ホースやスプリンクラーでミカン畑に水を撒く作業です。
降雨量が足りないので水を撒くわけではありません。ミカンの糖度を上げ、酸切れを良くする為に水分コントロールが必要なことはよく知られていますが、そのような栽培の都合で水分が必要な時期に雨が足りなければ灌水作業を行います。また、乾燥ストレスが必要な場合はミカン畑をマルチシートなどで被覆して水分を制限します。乾燥ストレスと潅水のセットで水分コントロールを実施しています。
降雨量の少ない乾燥した年などは、10アール(10m×10m×10)当り30トン程度の潅水が必要な場合があるそうです。降雨量に換算すると、30mm相当の雨量と同じになります。
1軒当りの作付け面積が2ヘクタール(100m×100m×2)とすると600トンの潅水が必要で、100軒の産地であれば6万トンもの農業用水を消費することになるのですが、渇水が深刻で給水制限などがあると必要量を確保できない場合もあります。