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高級カーペット・高級ラグ
カーペットをいつまでも快適・安全に・美しくご使用いただくために

高級カーペット 目次

1) 快適・安全に使うには?
2) お手入れ方法(日常)
3) お手入れ方法(シミ・汚れの取り方)

1)快適・安全に使うには?

置き敷きには滑り止めを!
置き敷きでご使用になられる場合、カーペット・ラグ自体が滑り、転倒する可能性があります。
特に木床などの滑りやすい床面で置き敷きする際には、滑り止めシート等を敷いてください。

折れ、シワを伸ばして!
折れやシワが残っていると、つまずき等の転倒事故のもとになりますのでご注意ください。

留め金具を取り外して!
ラベル等、ホッチキスで止めている場合がありますので、取り外してからご使用ください。

ほつれはカット!
パイルがほつれた場合、ほつれの伝線を防ぐために、すぐにはさみでカットしてください。




2)お手入れ方法(日常)

お掃除は掃除機で!
美感・衛生の維持のため、電気掃除機による日常の清掃をおすすめします。

雑巾がけも効果的です!
電気掃除機による清掃に加えて、雑巾がけも効果的です。洗剤が残らないように注意してください。

汚れたらふき取り!
汚れた際には、汚れが広がらないよう即座に拭き取ってください。
時間の経過と共に除去しにくくなります。
なお、汚れによっては取れないものもあります。

中性洗剤が最適!
メンテナンスの際、使用する洗剤は中性洗剤をご使用ください。
それ以外の洗剤を使用するとパイルが変褪色することがあります。

ひどい汚れは専門業者に!
汚れがひどくなった場合、クリーニング店など専門業者にご相談ください。

日よけのおすすめ!
直射日光が当たる場所でのご使用の場合はパイルが変褪色したり、ラテックスが劣化して、パイルが抜けたりすることがあります。カーテン・ブラインド・すだれなどをうまく利用して日よけしてください。

薬剤は直接ふりかけないで!
防虫剤・殺虫剤・消毒剤などを直接カーペットに散布すると、パイルが変褪色することがありますので、直接散布はお控えください。

こういうものは欠陥ですか?
 色むらのように見えることがあるのですが?
 カットパイルは使用中にパイルの方向が部分的に異なり、雲状の色むらのように見えることがあります。
この現象はカットパイルの性質であり、これは品質上の欠陥ではありません。

 遊び毛がでるのですが?
 ウールやアクリルに代表される紡績糸使いのカーペットはしばらくの間、遊び毛がでることがあります。
その場合は掃除機で吸い取ってください。遊び毛は品質上の欠陥ではありません。




3)お手入れ方法(シミ・汚れの取り方)

家庭内でのカーペットのシミの取り方をまとめました!お役立てください!

汚れの種類 シミ・汚れの取り方
紅茶・コーヒー類 水で固く絞ったタオルで拭く。生クリームやミルク入りの時は、薄い洗剤液で拭く。古いシミは、レモン片や酢で拭くと効果的。
コーラ・サイダー類 オキシドールで拭くか、洗剤を入れたぬるま湯で拭く。
ビール・洋酒・日本酒 水、またはぬるま湯を布か綿棒に含ませて、シミを吸い取らせるような感じでたたく。ぬるま湯でも落ちない時はアンモニアか中性洗剤で落とす。
ジュース(果実汁)  汚れてすぐの時は水かぬるま湯を含ませた布で拭く。シミが残る時はアンモニアか中性洗剤で落とす。
スープ  洗剤をつけて絞ったタオルで拭く。
お茶 紅茶と同じだが、古くなった茶渋は酢をつけてオキシドールで拭く。 
アメ(キャンディー類)  お湯に洗剤を溶かし、それで絞ったタオルで拭き取る。もし、あとが残っていたらアルコールで軽く拭く。
 白身は洗剤容液でたたき出す。黄身はベンジンなどで脂肪分をとり、白身と同様にしてたたく。熱湯はたんぱく質を取れにくくするので要注意。
チューインガム 氷片で固めてとり、残ったものはベンジンでたたく。 
チョコレート ティッシュペーパーなどで拭いてから、先にベンジンでたたいて脂肪分をとる。後、洗剤溶液でたたき出す。 
アイスクリーム・ジャム 粉末洗剤を山のように盛り上げ、ベトベトしたものを吸い取らせる。乾いてからブラシではねのけるか、掃除機の隙間ノズルで吸引。 
カレー・酢・味噌汁 水か湯で絞った布、または綿棒でたたく。落ちなければ洗剤溶液(毛糸洗い)で同様にしてたたき出す。 
ケチャップ 紙で拭き、酢で拭く。色が残ったらオキシドールで拭く。 
醤油・ソース  ティッシュペーパーなどでできるだけ吸い取り、洗剤を入れたぬるま湯で拭く。古いシミはオキシドールで漂白。
生クリーム・バター・マヨネーズ お湯を含ませた布で拭く。後、洗剤液で拭く。まだ残るようならアルコールで。
まだダメならドライクリーニングへ。 
口紅 アルコールだけでこすりとり、洗剤を入れたぬるま湯で拭く。 
クリーム(化粧用) 紙で拭いてから、アルコールで拭き、洗剤を入れたぬるま湯で拭く。 
香水・化粧水  石鹸水で拭く。
マニキュア マニキュアの除光液で注意深く取る。 
ファンデーション ティッシュペーパーで拭き、洗剤液で拭く。残るときはアルコールで拭く。 
インク 黒インクは洗剤で洗う。 
青インクはハイドロサルファイト1%溶液を50〜80度にあたためたものに布か綿棒を浸し、たたき出す。
赤インクは吸い取り紙で吸い取り、洗剤を溶かしたぬるま湯で拭く。
印肉(朱肉) 食用油をつけて拭き、洗剤で油を拭き取る。拭き広げないように注意すること。
クレヨン・靴墨 ひどい汚れはアルコールを歯ブラシにつけて、たたくようにして取る。後、ぬるま湯で拭く。 
ラッカー(塗料) マニキュアの除光液かシンナーで拭く。 
ご飯粒を練って糊状にし、シミの上にのせて汚れを移しとるようにして、つまみ洗いをする。毛羽立ちやすい繊維は板の上にのせてヘラでしごく。 墨は拡散しやすいので要注意。
ペンキ 油性のペンキはなるべく早くベンジンでたたき出す。完全に落とすのは難しい。カーペットなどの汚れはテレピン油かクリーナーで拭く。 
灯油 粉末洗剤をかけ、吸収させる。ブラシで払い、自然に蒸発させて乾かす。窓をあけると乾きやすく、においもとぶ。
ふん(犬・猫)
赤ちゃんのそそう
漂白剤入りのクレンザーを盛り上げ、ベトベトしたものを吸い取らせる。乾いてから掃除機の隙間ノズルで吸引。漂白剤は殺菌作用もあり、臭気も消える。
血液 オキシドールで拭くと簡単。または水洗いしてから石鹸かアルコールで洗い、アンモニア液に浸す。古いシミもオキシドールで漂白。 
尿 お湯をかけながらタオルで何回か拭く。後、酢で拭く。カーペットを少し浮かせて、しばらく風通しをよくしておく。 
カビ ブラシではらう。ひどいときは掃除機の隙間ノズルで取り去る。洗剤液で拭くか、アルコールで拭く。 
よく乾かして指先で落としてからブラッシング。後、洗剤を入れたぬるま湯を含ませた布でたたき落としてから水で拭く。
ろうそく ティッシュペーパーをあてて、上からアイロンをかける。
こげ後 スチールウールで表面を軽くこする。後、オキシドールを含ませたガーゼの上からアイロンをかけ漂白。
さび 3%しゅう酸溶液、またはハイドロサルファイトの温液を布に含ませ下に敷いた布にたたきだす。
電池から出た汚れ 汚れたら酢で拭く。


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