■メレル History


Merrellのルーツは今からさかのぼること23年、その年1981年に作られた1足のカスタム ウエスタンブーツ?! 
そう、カウボーイブーツから始まります。 

カスタムメイドのカウボーイブーツ職人ランディ・メレル(Randy Merrell)は彼の靴職人としての腕を試すため、
ハイキングブーツに進出することを決断します。彼は自分が誇るカウボーイブーツと同じ木型を使って、
高品質でハンドメイドのハイキングブーツをユタ州の田舎町ヴァーナルの自宅で作り始めました。
苦労して高度な技術で作り上げるMerrellブーツは1足500ドル(約55,000円)という非常に高価なもので、
しかも注文してから作り上げるのに6ヶ月間を要しました。

口コミと、バックパッキング専門誌に掲載した小さな案内広告で、
ランディ・メレルの作り上げるハイキングブーツはコンフォートでフィッティングがすばらしい靴との
評判が瞬く間に全米に広まりました。

甲の部分はカッチリフィットした上につま先には余裕があり、長時間履いても足が疲れることが無い。
ランディ・メレルが作り上げたオリジナルハイカーは米国Backpacker Magazineが行ったウエアリングテストで、
北米で最も機能的で、かつ快適な靴という栄誉をいただきました。

1981年のBackpacker Magazineが特集した記事「ブーツの達人」の話はすぐさま
ロシニョール・スキー社にいたクラーク・マティス(Clark Matis)とジョン・シュバイツァー(John Schweizer)の
二人の目に留まりました。
マティスとシュバイツァーは生粋のアウトドア エンスージアストで、同時に優れた靴デザイナーでもありました。
彼らはパーフェクトなハイキングブーツを探しており、完璧なタイミングでランディ・メレルlを発見したのです。
こうして3人が力を結集しMerrell Boot Companyが生まれたのです。

Merrellのオリジナル製品にはランディ・メレルがデザインしたアメリカンブーツの木型(ラスト)と非常に高度な
クラフトマンシップが十二分に注がれていました。
マティスは自分が経験してきた生産管理技術とマーケティング手腕の全てをこの事業に捧げ、
それに シュバイツァーが蓄えてきた経営知識でサポートする。

こうして1982年、Merrell Boot Companyはより多くの人々に愛される歴史の第一歩を歩み始めたのです。

こと靴作りにおいてランディ・メレルは一切の妥協をしないことをモットーにしており、
当然、新しく設立されたMerrell Boots Companyが作るブーツにも同じスピリットが注がれていました。
このMerrellチームが持つアメリカンカウボーイブーツ・テクノロジー、
すなわち、過去10年間継続されてきた1/4インチヒールカウンターデザインはパフォーマンス、
そして木型デザインの点でも本場イタリアンブーツを完全に凌駕していました。

Merrellの製品が設立当初からどんなに優れていたか、
それは当時のデザイン、そして製法をそのまま引き継いできた製品「ワイルダネス Wilderness」が
今なお現役としてカタログの最初のページを飾っていることからも理解していただけると思います。

さて、設立から数年間Merrell Boots Companyは成長を続け、
そのラインナップも増えていきました。
プラスチック-カフス式テレマーキングブーツやベルクロ式のツーリングブーツを開発し、
バックカントリースキーメーカーの一大勢力になったのもその一例です。 
80年代後半にはさらにライトハイキングブーツや、スポーツサンダル、トレイルランニング、アプローチ、
そしてウォーキングシューズまでもそのラインナップに加えました。

今日、Merrell製品はどんなフィールドでも対応できる「Outdoor Gear」として世界中で認知され、
ファンクションとパフォーマンス、革新的なスタイルと独創的なデザインを高次元でバランスさせた製品として、
毎年 数百万人を越える人々から賛同を頂いております。

これこそ自然と大都会という二つの異なるフィールドでコンフォートとパフォーマンスの実践すること、
つまりMerrellが製品に追い求めるただ一つのコンセプトを実現していると言えるのではないでしょうか。

Merrellは新たなる発見と自由を求めるアウトドアジャーニーの発展のために、今後も弛まざる努力を続けます。