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英会話を勉強するにあたり、日本語を使っていては
「英語の回路」ができない・・・
といった理論をよく目にします。
しかしあなたが日常生活の中で、同僚や友達にあいさつするときに“Good morning.”と英語で話しかけることはほとんどないと思います。 海外で生活するのならともかく、日本で生活しながら英語を学ぶ場合に私たちは、いわば「日本語に包囲」されている状態です。このような状態ではいくら「英語の回路が・・・」と叫んだところで、どうしようもありません。
英語だけで英会話を勉強して「英語の回路」を
つくるという考えは誤っています。 つまり、“神話”に過ぎません。 |
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「hope」と「希望」という文字を見たとき、日本人の私たちには「希望」という文字により強いインパクトを感じます。
「hope」もよく目にする簡単な英単語のはずですが、日本語の「希望」の方がはるかにインパクトが大きいのはなぜでしょうか? |
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その理由は上図のように、言葉の学習はとてもダイナミックなプロセスで、私たちは、決して“教科書”や“授業”だけで日本語を学ぶわけではないからです。
ときには、家族や友人と旅行にいって楽しい時間を過ごし、ときには、病気やケガで苦しい目や痛い目にあうなど、つねに、五感をフルに使い、実体験を通じて日本語を学んでいます。
さらに実体験をベースにして、本を読んだり、映画を観たりして、日本語の世界を広げつつ、深めていきます。
つまり、英語と違い、日本語は、無数の「リアルな体験」と結びついているのです。
だからこそ、「希望」という言葉がインパクトをもって迫ってくるのです。
英語にはこのような実体験との結びつきがありません。つまり、「hope」と直接結びついた情報が頭の中にないので「英語で考える」や「英語の回路を作る」といった他教材の“理論”は矛盾しています。 |
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私たち日本人が英語で話そうと、書こうと、聴こうと、読もうと、その背後には必ず日本語が働いています。
「完全なバイリンガル」でない限り、母語である日本語の支配を逃れることはできません。
「英語の回路」、「英語で考える」、「英作文してはいけない」等、繰り返し言われ続けることで、知らず知らずのうちに、「英語の勉強では、日本語はなるべ
く使わない方がよい」と思うようになってしまっているだけです。
海外に留学したり、住むような「日常的に英語を使う環境」というのなら別ですが、日本で生活している限り、『日本語をいかにうまく活用するか』という点が学習効果を大きく左右します。 |
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日本語を活用する基本的なテクニックは、とても単純です。
まず日本語を読んで、頭を活性化しておき、そこに英語を注ぎ込む。
これだけです。
スピークアウトは、まず日本語の音声が流れ、そのあとに英語の音声が流れ
るようにつくられています。
どのように簡単な英文でも、使えるようになりたいのなら、必ず、何度かは、
和訳を参照し、意味のイメージをしっかり頭におきながら練習するように
します。
このようにすると、日本語のインパクト、日本語のもつ力が英語に結びつき、
いわば、英語に“命”が吹き込まれます。
つまり、うまく日本語を利用すると、
たとえ実体験を通じて学んでいなくても、
しっかりと英語をつかむことができるのです。 |
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