>> 特集記事一覧


ポータブルラジオとしては格段にハイクオリティな音質を誇るTivoliAudioのPAL。海外のオーディオ批評家や米Appleのユーザーレビューでも非常に高い評価を得、発売以来TivoliAudioの名前はここ日本でも着実に広まりつつあります。そんなPALの魅力をスコープ的検証で紹介します。これから買う人も、すでに持っている人も是非参考にしてみて下さい。




 
  i-Pod単体ではPALで受信できないのですが、i-Tripという別売りキットを使えばFMの周波数を使って電波を飛ばすことができます。そこでこのi-Tripを使って実験開始!一体どれほど の距離まで受信することができるのか?スコープ事務所の窓に「PAL」、「お家にあった携帯ラジオ」、「有名オーディオメーカーのチューナー」の3つを並べて、i-Podを持って離れていってみました!果たして結果は!?
通勤・通学時のお供として使っていたポータブル携帯ラジオ。決して受信感度が良いとはいえませんがコンパクトと手軽さではNo.1ということで参戦。なるべく受信しやすいようイヤホンアンテナをビーッと引っ張り受信しそうな方向へ伸ばして固定し、i-Podを持ったスタッフに少しずつ離れていってもらいました。
 
こちらは家庭用システムコンポのAM/FMチューナー。最新式ではありませんがチューナー自体なかなか壊れないためずっと愛用している物です。それなりに名の知れた某オーディオメーカーのチューナーです。窓際にセッティングしアンテナを伸ばした後、スピーカーと繋いで準備完了!早速レッツゴー!
 
そしてお待たせしました。いよいよPALの登場。無線機によく装備される自動周波数制御装置(AFC)を搭載しているというPALの実力にドキドキワクワク。スピーカーの音質能力も含めいったいどれくらいの受信能力なのか!?窓際に置いてアンテナを伸ばしたら、いざスイッチオン!

1m

25m
アンテナの向きをこまめに調整しながらチョットづつ距離を離して行きます。受信感度は良好。
25m

50m
40m付近から音量が不安定になり時々ボリュームが小さくなりました。しかし、何とか持ちこたえ、まだまだ聴ける範囲内です。
50m

60m
50m以降から徐々に雑音が目立ち始め、受信は困難に。60m手前でリタイヤ。

0m ん!?スタッフがi-Podを持って外へ出て行くと共に、いきなり受信が厳しくなりました。据え置き機のせいか!?
1m

10m
窓のすぐ外へスタンバイしますがやっぱり不安定な受信。1m、2mと離れるたびにザーと雑音が。結局、10mしか離れることができませんでした。

1m

25m
一度も雑音が入ることなく25mまで一気に距離を稼ぐことができました。
25m

50m
50mまでコチラも雑音は全くなし。スピーカーから快適に音楽が流れます。
50m

100m
80m付近で電信柱や車など障害物に当たり雑音が入りますがアンテナを真っ直ぐi-Podの方に向け、回避。100mまで行くことができました。
100m

150m
100mを越えた付近からチョットづつ雑音が入ってきました。アンテナやチューニングを調整しつつ、ゆっくりと距離を稼ぎます。120m以降は雑音と音楽が半々ぐらいに。その状態で150mまで何とか持ちこたえました。
150m

175m
150m以降は雑音は目立ちますが、i-Podの音楽も微かに聞こえる状態。不安定な状態を繰り返し少しづつ微調整しながら距離を稼いだところ、最終的に175mで完全に雑音だけになりました。
(雑音の無い状態)   (雑音の無い状態)   (雑音の無い状態)
   

家庭用ラジオチューナーは地元ラジオ局の受信ではかなり感度が高かったにも関わらず今回の実験では10mといち早く脱落。ポータブルラジオと据え置きラジオの内部的な構造の違いが原因だと思われます。薄型携帯ラジオとPALの2機は50mまではほぼ同じですが60m手前で薄型携帯ラジオの方に雑音が目立ち脱落。それ以降はPALの独壇場。高性能スピーカーの助けもあり、100mまでは雑音も無く綺麗に音を受信し再生してくれました。しかもPALはその後が凄かった!130mまでは軽い雑音でちゃんと音楽鑑賞ができる状態。それ以降は雑音が入ってもアンテナの向きを変えたり、チューニングを調整しながら音を拾い、最終的には170m離れていても音楽を受信できたのです。他の2機には見られなかった伸びがありました。
※上記はあくまでもスコープで検証した数値を元にしております。受信感度は場所や、環境によって変化いたします。内容を保証するものではございません。






あまりラジオを聴かないSCOPE事務所での使い方はこれ!まずi-Pod+i-Tripのコンビで音楽をラジオ帯周波数に乗せて発信!Model Two Radioをメインフロアーに、そしてあとのフロアーにはPALを持って行って受信するのです。そうすれば下の階で作業していても、上の階で作業していてもi-Podの中に入っている好きな楽曲を好きな場所で聞くことができるんです。これなら小さなオフィスや一般的な2階建ての家でも応用できますよね。ただ、いくら受信感度の良いPALでも場所によっては受信感度が悪いので、要注意。


受信感度の悪い所
ポータブルラジオ全般にいえますが、金属に囲まれているところやクーラーや換気扇などのモーターがある機械の近くは電波をうまく拾えないようです。またマンションのような重量鉄骨や分厚いコンクリートも電波の通りが悪いのでご注意ください。発信する側(この場合はi-Pod)が同じような状況にある場合も同じく受信がしづらくなります。ちなみにアルミホイルで完全に覆った箱の中にi-Podをいれ電波を発信させたところ、PALはまったく受信しませんでした。
受信感度が良くなる方法
アンテナをi-Podの方向、または地元放送局があると思われる方向にアンテナを真っ直ぐ向けてください。そして電波を受信しやすいように周りに何も無い広いところにPALを置いてください。また、充電が不十分だと雑音が入りやすくなりますのでしっかり充電をしてください。i-Podはアンプやプレイヤーの電源コードからなるべく離した方がしっかり発信してくれるようです。






兵庫県・29歳
正直言って今までラジオの性能なんて気にしたことも無かったし、よく分かりませんでした。実際、今回PALを買ったのも赤色がかわいかったから!なんです(笑)。よくあるラジオとかってPALみたいに色のバリエーションもないし、なんかおじさんっぽいイメージがあったので‥。で、買ってみて主にipodを聞く時に使ってるんですが1人暮らしなのでこのコンパクトさが嬉しいです。充電式だし。私でも分かるくらい音も良いんですよ。絶対おススメ!
PAL
http://www.rakuten.co.jp/scope/587711/587716/


岐阜県・31歳
i-Podをつなげられるスピーカーは他にもいっぱいあったのですが、ただi-Podのためだけにスピーカーを買うなんてもったいなくて。。。そう思っていた矢先、このラジオ付スピーカーのPALを見つけました。外に行くときはi-Podとペアで持って行って鳴らしています。持ち運びスピーカーという感じでしょうか。充電もスピーカーパワーも十分あるし、音も外で聞くにはもったいないくらいしっかり鳴るし。チョット値段は高いかなと思ったけどそれ以上に買って良かったなと思いました。
PAL
http://www.rakuten.co.jp/scope/587711/587716/


東京都・34歳
僕の部屋はFMの電波が入りにくいようで、これまで買ったラジオではあまり綺麗に受信できなかったのですが、Model One ラジオはメチャメチャ綺麗に受信できました。ありがとうございました。
Model One Radio
http://www.rakuten.co.jp/scope/587711/587715/

●応募して頂いた上記の文章はなるべく原文を使わせていただきましたがスコープで一部省略、または校正させていただきました。ご了承くださいませ。ユーザーレポートへのご応募誠にありがとうございました。






Henry Kloss (ヘンリー・クロス 1929-2002)

マサチューセッツ工科大学の学生時代にボストン交響楽団の演奏をFM放送で実況中継したいという学生仲間たちとスピーカーを作り始め、アコースティック・リサーチ社を設立。世界ではじめてブックシェルフに入る当時の常識を覆すほど音の良いスピーカー「AR-1」を開発。それからモデル6スピーカー・モデル8FMテーブルラジオ等を開発。世界初のプロジェクションテレビの製造でエミー賞を受賞。その後いったん引退をしたが、2000年Tivoli Audioにてモデルワンテーブルラジオを開発した。
ヘンリークロス

HOME ← BACK