皆さんからの芝への質問にお答えします!「ぴたっと貼るだけ!西洋芝」「芝の土」「芝の肥料」「芝用ピン」「天然薬剤」
芝関連商品についてや季節ごとの芝の手入れ方法などについてご説明しています。

今まで皆さんから実際にいただいた芝関連商品への質問や、芝の手入れなどについて、ここにまとめて掲載します!
芝シートなど当店で扱う商品に興味を持って下さっている方から、購入したけどあらためて使い方や疑問点を確認したいという方まで、ぜひ一度このページに目を通してみてくださいね。

ぴたっと貼るだけ!西洋芝(芝シート)1m×1mサイズ

芝シートってどういう商品ですか?

「ぴたっと貼るだけ!西洋芝(芝シート)」はもともと公共事業の道路斜面や公共施設などの緑化用に開発された商品を家庭でも利用できるように1m×1mの小さいサイズにカットしたもので、シートに西洋芝の種を均一に貼りつけてあります。薄いので斜面にも適しています。
シートを土の上に貼るだけで簡単に施工ができ、施工後散水を行って通常は約10日から2週間ほどで芝が発芽します。
施工作業は酷暑時や酷寒時をのぞいてほぼ一年中可能です。15~25℃程度の気温時が施工適期です。

芝シートに付いている西洋芝の種類は何ですか?

芝シートは冬でも枯れずに緑が保てるようトールフェスク、ペレニアルライグラス、ケンタッキーブルーグラスなど、耐寒性だけでなく耐暑性、耐陰性などの特性を持った芝のタネをバランスよく貼り合わせてあります。

西洋芝と高麗芝の手入れの違いはありますか?

高麗芝は日本芝の一種で、もともと日本に自生していたため、日本の気候に合っていて、暑さや多湿、乾燥にも比較的強いですが冬は枯れてしまいます。目が細かく生長が穏やかなため、こまめな芝刈りは必要ではありません。
通常購入する場合は土の上に芝が生えた約25cm×約35cm角の切り芝(ソッド)となります。

いっぽう西洋芝は様々な種類がありますが、冬でも枯れないものが多く、種の種類を組み合わせれば一年中美しい緑を楽しむことができます。 成長期の生育が早いので芝目を整えたり、太陽光をまんべんなく届かせるために芝刈りを定期的に行うことが大切になります。

西洋芝を生育する場合は種を土に直接まきますが、風に飛ばされたり、まいた時にかたよったりしがちですので、均一に貼れる芝シートを利用すると簡単に均一に芝を生やすことができます。

芝シートはどれくらい購入すればいいでしょうか?

芝シートは1枚が1m×1mの1平方メートルサイズです。
芝を貼りたい場所が10平方メートルの場合は芝シートは10枚となります。
土地が変形していても、芝シートはかんたんにハサミでカットができますので、シートが大きく重ならないようにしながら、土地の大きさにあわせてシートを土の上に貼りつけます。
※1坪は1.8m×1.8mの3.24平方メートルサイズですので、芝を貼りたい場合は10坪の場合は32.4平方メートルとなり、芝シートは約33枚必要となります。

種がついているシートのわた部分や茶色のジュート繊維はどうなりますか?

芝シートは芝が生長するにつれて、芝目が詰まり、シートは目立たなくなります。
さらに、シートのわた部分やジュート繊維は分解されて土に還る原料を使用していますので、環境にも安心です。
製造元によると、一般的に白いわた部分は夏場で半年、冬場は1年程度、茶色いジュート繊維の部分は約2年で土に還るとのことです。
ただ、芝が生えてしばらくは繊維も残っていますので、サッチ(枯れた芝や刈った後の芝くず)をクマデ等で集める場合に引っかかる場合がありますので、その際はある程度の強さで行い、シートをはがしてしまわないように注意してください。
※なお、茶色いジュート繊維の面が上にくるようにシートを貼ってください。(白い綿部分が地面側です)

日当たりの悪い場所に芝シートを貼っても大丈夫ですか?

どの芝も日当たりと水はけの良い場所での生育を好みますので、1日に直射日光が5時間以下しか当たらない場所や、じめじめして水はけの悪い場所では育ちにくく、まばらな芝になってしまいます。
日当たりの悪い場所には芝ではなく、タマリュウやリュウノヒゲなど日陰でも生育するグランドカバーに適した植物を利用し、日当たりの良い場所に芝を貼る方がよいと思います。

寒冷地や雪の降り積もる地域でも生育できますか?

芝シートにはケンタッキーブルーグラスなどの寒冷地に強い芝の種も含まれていますので、中越、東北、北海道などでも施工、芝の生育が可能です。
また冬の積雪時には、芝も休眠し、黄色みがかって枯れたように見えることもありますが、雪が溶けて気温が上がるころには再び緑の新芽が出て、緑の芝生へと変わっていきます。
積雪によって芝への保温、保湿効果があるために、寒風にさらされ続けるより芝に対しての悪影響はほとんど出ないようです。

シートを貼った後、下から雑草が生えてしまいました。どうしたら良いでしょうか?

雑草が数か所なら、シートをハサミで切って雑草を根っこごと取り去って下さい。雑草が沢山生えてきていて、芝生がまだ発芽していないようなら、一度シートを取り外して雑草を除去してから、再度シートを貼って下さい。
もっと徹底するのなら、シートと取り外した際に、元の土を掘り返して「芝の床土」を入れ、シートを再度貼ると良いでしょう。なるべく、芝生が生え揃う前に雑草の対策を取っておきたいですね。

夏場の施工は大丈夫でしょうか?

芝シートは、通常気温が30度を超えるような真夏の施工はおすすめしません。
酷暑となる時期でも水やりをたっぷり行えば発芽はしますが、この時期発芽をさせると芝自体が非常に弱いため、枯死しやすくなります。(製造元の方いわく、赤ちゃんを真夏の車内に放置するようなものだそうです。)
6月の梅雨入りまでか、気温が下がって涼しくなる9月中旬頃からまた芝の生育が活発になりますので、夏を過ぎたこの時期の施工をおすすめいたします。

ぴたっと貼るだけ!西洋芝ロールタイプ 5m×1m・2枚入

ロールタイプはどのような場所に貼るのが良いでしょうか?

芝シートは1m×1mサイズで1枚のもの、このサイズを10枚セットにしたもの、さらにこちらの5m×1mのシートが2枚入ったロールタイプがございます。
芝シート10枚セットとロールタイプはどちらも10平方メートル分の用地に貼る事ができますが、ロールタイプは広大な平面地や傾斜のある土地などを一気に敷き詰める場合にご利用いただくと、途中でシートが飛んだり、めくれたりすることが少ないためおすすめです。
特に、傾斜のある場所は、種で蒔くと水やりや雨で種が下の方に流れてしまう事が多く、キレイな芝生にならないのでシートで施工することをお勧めしております。高原などのロッジや別荘などの広い傾斜のある場所ご使用頂くお客様がとても多いです。

踏み固まらない芝の床土

芝の土を庭に入れたいのですが、どれくらい必要でしょうか?

芝の土の必要量は、もともとあるお庭の土の種類や量にどれくらい新しく土を入れるかによって変わってきますが、今の土の状態に問題がなければ、2~3センチ程度の厚みで芝の土を上からおおって平らにならします。
水はけが悪い場合や固くなっている場合はその土を掘り返して水はけを良くし、さらに5センチ程しっかりと芝の土を入れて平らにならした方が良いでしょう。
新しく土を入れる場合は植物の根の生長範囲よりも余裕をもって(芝の場合は10センチ程度)入れるのが望ましいです。
計算方法は お庭の広さ(平方メートル)×土の厚み(センチ) で計算します。
※1平方メートルに、1センチの土を入れる場合 →  10リットルの土が必要となります。
床土は1袋16リットルですので、何袋必要か計算してご注文ください。

芝を貼る際に、新しく土を入れるべきなのか、そのままの土で良いのか見極めるコツなどありますか?

芝生に適している土は、「水はけが良い」「保肥力がある土」「根が張りやすいフカフカの土」です。これらの逆の土は、芝生が元気に育ちにくい土となります。
水はけに関しては、雨が降った翌日になっても水たまりができたままのような土は水はけが悪い土となります。
また、土を掘った時にスコップなどで簡単に掘り返せなかったり、土を手で丸めて団子を作り指で軽くついても崩れない土は粘土質が高い土となり、水はけも悪く、固いので根も張りにくい土となります。

自分の家の土が、そのような「芝に適していない土」の場合の対策

1.元の土を取り出し、全ての土を「芝の床土」に替える
2.元の土を掘り返し「芝の床土」を入れる

上記2点がありますが、1.だとコストも労力もかかるので、ソラニワでは2.をお勧めします。
その際は、20~30cm程掘り返して土を入れると良いです。(芝の根は、大体30cm程伸びるからです)

根張りが良くなる芝の目砂

目砂は、どのタイミングでどれ位まけば良いのでしょうか?

目砂をする理由として、芝の根っこの成長をよくし成長を促す役割と、土がデコボコしているのを修正する役割があります。

目砂を行うタイミングは、芝の成長期(春、秋)の・種を蒔く時(追い蒔き時も)・サッチ取りをした後などで芝がスカスカの状態の時・土がデコボコの時です。

目土の量は、全体的にまく場合は、土の上になるべくうす~くまきましょう。土がデコボコしている時は、その穴が埋まる位まきます。目土を行った場合は、必ず水をたっぷりあげてなじませましょう。

また、芝が元気な時や、真夏や真冬などの芝が休眠中は目土は特に行う必要はありません。目土は行えば行うほど、土の高さが上がっていくので注意が必要です。

芝の肥料

芝の肥料はいつ使用するのが良いですか?

西洋芝は早春から初夏にかけてと、秋から初秋にかけてが特に生育の盛んなシーズンとなりますので、これに合わせて、3月~6月、9~11月に肥料やりを行いましょう。
芝自体が肥料を好む植物ですので、1度にたっぷりまくのではなく、2週間に1度などこまめにまくとより肥料の効果が高まります。
この肥料の場合は1平方メートル当たり約30~60g程度を目安に芝の様子を見ながら適量をまくようにしましょう(1にぎりで約50~70g程度になります)。
肥料を沢山あげ過ぎてしまうと、肥料焼けを起こして枯れてしまう事があります。その際は、たっぷり水をあげて肥料を薄めてあげましょう。
また、弱ったからと言って、芝の休眠期(夏・真冬)に肥料をまくと逆に弱ってしまうので、 必ず成長期にまきましょう。

サッチ層を分解する肥料はいつ使用したら良いですか?

芝生を何年か育てていると、芝刈りをして残ったカスや落ち葉などが土の上に蓄積してしまいます。
蓄積した層をサッチ層と呼び、そのままにしておくと水分や肥料の吸収を妨げたり、病原菌の住処となり芝生が弱ってしまうことも。
芝を張ってから1~2年たち、水をあげても肥料をあげても元気がない場合は、こちらのサッチ分解成分入り芝の肥料をあげてみてください。
もちろん、芝が弱ってきていなくても、芝を何年か育てている方は通常の肥料をこちらに変えて、サッチ層が厚くなるのを予防するのもオススメです!

エバーグリーンローングラス(西洋芝の種)

西洋芝シートと西洋芝の種があるのですが、使い方に違いがありますか?

「西洋芝のタネ・エバーグリーンローングラス」は主に西洋芝が部分的にはげてしまったり、枯れてしまった場合の部分補修用です。
西洋芝は生長が進み、芝刈りをこまめにくり返すことで芝目が詰まっていくと、芝の上に乗ったり、踏んだりしても問題ない状態になりますが、ひんぱんに人が通る場所やペットがいつもいる場所はどうしても芝がこすれてはげてしまう事があります。また暑い時期に十分な水やりができなかった場合などは耐暑性を高めた西洋芝でも枯れることがありますので、そういった場合にこちらの種をその部分に播いて水やりをし、穴埋めをしていただくと芝目が整い、美しい芝を保てます。

上手に追い撒きをするコツはありますか?

種を蒔く際に、「芝の目砂」に種を混ぜて蒔くと、均一に蒔け、また風等で種が飛ばされないのでキレイな芝生になります。
土と一緒に蒔く事が難しい場合は、種を先に蒔き後から「芝の目砂」を蒔いて下さい。その際は、なるべく薄く蒔くと良いです。

その他の質問

芝にタンポポが飛んできて困っています。どうしたらよいでしょうか?

やはり芝を広範囲で敷かれているとタンポポなどでお困りの方は多いようです。
タンポポ自体は深く根を張ってしまいますので、表面を刈ってもまた新たに出てきてしまいますし、近くにタンポポがあれば飛来することもよくあります。
駆除の方法としては、地道にタンポポを根から取り除く、(タンポポ用除草フォークというものもあります)
またはこれ以上綿毛になって飛来させないためにタンポポの花だけでもちぎるようにする。
またタンポポ専用のスプレー剤などを使って除草する方法もあります。
芝自体が強く根を張って、密に生長してくればタンポポは根を張りづらくなってくるということなので、芝刈りなどのまめなお手入れは必要だと思います。
新しく芝を敷く際は、下の土を良く耕して、雑草の根を切ってしまうか新しい土をある程度厚く入れて、かぶせてしまうなどの方法も考えらます。

芝をキレイに育てるコツはありますか?

なんと言っても、西洋芝は刈り込みが大事です!
春と秋の成長期は、1週間から10日程の間隔で芝の刈り込みを行わないといけません。それを怠ると芝の1本1本が太くなり、フカフカの柔らかな芝生になりません。刈り込みを行った際は、大体で結構ですので、サッチ(刈り取った芝のカスなどを)を取り除きましょう。※ソラニワではマキタの芝刈り機も販売しております。
また、成長期は水やりも大事です、夏は朝と晩にしっかりみずやりを行いましょう。
西洋芝は大変だとよく聞きますが、逆に刈り込みと水やりをしっかりすれば、キレイな芝を保つことが可能です。

芝を植えて最初の刈り込みはいつ行えば良いの?

芝生の種も個体差があるので、種をまいて(芝シートを貼って)すぐに芽が出る種と、1週間後に出るものとあります。
よく、全ての芽が生え揃って密集してから刈り込みを行えば良いと勘違いされている事が多いのですが、先に生えてきた芝が7~8cm位に成長した時点で、4~5cmに刈り込んだ方が、早くキレイな芝生に成長してくれるんです。
まばらな細い芝を刈り込むのは面倒ですが、この一手間で芝は刺激され、根っこが横にどんどん成長して、早くキレイなグリーンの芝生になりますよ。

芝が全体的に元気がない気がするのですが、何か対策はありますか?

芝生が生え始めて、1~2年ほどたつと茎の根元にサッチ層といって、芝刈りのカスや落ち葉などが蓄積している可能性があります。 そのサッチ層が分厚くなると、まず、芝は水が大好きなのに、いくら水やりをしても水分が根っこまで届かなくなります。また、サッチ層に病原菌が住み、芝生が病気にかかり弱ってしまうことも、、
その対策としては、当店でも取り扱っている「サッチ層を分解する芝の肥料」こちらを施肥してみてください。
こちらはサッチ層を微生物が養分に変えてくれるので、サッチ層を分解するだけでなく、芝の栄養にもなるので元気にしてくれます。

夏の間に芝が茶色くなったり、所々ハゲています。秋になったら復活するのでしょうか?

正直、最近の日本の猛暑で芝が弱ってしまう事はよくあります。暑さに強いとされている和芝も最近の暑さで枯れてしまう事もあるので、暑さが苦手な西洋芝は特に夏枯れてしまう事が多いです。
「ぴたっと貼るだけ西洋芝シート」には、耐暑性のある種類の種もミックスされているので、夏の間はとにかく朝晩の水やりをしっかり行ってあげて下さい。
それでも弱ってしまったり枯れてしまった場合は、涼しくなるまでは水やりだけを行い、秋になったらしばらく様子を見てあげて下さい。表面の芝は枯れているように見えても、根っこは生きている場合は、芝の成長する適温になると新しく芽が出てくる場合が多くあります。
その際、元気をだしてもらおうと肥料をあげてしまうと、肥料焼けを起こしてしまうので、そのまま見守りましょう。
適温になっても、新しい芽が出ない場合は根っこも枯れてしまっている可能性が高いので、茶色い部分の芝を抜いて、目土を入れてから新しく種を蒔いてあげてください。土壌から元気にするために、「芝生が!まくだけで甦る」を土に混ぜてあげると、より効果的ですよ!



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ぴたっと貼るだけ!西洋芝 ぴたっと貼るだけ!西洋芝・ロールタイプ 芝の目砂 芝の床土 芝生が!まくだけで甦る
★シートで貼る西洋芝★
1m×1mサイズ
★ロールタイプも★
シート/5m×1m 2枚入
★根張りが良くなる★
芝の目砂/14リットル
★踏み固まらない★
芝の床土/16リットル
★芝の土壌改良材★
芝生がまくだけで甦る!
 
芝にも芝の土にも元気をあげたい人にオススメセット! エバーグリーンローングラス エバーグリーンローングラス 芝の肥料サッチ成分分解! お庭に芝を貼るセット
★芝生を元気に!★
土と芝両方の肥料セット
★追い蒔きに!★
芝の種
★小範囲なら★
芝の種/袋入り
★サッチを分解!★
芝の肥料
★マキタ★
充電式芝刈り機