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半年程前、3月末位の事。
「私 いのうえ」と「バイヤー兼社長高見澤」と「スタッフいずみ」そして取引先のN氏と
システィーナの新作商品について打ち合わせしてた時の事。
「システィーナはさあ、ダイヤモンドが強いんだから、
もっと、特別なダイヤを新商品として発売したらどうかな??」とN氏よりご提案が・・・
「はい、バイヤーが直接、交渉に交渉を重ね海外からダイヤを買付け製品化して販売しているから、
ダイヤモンドには自信があります!」
「けど、特別なダイヤって???」今もファンシーシェイプとかいろいろ揃えてますが・・・
「たとえば、例えばだけど D IF エクセとか・・・
大きさは、そうだなあ手に届くサイズがいいかなあ」とN氏
N氏以外の3人は顔を見合わせ、
「いや〜1個とかで良いなら探せるかもしれないけど・・・」
「だって、すっげ〜、奇麗ですよね。 デー・アイエフ・エクセ」
確かに数年前、私も見たことが有りました。
『デー・アイエフ・エクセ』
(業界ではこのように訳して言います。なにせ特別なダイヤですから)
それはそれは、一目で吸い込まれるような美しいダイヤモンド。
■完璧な無色透明のDカラー。
■不純物など隅からすみまでルーペで何度みたって見つからないクリアな内部。
ここまででも地球の神秘であり奇跡とも言える鉱物の誕生。
そこにカット技術という人の手が加わって
■完璧なカット・プロポーション・シンメトリー(対称性)までもケチのつけようがなく最高という意味のExcellent。
「なるほど、確かに小さくても良いから欲しいかも、
デザインはやっぱりシンプルかしら・・・」などど妄想中♪の私を横目に
バイヤー兼社長の高見澤は
「自分でさがせよ〜 (-_-#)」と言いたそうに横目で軽く私を睨んでいたような・・・
でも、すっかり私のエンジンはかかり、次の日から早速
「社長!お願いします!デー・アイエフ・エクセ」
そして社長はインドへ飛び立ったのでした。
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いっぱい、いっぱいインドのサプライヤーを当たってはみたものの、帰国後高見澤は
『インドにIFはないっ!』といって帰国したのでした・・・
そこからは、長年の経験と人脈で「ニューヨーク」「イスラエル」「香港」のサプライヤーに電話攻撃。
そこでも
「VSでいいじゃん♪十分奇麗だよ!VVSならあるよ!」という返事ばかり。
もちろんVSでも十分奇麗なのは知ってます!
でも欲しいんです。どうしてもデー・アイエフ・エクセが!
で、なんちゃって〜 実は東京にあったりしてと今度は東京中の卸し問屋さんに問い合わせ・・・
そこでは、「へーー。そんなのあったらうちも欲しい。でもないでしょう。」
と結局は見つからず・・・・
そんなこんなしている内に日にちは過ぎ、半ば諦めていた頃、
「一応、ベルギーにも聞いてみるか」と仲良しの日本人が経営するベルギーの事務所へ電話。
すると「デー・アイエフ・エクセ?1個でいいの?」
「いや、10個は欲しいなあ」
「じゃあ、ちょっと探してみる♪♪」と期待できそうなお返事が。
そして一週間後、ついに届いたのでした!
ついについに限定8個のみ入手致しました!
ここからは真剣にデザイナー井上のお仕事です!
さっそく加工担当みはらとデザイン打ち合わせ。
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こだわりポイントは石の美しさを強調する中石の高さ!
リングなら着ける度にうっとり見つめられます♪
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ちなみダイヤはこの中から出してません!
なんせ、ピンセット禁止ですから。 |
熟考の結果、
8石しかないものの、シンプルな4本爪デザインと
美しい中石をダイヤで取り巻いたエレガントで豪華なデザインの2型をサンプル依頼。
それぞれリングとネックレス。合計4種類。

『シンプルデザイン』最高級グレードながら、デイリーにお使い頂ける本物志向の大人の女性にぴったりです♪
小さくでもいいんです。その輝きは最高級なのです!
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こちらは『エレガントデザイン』。中央の石座を少しだけ高くSETしてその輝きは保証付。
周囲を取り巻いたダイヤとアンティーク風の腕はハイジュエリーの風格。
ブライダルにもおススメしたいデザインに仕上がりました。 |
サンプルの仕上がりに大満足なものの、実はサンプルだってIFの石は留めてません。
何かあったら大変ですからっ!
という訳でご注文後、信頼のおける職人の手で石を留めてから納品させて頂きます。
システィーナ始まって以来の超レアダイヤモンド。
一生に一度の運命のジュエリーとの出逢いとなりますように。
2010/09 Tomoyo Inoue
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