摘果

ミカンの果実をもぎ取る間引き作業のことです。1回で済ませるのが理想ですが、通常2回以上に分けて行われるようです。

摘果は、ミカンの食味向上に欠かせない作業です。結実したばかりの果実をたくさん間引くほど残した果実への糖の集積は有利に進みますが、収量も確保する必要がありますので両方のバランスを取ることが大事です。

温州ミカンは30葉に1果、不知火(デコポン)は100葉に1果、など品種ごとに摘果によって残す果実の量の目安があります。

果実を成らせるのに良い枝、悪い枝というものがあります。良し悪しを見極めながら、取り過ぎにも注意を払わなくてはなりません。また、時間を掛ける訳にもいかないので1回の作業で済ませるのは困難です。2回目は全体の様子を見ながら仕上げることになりますが、その時には果実の成長も進んでいます。この時、摘果の量が多いようだと樹が集めた(生産した)養分を無駄にしたことになりますし、食味を心配することにもなりそうです。

最初の作業の精度を高めることが、食味の向上や均一化に繋がる重要な作業です。