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バッテリーの選定
バッテリーの選定
太陽電池とバッテリーを組み合わせて使用する場合には、バッテリーの的確な選定と管理が必要です。
負荷容量の把握、バッテリーの放電深度、設置環境、コスト、寿命などを考慮して選定する必要があります。
また、システムは継続して使用してください。システムを長期間使わないでおくと過充電になり、
バッテリーの電解液を消費し損傷の原因になります。
バッテリーの使用方法が誤っていると、著しくバッテリーの寿命を縮めることがあります。
“ディープサイクル”と一般バッテリーの違い
太陽光発電システムに自動車用バッテリーを使用することは可能です。しかし、あまりオススメできません。
自動車用などに使用されている一般的なバッテリーは、オルタネーター(発電機)により自動車のエンジン運転中は
常に充電されながら、ほぼ満充電に近い状態で使用されています。しかしこれらのバッテリーの多くは、
放電(長期間の放置による自然放電やライトの消し忘れ等による放電)してしまった場合、
再度充電を行っても蓄電能力が大きく低下してしまいます。
一方、ディープサイクルバッテリーは放電と充電を交互に繰り返して使用される電源として、
深い放電にも耐えられるように設計・製作されています。放電しても充電する事で満充電ができ、
蓄電能力の低下が微小でこの充放電を繰り返し行えるという特徴を持っています。
バッテリーの種類について
現在、設備用据置蓄電池は「鉛蓄電池」と「アルカリ蓄電池」が広く使用されています。
一般的に「鉛蓄電池」はコストパフォーマンスに優れ、
「アルカリ蓄電池」は寿命や大電流放電特性に優れています。
バッテリーの種類
太陽光発電システムで使用するバッテリーとして適当なのは、
大容量でコストパフォーマンスに優れているのは鉛蓄電池です。
「鉛蓄電池」と「アルカリ蓄電池」の比較
鉛蓄電池
アルカリ蓄電池
期待寿命
3〜15年
(機種により異なります)
12〜20年
(機種により異なります)
重量
比較的重い
比較的軽い
価格
安価
高価
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