システム設計手順


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はじめに 太陽電池の基礎知識 太陽光発電システム 住宅用太陽光発電
独立型太陽光発電システム


システム設計手順

独立型太陽光発電システムの設計手順をご紹介します。

STEP1
システムに接続する「電気製品」と「1日あたりの使用時間」を決定します。
どんな電気製品(直流?交流?その消費電力は?)をどれだけの時間使用するかを
あからじめ決めておく必要があります。

STEP2
システム電圧を決定します。通常は12Vシステムとします。
大規模システムでは効率向上のため、24Vや48Vシステムを採用します。
システム電圧を上げると、線路損失やインバータ損失は減少しますが、
対応機器の選択幅が限られてきますのでご注意ください。

STEP3
連続無日射保証日数を決定します。通常、3日〜5日程度。
これは太陽電池からの発電がない状態(=バッテリーのみ)で使用する場合の日数です。

以後のページでは参考例として、
直流12V/36Wの電球交流100V/24Wのパソコンを、
下記の条件で使用するための計算方法を示していますので、ご参考ください。


<参考例>

使用する電気製品
直流機器
交流機器

STEP1: 1日あたり、電球は2時間、パソコンは3時間使用するものとします。
STEP2: システム電圧は12Vとします。
STEP3: 連続無日射保証日数は5日間とします。




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 はじめに  太陽電池の基礎知識

 独立型太陽光発電システム 太陽電池の変換効率
独立型太陽光発電システム 太陽電池の発電原理
システム設計手順 太陽電池の呼び方
電気製品の1日の消費電流量 太陽電池の仕様
1日あたりの必要発電電流量 太陽電池の出力特性
太陽電池の最大出力動作電圧 太陽電池の温度特性
太陽電池の選定 太陽電池の放射照度特性
太陽電池の並列接続・直列接続
バッテリーの容量計算  住宅用太陽光発電システム
バッテリーの容量表記 住宅用太陽光発電システム
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