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What is CHILUMS!
チラム?聞いたことはあるけどいったい何?という方が多いかもしれません、
少なくとも湘南堂のお客様は聞いた事があるのではないでしょうか。
度々メールマガジンにも登場していますから
さて、今回はこのチラムの謎について、共に学んでいきましょう。
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■チラムって何?
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■発
祥の源はおそらくインドだと思います。
小生もインド以外ではあまり見かけたことはありません。
■インドにはサドゥーと呼ばれる人々がいます。
一般的には修行僧と訳すことが望ましい
実態は定かではありません。
ホームレスのような人もいれば、奇術師や、修行僧、シャーマンのような人もいて、
大雑把に修行僧です。
■このサドゥーたちが使う喫煙具がチラムです。
彼らはこのチラムで聖なる草を吸います。
聖なる草はインドでは合法です。
具体的にチラムがどのようなものか見ていきましょう
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■これ
がチラムだ。
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■
おっと失礼!
これはチラムではなく竹輪ですね。
しかし形状や構造は竹輪に酷似しているんです。
■多くのチラムは石製または木製です。
形状は竹輪同様、円筒形、
(竹輪の下の画像をご覧ください)
着火口より吸引するマウスピース側にかけて
徐々に細く穴が開けられています。
この穴の中に小石を詰めて火皿とスリーブを
形成する直菅型のパイプがチラムです。
■着火され発生した紫煙は小石と本体の隙間からマウスピースに運ばれ吸引されます。
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■チラ
ムの使い方
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■一
般的なパイプとは異なり、直接チラムをくわえるという光景は実際、見たことはありません。
チラムをもつ場合、両手を組み合わせ、手と手の間に空洞を作り、その空洞に口をつけて吸います。
中にはチラムのマウスピースに濡れた布を絞って巻きつけ、上記のようにホールドして吸うケースもあります。
湿度を帯びた布がフィルターの役割をする訳です。
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■ちなみにチラムを直接くわえるとこ
うなります。
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■いただけませんね・・・(汗)
かなりアバウトな性格の持ち主なのでしょう。
こんな吸い方ではチラムの持つ神秘性が台無しです。
一応、好ましくない例として掲載しました。
たとえば梵を囲む場合など
直接口を付けられたのでは次の人は吸いたくないですよね。
関節キッスになっちゃうから
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■気になるチラムの持ち方は・・・
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■ど
の持ち方も大差ないように見えますが
三者三様の持ち方をしていることがお分かりでしょうか?
コチラのサドゥーは
左手でチラムを握り、上から右手をかぶせて
手と手の間の空洞から吸っていますね。
丁度、手のひらの窪みから吸引しています。
左手、中指薬指付近からですね
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■
コチラのサドゥーは
フクロウの泣きまねをするときの笛のように
手を組んでチラムを持っています。
両手の親指の間に口をつけて吸っています。
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■
こちらのサドゥーは
やはりフクロウの笛に近い形でチラムを持ち
左手の親指と人差し指の間から吸っています。
■つまり、規則的な持ち方は無いと考えられます。
■手と手を組み、手のひらや指の間にできた隙間に
口をつけて吸引するという原則さえできていれば
OKですね。
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私も数本のチラムを持っています、どれも長年使用している愛着のあるチラムばかりです。
今まで割れてしまったことが1回あります。
チラムが割れてしまった場合、サドゥーはガンジスに流すと聞いた事があります。
どうぞ、チラムが割れてしまったという場合、湘南堂へお送りください。
ガンジスに流してまいります。
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