太陽電池は、P型半導体とN型半導体という2種類の半導体を使って電気を起こします。
ここでは太陽光が太陽電池に入射して、電気として取り出すまでを簡単に説明します。
1:半導体に太陽の光があたると、電子(−)と正孔(+)の対が生まれます。
2:電子(−)と正孔(+)は、P型半導体とN型半導体の接合面までくると、
(−)はN型へ(+)はP型へと引き寄せられます。また、この接合面は一方通行になっているため、
一度引き寄せられると、戻ることはありません。
3:N型半導体は(−)が集まり、P型半導体は(+)が集まるため、
N型とP型の間に起電力(電圧)が生まれ、両方の電極に導線をつなげば、
電子(−)がN型からP型に、正孔(+)はP型からN型に流れ、電気が取り出せます。
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