この写真をご覧ください。違いは分かりますか?
・ 上 … ホイール洗浄前
・ 下 … ホイール洗浄後
ボディーの表面は綺麗に洗っていても、ホイールが汚れているだけで、印象が全く変わってしまうんです。
Study of car care : Process of wheel care
カーケア講座 : ホイールケアの手順
この写真をご覧ください。違いは分かりますか?
・ 上 … ホイール洗浄前
・ 下 … ホイール洗浄後
ボディーの表面は綺麗に洗っていても、ホイールが汚れているだけで、印象が全く変わってしまうんです。
ボディー表面と違い、ホイールの汚れは特殊です。
シャンプー(洗剤)では物理的に除去不可能な汚れも存在します。
そんな汚れを力任せにゴシゴシ擦れば、当然ホイールはキズだらけになってしまいます。
ここでは、汚れの程度に合わせた洗浄方法と使用製品について解説していこうと思います。
[Step1] クリーナー(洗剤)での洗浄
中性洗剤で除去できる汚れは泥汚れ程度です。
ほとんどのケースで、中性洗剤だけではホイールの汚れは完全に除去できないでしょう。
汚れへの浸透力の強いアルカリ性のホイール専用クリーナーの使用が不可欠です。
アルカリ性ホイールクリーナー 詳細はこちら!
[Step2] 洗剤で落としきれない汚れはブレーキダストかも
アルカリ性のホイール専用クリーナーを使用しても、黒いブツブツなどの汚れが残ってしまうケースがあります。
黒いブツブツはブレーキダスト! 文字通りブレーキパットの削りカスですが、その正体は鉄粉です。
鉄粉は、物理的に洗剤では除去することは不可能です。
ブレーキダストの除去には、鉄粉を溶かして除去できる鉄粉除去剤が必要となります。
鉄粉除去剤 詳細はこちら!
[Step3] 頑固なブレーキダストの除去には?
長年にわたり放置されたブレーキダストの場合、[Step2]でも除去できないケースがあります。
その様な場合、さらに強力な酸性クリーナーを使う必要があります。
強力な酸性の効果により、こびり付いたブレーキダストを溶かすことが出来ます。
酸性ブレーキダスト除去剤 詳細はこちら!
[Step4] 固着した付着物は専用ネンドで除去
ホイールは路面と近いために、様々な物が付着します。
[Step 3]までの工程で除去できなかった“固着した付着物”は、ホイール専用のネンドで除去してください。
ホイール専用ネンド 詳細はこちら!
ここまでの作業で、ほとんどのホイールは綺麗に洗浄できます。
カーシャンプーなどで、ホイールの汚れを完全に洗浄することは非常に困難です。
間違った方法で、力任せにゴシゴシ擦ってホイールをキズ付けてしまっては一大事です。
愛車のホイールは正しい方法で洗浄をお願いします。
この動画は、洗車の王国 タイ本店で撮影しています。
プロの洗車店での作業の流れと、各作業工程での使用製品が紹介されています。ぜひご覧ください。