粋な祭り用品専門店【祭すみたや】
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  粋なお祭り衣装の着こなし術

粋なお祭り男の「鳥居さん」による

粋にお祭り衣装を着こなすためのテクニックのご紹介です!!


お祭り男 鳥居さん


動画で鳥居さんが小粋なお祭り衣装の着こなし方や

祭り小物の使い方を紹介してくれていますので、

まずはご覧ください。







まずは法被(半纏)着ている状態の解説です。


ちなみに、鳥居さんの着こなしはこんな感じ!!


(前から)

粋なお祭り男 鳥居さん

(後ろから)

粋なお祭り男 鳥居さん


それでは、1アイテムずつ解説していきますね。


ポイント1 はちまき


鳥居さんのお祭り衣装のコーディネートで一番特徴的なのが、

このピーンっと立った鉢巻きですよね。

粋なお祭り男 鳥居さん

町内で配られた手ぬぐいを使って、

他人とは違った結び方で鉢巻きを作っています。

この鉢巻きの結び方は【けんか結び】と言います。

個性を出しやすいのがこの鉢巻きです!!


>>> けんか結び鉢巻きの結び方はこちら





ポイント2 手ぬぐいで半エリ


法被(半纏)の首まわりは、

手ぬぐいを半襟(はんえり)代わりにしています。


粋なお祭り男 鳥居さん

こうすることで、法被のエリが汗や垢(アカ)で汚れるのを防ぎます。

また内半纏を着ているっぽくなって、

見た目もかっこよくなります。


>>> 手ぬぐいを使って半襟を作る方法はこちら





ポイント3 帯


その昔、鳶(とび)の頭(かしら)が好んでやっていた、

【けんか結び】というやり方で帯を結んでいます。


粋なお祭り男 鳥居さん

簡単にほどけるので、火消しの衆がよくやっていました。


火事が起こるやいなや、さっと帯をほどいて、

仕事用の半纏を脱ぎ捨て、火消し半纏に身をつつむ。


江戸時代の人達の文化も理解することで、

粋を演出しています。


>>> けんか結び帯のやり方はこちら





本来は幅の細い「平ぐけ帯」という帯を使うのですが、

鳥居さんは、幅の広い女性用の博多帯を三等分に折って、

平ぐけ帯代わりにしています。

粋なお祭り男 鳥居さん

他人とはちょっと違った帯を使うっていうのも、

粋に衣装を着こなすポイントです。





ポイント4 扇子


粋にお祭り衣装を着こなすなら、

扇子は必須アイテムです!!


粋なお祭り男 鳥居さん

帯にサッと扇子を挿しておくのが基本です。


男性が羽織・袴を着るときは、必ず扇(おうぎ)を帯に挿しますよね!

法被(半纏)は着物が由来ですので、帯に扇子を挿すとかっこいいです。



扇子を使うときも、粋に見せるポイントがあります!!

粋なお祭り男 鳥居さん
扇子を使うときは、全部広げてしまわないように注意してください。

ちょっとだけ開いて扇子を仰ぐのが粋なポイントです。

粋 お祭り 扇子

扇子をすべて広げてしまうのは野暮ってなもんですよっ。





ポイント5 煙草入れ


これを身に付けているだけで、

自然と粋な人に見えてしまうのが、

「煙草入れ」です!!


粋なお祭り男 鳥居さん

煙草を吸わないひとでも、

煙草入れを付けておくとカッコイイですよ。


>>> 煙草入れの使い方と付け方はこちら



鳥居さんの場合は、

骨董屋さんで購入したという「キセル入れ」に取り付けて使っています。


粋なお祭り男 鳥居さん

既製品の煙草入れをそのまま使うのではなく、

自分風にリメイクするところが小粋でお洒落ですよね。








それでは、続いて、

法被(半纏)を脱いだ姿を見ていきましょ~!!


(前から)

粋なお祭り男 鳥居さん


(後ろから)

粋なお祭り男 鳥居さん



ポイント6 腹掛&股引



腹掛と股引を粋に着こなすポイントは、

【正しいサイズ】を選ぶことです!!


サイズが合っていないと、かなりダサいです。


全てが台無しになるので、身体に合ったサイズを選びましょう。



腹掛は、首がしっかり詰まっているサイズを選びましょう。

粋 着こなし 腹掛け

首元がダラダラあいていると、

本当にダサいので気をつけてください。


首がちょっと絞まるくらいのサイズがちょうどいいです。


>>> 腹掛けの着方はこちら



股引のサイズ選びのポイントは、

【ピチピチ】&【裾(すそ)の長さはくるぶしより上】です!!


粋 着こなし 股引き

太ももとふくらはぎ部分は、

脱ぐのが大変なくらいピチピチなのが粋です。


裾(すそ)の長さは、ちょっと短いかなぁっていうくらいがちょうどいいです。

くるぶしが見えるくらいの長さを選びましょう。


洋服のズボンよりも短いので、心配になる人も多いのですが、

短いほうが粋でかっこいいです。


>>> 股引きのはき方はこちら





ポイント7 鯉口シャツ


粋なお祭り男「鳥居さん」は

鯉口シャツは【白色】を選ぶそうです。

粋 鯉口シャツ 着こなし

柄物は、だんだん飽きてきますし、

毎年同じものを着ていると、

「またコイツ同じ鯉口シャツ着てやがる」と

周りの人に思われてしまいます。。。


これほど格好が悪いことはない(汗


白色なら飽きもこないし、

誰からも突っ込まれないなので安心です!!





ポイント8 雪駄&岡足袋



粋は足元から!!

鳥居さんは「坪下がり雪駄」を愛用しています。


粋 雪駄


坪下がり雪駄は、鼻緒の付け根が普通の雪駄よりも

かかと寄りにある雪駄です。


>>> 坪下がり雪駄の購入はこちら



坪下がり雪駄は、足の指を奥まで入れるのではなく、

鼻緒にちょっと引っ掛けるくらいで履くのが粋です。


すぐ脱げる状態になっているのが粋で格好いいです。



坪下がり雪駄を履いていると、

かかと部分が通常よりも多く出てしまいます。


なので、普通の雪駄用の岡足袋だと、

かかとにすぐ穴が開いてしまいます・・・(汗


そこで、鳥居さんは、

あえてワラジ用の足袋(草鞋掛け足袋)を履いています。


粋なお祭り男 鳥居さん 着こなし

草鞋掛け足袋はかかと部分が補強されているので、

坪下がり雪駄にぴったりの足袋です。


>>> 草鞋掛け足袋の購入はこちら





ポイント9 お祭りポーチ



身の回りのモノはポーチに入れましょう。


粋なお祭り男 鳥居さん


鳥居さんは、既製品のヒモをチェーンに交換しています。

既製品をそのまま使うのではなく、

ヒモを付け替えて、他人と差をつけるのが粋を演出するポイントです。


粋 スマホ お祭り


携帯電話やスマホもポーチに入れておくと、

すぐに取り出せて便利です。


よく腹掛のポケットの中に入れてしまう人もいますが、

帯を締めたときに、取り出しにくくなってしまいます。


>>> お祭りポーチの使い方はこちら









いかがでしたでしょうか???

粋にお祭り衣装を着こなすポイントが分かりましたでしょうか。



お祭り衣装は、江戸時代の「火消し」の人たちが着ていた服がルーツです。


火事と喧嘩は江戸の花


という言葉があるように、

江戸時代の火消しの衆は、

火事が起こるとサッと仕事着を脱ぎ捨て、

火消し半纏に着替えました。


また喧嘩が起これば、さっと着ているものを脱ぎ捨て、

相手につっかかっていきました。


すぐに火事場に行ける!すぐに喧嘩ができる!


江戸時代の人達がどんなことを考えていたのかを想像して

お祭り衣装を着ると、粋な着こなしができるのではないでしょうか。



ぜひ鳥居さんの着こなし術をご参考にしてみてくださいね。







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