かさ（嵩）とは、一般に物の大きさや分量、体積や容積を指す言葉です。
それを受け、かさ高とはふとんの中材のボリュームを指す言葉になります。
また羽毛については品質を表す一つの値にもなっています。

かさ高の測定方法
１）３０ｇの試験羽毛を円筒の中に静かに落下させる
２）次に荷重用円盤を静かに平行に降下させる
３）荷重用円盤をつるしている糸が緩んだ時から２分後の
　 荷重用円盤の高さを測定する

　この１）２）３）の操作を３回繰り返し、その平均値をcmで
　表わします。

よい羽毛は、重さあたりの体積が多くたくさんの空気を含む事で 断熱性を発揮します。
ダウンパワーとはふとんの中での羽毛1gあたりの体積を基に羽毛を 評価する新しい評価方法です。
上記写真では両方とも重量1gに対して体積は300㎤と350㎤と右の 写真の羽毛の方が体積が多く、左の羽毛に比べて上質な羽毛である と言えます。

※平成24年4月1日以降ゴールドラベルの評価基準は「かさ高」基準から「ダウンパワー」基準へ変更となります。