陰で今年は創業120年を迎える竹虎と日本唯一の虎斑竹の事や竹職人の事、そして色々な竹細工を沢山ご覧いただけて、虎竹の里の一同こじゃんと嬉しく思いよります!
山の竹炭窯にも 山の竹炭窯にも
今回は地元の山でコツコツと竹炭を焼いてくれゆう炭窯にも行って撮影して頂きましたぞね。初めてのテレビカメラに職人さんも緊張しちょりましたが、こんな裏方までご紹介いただけて、まっこと嬉しゅうに思うたがです。
「竹炭を使う商品って、なーんだ?」 空気清浄機「竹風」
番組の中では老舗竹虎の意外な商品がクイズとして出題されちょります。正解は何と竹の空気清浄機ながですぞね!

本体は竹の集成材を使うちょりますし、内側のカートリッジに使うちゅうのも竹炭。竹炭の持つ力を最大限引き出し自然の力で空気をきれいにします。これからの花粉症の季節にも自然な竹炭パワーが大活躍しそうですぜよ。

空気清浄機「竹風」>>>
 
虎竹の矯め直し作業 虎竹の矯め直し作業
竹虎の工場では日本唯一の虎斑竹(とらふだけ)の矯め直し作業を紹介していただきました。竹は真っ直ぐに見えても実は曲がりのない竹など一本もないがです。この曲がりを矯正する作業を「矯め直し」と言うがです。こじゃんとこだわって何回も何回もカメラで撮って頂きましたぞね。
ご紹介いただいた自慢の虎竹細工!
この他にも竹皮草履や、日本唯一の虎竹を使うた名刺入れ、虎竹ペンなどご紹介いただきました。まっことありがとうございました。 竹皮草履 虎竹名刺入れ 虎竹ペン
竹皮草履 >>> 虎竹名刺入れ >>> 虎竹ペン >>>
中でも一番の感動は
スタジオ収録!
どうしてスタジオ収録になったのか!?
虎竹の里で撮影していただき、収録は終わっていたハズなのにどうして急なスタジオ収録になったのか!?実は、それには、こんなワケがあったのです。
「某タレントさんに虎竹茶を飲んでもらいたい...!」
「某タレントさんに虎竹茶を飲んでもらいたい...!」
それは、半分泣きそうな声でかかってきた、たった一本の電話から始まったがですぞね。実は数週間前にテレビ局の方には虎竹の里にお越しいただいて日本唯一の竹林から竹工場、竹炭窯まで撮影してもろうちょりました。そして、その後スタジオ収録のために色々と送らせて頂いちょった竹製品の中になんと、メインとなる虎竹茶が入っていなかったとの事!

某タレントさん初めとして出演者の方が勢揃いする撮影まであと数時間しかないと言われるがです。受話器の向こうの女性の声は震えちょりました。

「今日、東京のお客様に到着予定の虎竹茶はありませんか!?」

「調べたら、あるかも知れんけんど、どうするがです?」

「そのお客様の所まで私がお伺いして譲っていただきます!」

「..............................。」

受話器を持ったまま思いだしちょりました。
デパートに売り出しに行っても
誰にも振り向いてもらえなかった日々。
インターネットに取り組んでからも、竹なんか売れるワケがない。
アホな田舎者が何をやっていると馬鹿にされた。
一人として相手にしてくれる人がおらんかった。
暗闇にポツンと自分しかいなかった時の事が蘇るがです。

竹虎四代目
東京行くぜよ この電話の女性とは何度も何度もやり取りしちゅう。
そして今、こんな強い想いで
自分達にしかない品を求めてくれゆう。
そう思うたら、心から嬉しゅうになってきたがぜよ。
虎竹の里から東京まで言うたち何ちゃあない、
遠くはないがやき。

あと何時間でスタジオの撮影が始まるがやろうか?
自分が飛行機で届けに行きますけんど間にあいますか?
知らん間に、
思わずそんな言葉が口から出ちょったがぜよ。
間に合いそうです...。
連絡を受けて、虎竹の里の香りをどうしてもお届けしたいと思うて、その一杯のために大慌てで高知から東京羽田まで飛んで行ったがです。虎竹茶を手渡して帰ったらエイと思いよりました。
スタジオで一緒に撮影したら...
そしたら...なんとビックリぞね。
せっかく来るのだからスタジオで一緒に撮影したらとの事。

「何っ!?」
スタジオで一緒に撮影したら...
目の前におるのは虎竹の里の子供たち! 予想外の展開に呆気にとられる間もなく
控え室で説明をしてもろうてスタジオに入って
マイク付けたら、ハイ出番です…!
(まっことギリギリやったがやにゃあ…夢みたいぜよ)

しかし、どうやら夢ではないみたいぞね
隣にはテレビでしか見た事のない某タレントさんがおりますぜよ
まこと自然体やにゃあ、けんど、さすがに凄い存在感やちや
顔は何度も見たことのあるタレントの方々に取り囲まれて
この状態で自分に何をせえと言うがですろうか?

照明の明るすぎる華やいだスタジオは
竹林の自然な陽射ししか知らん自分には、ちっくと眩しすぎますが
いやいや、何ちゃあ、おじる(怖がる)事はないにゃあ
東京のど真ん中やろうと、有名人がおろうと、テレビやろうと
目の前に並んじゃあるがは虎竹の里の子供達やいか
いつものように竹の事を話すだけやと思うたら
撮影時間もアッと言う間、こじゃんと楽しむ事ができましたぞね。
 
スタジオでは、イチオシでクイズにもしてご紹介いただいちょりました竹の空気清浄機の話と、某タレントさんに虎竹茶を入れさせてもろうて味わうていただけた事が嬉しかったにゃあ。
一瞬虎竹の里
  出演者の皆様にも配られて、あの甘い香りがスタジオに広がった時には、大都会のテレビ局のスタジオが一瞬、虎竹の里になったかと思うて感激しましたぜよ。
心地よい香りちや〜
「猿と呼んで下さい!」 「猿と呼んで下さい!」
怖いモノ知らずの田舎者ですきに本番中に某タレントさんに言うたがです。
「猿と呼んでください!」
「猿」と呼んでいただいて懐から出したのが暖めておいた竹皮草履。織田信長に仕えた木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)のサル真似やったがぜよ。
放心状態で高知に 帰ってきたぜよ〜
ああ、、、目が回るちや。まさかこんなハードな一日になるとは思いもせんかったぜよ。昼過ぎに高知を出てから東京のスタジオで無我夢中でお話させていただき、トンボ返りで高知に帰ってきたときには放心状態...。いったいどんな番組になるんやろうと期待と不安でいっぱい。
タイガー・タケトラ「幻のテレビ出演」 タイガー・タケトラ「幻のテレビ出演」
テレビ番組の中ではタイガー・タケトラをご覧いただく事は叶いませんでした。けんどお詫びと言うたら何ですが、日本唯一の虎竹の里からタイガー・タケトラが皆様へのメッセージ動画「幻のテレビ出演」を預からせてもろうちょります!

最後にどうか、ご覧いただきたいと思うちょります♪何卒よろしくお願いいたします。




ありがとうございました。