あれは1?年前、大学生活を新たな土地で迎えようとしていた私は、
さてこの新天地で、これからどんなことが起こるのだろうと、期待に胸を膨らませていた。
田舎で生まれ育った私にとって、ずっと憧れていた都会でのニューライフ!
完全に浮かれポンチだったのはいうまでもない。

新たな生活をエンジョイすべく、勢い余って色々と買いそろえた新生活グッズ。
実は今考えると、あれ失敗だったなぁってものが結構多い。
今の私が同じように一人暮らしするなら、あれは買わないよなぁってもの。
あのころ、どんなものを、どんなふうに買うのがよかったのか…
消え去りそうな、はるか遠い日々の記憶を思い起こしながら考える、新生活のススメ。
この年になったから言える、若かった私に教えてあげたいこと、まとめ。

  • 店のロゴ入りプレート、
    イラスト入りのグラスたち
    それは強烈なファンシー要素

    当時流行っていた、カフェブームの流れを大いに吸収して購入したのであろう、オシャレカフェのロゴ入り食器は、時代の流れをぷんぷん感じさせる化石アイテム。同じく雑貨屋さんで購入したであろう、動物柄がプリントされたグラスは、レトロな雰囲気も漂い、もはや青春感すら漂う逸品だ。たまに食器棚の奥で姿を確認して、ほほえましい気持ちになっているがおそらくもう二度と出番はないだろう。ひっそりと姿をひそめながらも、ゆるぎないファンシー要素を発し続ける。

  • なぜ、この色
    鮮やかな緑色のローテーブル

    机がほしい、と思い購入したのは、なぜか他のインテリアと全く同調しない木製のローテーブル。鮮やかなグリーンのちゃぶ台だ。どうしてこの色を選んだのか、どうやって家まで運んだのか、さっぱり思いだせない。おそらく雑誌やカフェでさらっと習得したテクニックから、なにか閃いたのだろう。このテーブルを購入したために、大学の4年間は床に座る生活を選択することになった。別の所に引っ越した後も、やはり他のインテリアとは一線を画し強烈な印象を放ち続ける。 

  • 無垢な学生を惑わす、
    生協の便利グッズ
    収納機能付きの家具

    引っ越し前の準備段階で、一緒に配送してもらえば都合がいいからと、あれこれと注文してしまうのは、心配性な若者が陥りやすいポイントだ。事実、私も新生活を色々と想像しながら、入学前に生協のパンフレットを見て購入してしまったものがある。キッチン収納(ジャーってする米櫃付)とベッド(下にコロコロの収納引き出し付)だ。こういった機能付きの物は、生活感を強烈に放ちまくる。そして、大型だから捨てるのにも苦労する。案外長持ちするから、家の片隅にずっと居座る、ということで、こういうアイテムはイエローカードだ!(って今もあるのかな…)

どれもこれも、当時の自分にとっては必要なものだったはずなのだけど、それをなぜ選んだのかは思い出す事もできない。昔の私が物を買う基準といえば、もうそのほとんどがかわいい〜!だの、便利〜!という初期衝動だ。しかし、今はなんとなく、そのインパクトが大きければ大きいほどそこで手にしたものを永く愛し続けるということが難しいような気がしている。ずっと大切に使っているものを見返してみると、廃らないもの、その時代のブームとは無縁のものばかり。明らかに、乗っかってしまってるものは、失敗傾向にある…涙。最初の欲しい!という衝動を押さえて、まずは最小限で我慢する。そして、徐々に自分の生活を作っていく中で、そこに必要な道具をそろえていく、というのが賢い選択なんだよな〜…ということが、あれから何年経っただろう、ようやくわかってきた。

新生活を始めるのに、
食器って何を揃えればいいのか?という質問をよく聞く。
実際自分もよくわからなかった。 あれもこれも、と考えはじめれば、
どんどん積み上がっていくばかりだから
まずはやっぱり必要最小限なもの、で考える。

基本のアイテムをまずは人数分、というのがシンプルだ。安い物は探せばいくらでもあるけど、基本の食器はちゃんとしたものをそろえたい。超スタンダードで、昔から愛される名品は、今までもおそらくこれからも無くなることはないから、必要な時が来れば買い足しが可能だし、飽きずにずっと使える。よくいろんなお店で、『スターターセット』なるものが売られているけど、その中身って本当に必要な物なのかなってのが少し疑問。最初にすべてそろえる必要はないから、とにかく始まりは必要最小限!だ。

カトラリーはまず
ディナースプーンと
ディナーフォークから
必要に応じてTeaスプーンや
ケーキフォークを
買うのがよさそう・・・

TEEMAマグは
好きな色を選んで。
キャラものの柄はあきるけど
これならOK。

23cmはワンプレートに
丁度いいサイズ。
パスタ、カレー、オムライスetc...
パン皿として朝食にもフル活用。

シンプルでロングセラーと
いえばTEEMA。最初に買うのには
やっぱりこれがいい。
オーブン、レンジもOKだしね。

カイボイスンのカトラリーは
TEEMAとベストマッチ。
スコープではポリッシュがおすすめです。

コーヒー、牛乳、紅茶、
何でもOKなシンプルマグ

23cmは今のところ
ホワイトのみの展開。
他のカラーも出ればいいのに!

TEEMA的三種の神器
プラスカトラリーは
テッパンのベーシックアイテム。

シリアルボウルが
あればスープ、サラダ
デザートボウルに
使いやすい。

10年前の私が買うとしたら、せいぜいがんばってもAaltoタンブラーかKartioだ。ずっと愛されるロングセラーだし、実際これで十分、とも思う。これも良いなと思うのがTIMOグラス。耐熱だからマグを買わずにこれひとつでカバーするのもアリだ。ただ、今の私が欲しいのは、なんといってもBellmanのウィスキーグラス。これを若い時からずっと使い続けるなんていう事は、私的にはシャレオツの極みであり、神レベルの為せる技。『えぇ、グラスはずっとBellman使ってますけど、なにか?』なんてことを言ってみたい。若いうちにそんな余裕ないよ〜って言う声が聞こえてきそうだからここは敢えて、”引っ越し祝いにおねだり”、という高度なテクニックを使ってみよう。『引越し祝い何がいい?』と聞いてくれた人には、迷わず言おう。Bellmanのグラスをお願い!と。

わりと大きめでゴツいので、
メンズ向きかも。
私は、手がデカイので
問題なしです。

耐熱ガラスのTIMOも
魅力的。ホットドリンクも
OKだから、マグを買わず
これひとつでカバーもあり。

定番はイッタラの
Aino Aaltoタンブラーと
ハイボール。シンプルで
飽きずに使える。

最初はちょっと小さいと
思っていたけど使い始めてみると
これくらいが上品で
丁度いいです。

今の私が買うなら
Bellman。これで飲むと
ちょっとおいしく感じる
マジック。

季節によって
限定カラーが
出たりします。

これを大切に
使いつづけるって
ステキだなあと憧れます。
私もつい最近遅ればせながら
ベルマンライフをスタートしました。

お酒好きな人は
このサイズだと
ウィスキーやビール
軽く白ワインなんかも
いけてしまいます。

Kartioもあるけど
現在、クオリティの問題で
取扱いをストップ中。
再開できるようにがんばりますー。

丈夫だから乱暴者でも
ウッカリさんでも安心。

和食を愛するものであるならば、カフェオレボウルでご飯を、なんてのはちょっとNGだし、シリアルボウルでお味噌汁っていうのもあんまりだ。いくらシンプルに、とはいえど、茶碗にお椀、お箸に皿くらいは揃えたいもの。食生活が乱れがちな若いうちのツケは、後々かなり響いてくる。無茶しがちな20代こそ、しっかりとした食生活を送りたいところだ。(この年になると、コメントも親目線の母心。)ちゃんとした食器を使うというのは、まずその第一歩のような気がする。焦って適当なものを買うと、その先にゴミを増やすことになるからそれを10年使い続けられるか、買う前にいったん思考フィルターにかけるのが良いのではなかろうかと、今はそう思います。こうして見てみると、今回選んだものは、すべていたってシンプル、ベーシックなものばかり。今の私もずっと使ってるものだから、もちろん10年前の私にも購入を許可!

水玉とストライプの2種類。
女の人だったら小がいいけど
男の人は大。

花茶碗に合うのは丸椀
朱色と黒(真塗)が
あります。

この食器があれば一汁一菜の食事が
実行できそう。これならシンプル。

毎日口をつけるものだから
こちらもちゃんとした素材のものを
選ぶと体に異物が蓄積しません。

個人的には
ウサギか
クジャクかなー。

クラウスのお皿は
5種類の中から
好きな柄を選んで。

きちんとした
食器を使うことは
きちんとした大人に
なることへの第一歩の
ような気がします。

20歳そこそこの
若者とは思えない
超シブい食器群
そこがかっこいい。

お椀は、長く使えば
使うほどいい味が
出てくるらしい。
ちゃんとした漆椀を
若いうちから使いたい。

お茶漬けや
ミニ丼くらいは
大サイズで
カバーできます。

食器以外でも、あれこれ考え始めると
ほしいものは積み上がる。
しかしそこでいったんクールダウン。
買わなければ!という気持ちを
ぐっと抑えて、しばし待たれよ。
あわてて買ったけど、案外必要なかったもの、結構あります。

狭いワンルームで生活していた学生時代は、なんとかスペースをやりくりして住みやすいように工夫していた。ソファライフにあこがれる気持ちもあったけど、そんなものを置いたら身動きが取れなくなるのでぐっと我慢、してた。今となってみると、余計なものを買わなくてほんとによかった、とつくづく思う。逆にあの時、買っておけばよかったなと思うのはスツール60。イスにもテーブルにも使えるし、省スペースでスタッキング可能だから、別の住まいに引っ越す時もノーストレス。活躍の場所が色々あれば、捨てる発想にはならない。適当な物を買って、後々のやり場に困るというのが、一番のNGだよな〜、あとになると分かること。

ガスを使わなくてもいいから、安全だよねーと買った電気ポット。友達とお好み焼きパーティーする時に勢いで買ったホットプレート。トレンディな朝食にあこがれて買ったコーヒーメーカー。買う前は、これを買えばこんなに便利とか、こんなに盛り上がるとか、いろんなシーンを思い描くけど、実際はそんなタイミングはごくわずかしかない。どれもこれも余り出番のあるものではなかった。そんな家電を買ってしまうよりも、機能を排除したシンプルな道具を買う方がずっといい。それが使い続けてかっこよくなっていくのはなおさらいい。もし銅の薬缶を学生時代から使い始めていたら、今頃は相当いい感じに育っているはず。あの時の自分にそっと耳打ちできるなら、この裏技をぜひ伝授したい!(裏じゃないか…。)

毎日使うものは、使っている時も、それ以外の時も綺麗で気持ちのいいものがいい。家にあるタオルをみてみると、柄や素材やサイズが違うものがばらばらしがちだからここは思い切って同じシリーズで統一してしまうと、とてもすっきりする。ハウスタオルは違う色でも、まとまると綺麗に見えるカラーリングになっているから、目につくタイミングがいつでも気持ちいい。これは癖になる。一人暮らしならフェイス5枚と、ミニバス3枚くらいが、ベストバランスかと思います。使う場所によって色を分けたり、お客様用のものはTwiggy柄なんていう風に分けてもOK。

  • TIVOLI モデル1

    音楽はPCで、という方も多いかもしれないけど、アナログなあなた、学生時代ハガキ職人だったあなたにはTivoliをオススメ。Bluetoothモデルなら、iPhoneの音楽も気軽に楽しめるし、あのサイズでこの音質なら文句なし。一人暮らしを始めるタイミングで、テレビライフとはおさらばしてしまうっていうのもありです。

  • Mama+衣桁

    常にスコープでも欠品続きの人気アイテムだから、購入も難しいのだけど、これを欲しいと思っている人が案外多いんだ!ということを、販売開始後に思い知らされたアイテム。確かにこれに洗濯物を干したり、服をかけたりしている姿は綺麗で、よく見かける物干しスタンドみたいな生活感もなくなる。いつかは手にしたい日用品です。

  • MQクロス+A2 Care

    スタンド掃除機を買うのもいいけど、ワンルームくらいなら日々のちょこちょこお掃除でカバーできそう。MQクロスなら、あれこれ場所に応じた洗剤を買わなくてもピカピカにできるから、何枚かストックしておくといい。場所に応じて色分けするのがおすすめです。これで一人暮らしの部屋が綺麗に保たれるならば、素晴らしい!更にA2も併せて使えば無敵モード。

ソファよりもラウンジのススメ
byシャチョウ


インテリアで家具を考える時、まずはリビングの中心にソファを買わないといけない、と思いがちだけれど、そこで大きなソファーを買ってしまうと、引っ越しする時に、次の場所には置けない等、後々問題が出てくる可能性がある。更に家具が大きくなればなる程、処分するのは大変だし、いい物であっても大きい物は、引き取り手がなかなか見つからない。大きな家具ほど問題が発生し、結局は捨てる事になってしまう。そこでラウンジチェアはどうだろう?フィンランドのヴィンテージ家具を見ていると、一人掛けのラウンジチェアをよくみかける。一度座ってみると、その包みこまれる感じが心地よく、デザインも洒落た物が多いからソファではなくて、ラウンジチェアを家に置くがいいのでは?というのが、シャチョウのススメ。家族が増えたら、その人のラウンジチェアを買いたし、子供が独り立ちする時はそれを持っていくというのもいいストーリーだ。勿論、それでも大きな物だから、ずっと使える良い物を選ぶというのは大前提にある。

ほんとに気に入ったものが見つかるまで、多少不自由な生活をするっていうのもいい。『坂の上の雲』に登場する秋山好古の身の回りはとても質素で、食器に関して言えば、茶碗ひとつで生活していたらしい。好古の名言、『身辺は単純明快でいい』というのはいかにも、単純明快だ。流石にそんな武士のような生き方はできないけど、せめて無駄なものは買わず、便利という言葉に惑わされず、この先はまっとうな物に囲まれた生活を目指したい。物を大切に使い続ける、という気持ちがもっと若いころからあったら、今頃もっと渋くてクールなマイワールドが出来上がっていたかもしれないな〜なんて思うけれど、とりあえず今は、更に10年後の私に、『あ〜やっちゃってるよ』とがっかりされないような、そんなものの買い方ができる大人になっていたいと思っておりマス。

text:スタッフ成戸
scope ABC 2015

シャチョウが集めるヴィンテージコレクション。中でも、特に様々な年代にわたりたくさん集めているのが古いAino Aaltoタンブラー。現行品と比べると、表面の凸凹がすごく激しくて形も全然違う。滑らかではなく無骨な佇まい、大きな気泡がはいっていたり、底がガツンと削られていたり、ロックな雰囲気がかっこいい。最近は旦那さんの方、Alver Aaltoのベースの方も気になりだしている。Aaltoベースと言えば、Stool60と並ぶAaltoの代表作だ。以前フィンランドのヴィンテージコレクター、ユハニ・レンメッティの自宅で見せてもらった、Aaltoベースの1stがすごくかっこよかったから、ぐっと興味がわいたようだ。何か新しい企画を、一人考えている模様。

東屋やタイム&スタイルが生み出す、まじめな日本のものをスコープらしく今の生活に取り入れて使っていきたいというのが私たちの理想とするところ。日本のものと海外のもの、日本式な暮らしと洋の暮らしを区別するんじゃなくて、今の暮らしにうまいことマッチングさせたい、そんなことを考えながら、日々かんかんがくがくとやっております。コンテンポラリージャパニーズスタイルとでもいいましょうか。昔の歴史をみていても、海外の文化が入ってきた時の絶妙なミックス加減って、なんとも洒落てるな〜なんて思うわけです。そんなのにあこがれています。写真は、TSUBAKI 椀伊賀飯碗六寸皿重箱

リリース予告の情報などでも、少しずつアナウンスしているオリジナルファブリック。Bob Foundationとの初の試み『check』は、さわやかな季節のテーブルにぴったりだから早くリリースしたい!ところなんだけど、ちょっと足踏み状態。一発目なので、カッコよく決めたいと色々悩んでいるうちに、少しラビリンスしてしまっております。なんとか春には間に合わせたいところ。

2014年の別注大ネタ、Domusはハニー・ウォールナットが一点集中型で大人気という結果に。この2色のバランスが、スコープの好きなオークやチークなんかの雰囲気とうまいことマッチングするから、やっぱりこれをオススメしたくなってしまうわけ。『別注するのこの色だけでよかったんやないの?』なんていう意見もあるけど、こればっかりはやってみなければわからない。2015年もやってみなはれ精神を勝手に受け継ぐスコープなのであります。そんなハニー・ウォールナット、次回入荷は4月ごろの予定です〜。

常に欠品中で、入荷待ちが続いているアイテムの一つ、Fatty Containers。潤沢に在庫をストックしたいのは山々なんだけど、いつも生産の上限が決まっているから、おそらくこの状態は当分の間続きそう。座れる収納、というのが画期的!この人気っぷりにハッリ・コスキネンも喜んでいると思う!スタッフの中には、オリジナルカラーリングを施して、DIYを楽しんでいるメンズもいたりします。

シャチョウが愛読している獅子文六の『好食つれづれ草』。昔の人には珍しく、フランス料理や中華料理を愛するグルマンっぷりと、軽妙で少し毒っけのある切れ味抜群の文章が、なんとも魅力的なんだとか。最近、巷で作品が再び注目されているようで、すでに絶版になっていた作品が次々と復刊されているようだ。早速探してみると、面白そうなタイトルばかり。思わずアマゾンで注文してしまった!

毎年いろんなブランケットが新商品として登場し、心揺れる、そして買ってしまう。もちろんかわいい毛布も大好きなので、それも気に入って使ってはいるけれど、正直一番あったかい毛布はどれ?と聞かれたら、そこはやっぱりecolaと答えます。天然の羊毛がふっくらと油分を蓄えているからなんだろか…。その暖かさはちょっと別格で、不思議レベル。ecolaのブランケットを一度ベッドに敷いたら、もうそれなしで冬は越せません。

昨年からいろいろとワケあって、中断してしまっているイッタラ・アラビアアイテムの取り扱い。スコープではほぼ初年度から扱っている大切なブランドだから、この状況はかなりピンチ!だった訳だけど、このままではいかんでしょ〜(名古屋風に)どげんかせんと。なんとか、再び取扱い ができないものかとシャチョウが一世一代のがんばりを見せ、やっと復興の兆しが見えてきた!そうときまったら、そこはどんどん盛り上げたいから、スコープならではの展開を必死に考え中!まだイッタラの取り扱いはやめませんよ〜!頑張りマッスル!!

シャチョウがいつか住んでみたい街をあげるとするなら、迷わず葉山を挙げるだろう。撮影合宿で滞在した時に、すごく気に入ってしまったようで、それ以来何かというと『あぁ、葉山行きたい』と言うのが、口癖になっている。確かに、海があって穏やかな空気が漂っていて、葉山にいるととっても清々しく気持ちが良いから、何か良い気が流れているんではないかなぁ、なんて思ったりもする。そのうち突然、『葉山に移住する!』なんて事を言い出したりしそうだな〜なんていう予想。ちなみにシャチョウ、サーフィンはできません。

昨年末に販売した、Jaakkoのアクアチント。一瞬、黒?かと思うけど、よくよく見てみるといろんな色が重なっている不思議な作品 。フィンランドのタンペレにある、ヒメルブラウという工房で、一枚一枚丁寧に色を重ねて刷られています。この繊細な雰囲気が大好きなので、何か一緒にできれば!ということでこちらも面白い企画が進行中。Jaakkoとスコープの共作、夏くらいにはお披露目できれば!と思っております。

2014年、超絶がんばった渾身のオリジナルを挙げるとするなら、東屋とつくった『六寸皿 印判鳥獣五画』。Klausの描く洋の図案と、日本のものが完璧に調和したのは、器の土台作りを東屋の熊田さんにお願いしたから。これで晴れてシャチョウの理想が形になり、ずっと大切に使い続けていけるオリジナルアイテムが完成しました。今後の展開についても、現在構想中ですので、どうぞお楽しみに。熊田さんは、その深い見識で食器や日用品のことはもちろん、お酒や料理のことから映画に至るまで、いろんなことを教えてくれる私たちの師匠のような存在。日本をこよなく愛す現代の粋人だ。私的には、健さん亡き後、日本男児たるものを受け継ぐ人は、この人しかいない!と思っている。

一昨年から販売している、artekのスツールリノリウム。最初はこんなにいっぺんに仕入れて大丈夫か〜と冷汗タラタラだったけど、うれしいことに現在も人気は継続中。この2月の販売で5回目となります。その人気を後押ししているのが、一脚買うとオマケでついてくるLehti柄の長角皿。このサイズが和食にすごく使いやすいということで、通常販売している無地のタイプのものもあわせてずっと人気。フィンランドのものと日本のもののミックス具合も、なんだかスコープらしくて気に入っているオマケアイテムです。

昨年広島を訪れたシャチョウが、修学旅行生に『あれ、S村河内じゃね?』とひそひそ陰口をたたかれた例の事件を書いた回のメルマガが、すごく好評だったようだ。お客様や取引先の方とお話すると、『あのメルマガ、最高でしたね。』とコメントをいただき、嬉しい反面、微妙な表情のシャチョウ。(たまに、そういった奇跡的な珍事件が降りかかります。) 今後も、週刊文春に連載している気持ちで面白い文章を書きますので(と、ハードルをあげて、)どうぞご愛読いただければ、うれしいです。ということで昨年のベストメルマガはこちらに決定。そして、まだご登録いただいていない方は、こちらからどうぞ〜。

ずっとやるやるといっていて、なかなか進まなかったstringの取扱いをいよいよ。やっと重い腰を上げて、始動しております!スウェーデンの建築家、ニルス・ストリニングが1949年に考案したシェルフシステム。使う人の場所やニーズに合わせて、自由にパーツを組みあわせるのが画期的でスマート!スコープではまず最初に一番小さいポケットのラインナップからスタートすることに。調子にのって、スコープの推しカラーなんていうのも組み込んでます。5月〜6月あたりにリリース目標です〜。

2015年はOivaイヤーにしたい!やるぞやるぞ〜!と奮起しているスコープ。ブログやフェースブックで既にチェックして頂けましたでしょうか。遂に遂に、念願だったSieppoの復刻!やりまーす!!しかも超強力助っ人として石本大先生も加わってくれ、オイバ・石本先生・シャチョウ三つ巴の特大企画と相成りました。これはなんともエキサイティング!スタッフも大興奮!!せっかくやるなら、目いっぱい盛り上げないとってことで、只今シャチョウもフィンランドで頑張っておりますよ〜。Sieppoに続き、あんなバードやあんなユニークピースまで!!やれることは全部やるぞ〜ってな勢いで頭フル回転。売れるのか〜!?とか、在庫がどうだーとか、そんなことは気にせず(頭かすめるけど〜)いっちょやりますぞ〜。スコープのお祭り騒ぎ、最高に盛り上げるつもりです。

イッタラの2015年の新作をチェックしていたら、目新しいフラワーベースが紹介されていた。Ronan and Erwan BouroullecがデザインするRuutuは綺麗なカラーリングが特徴のフラワーベース。菱型でサイズの異なるラインナップだから、色々と組み合わせが楽しめそうなNEWアイテムだ。交易正常化が無事遂行された暁には、ぜひとも取扱いしたいアイテム。

デザイナーでもあり、豊橋のカフェPhononのオーナーでもある谷野さんは、とにかくいつもジェントルマンで、例えるならば平成の白洲次郎。スコープ(特にシャチョウ)が困っている時は、いつも天使のような笑顔で救済してくれる。スコープのリフォームはいつも谷野さんにお任せしているし、カフェを撮影に使わせてくれたり、かっこいいプロダクトを提供してくれたり…といつも本当にお世話になってます!Phononはおいしいコーヒーと食事が楽しめる、豊橋のホットスポット!お近くの方は、ぜひ行ってみてください!名古屋出店も熱望しております。

最近のシャチョウのお気に入りBGMはくるり。
好きな曲BEST3を聞いてみた。()内はシャチョウのコメント。
1.ジュビリー(最高オシャレじゃない?変??)
2.ハイウェイ(これを朝聞いて気分を盛り上げてる。)
3.シャツを洗えば(まわるまわる目がまわる〜のところがサビだと思ってた。)

しばらくNEWアイテムのリリースがなかったhouse towel。そろそろ新しいラインナップを追加したいねぇ、ということで今年はすでに準備開始。夏場には爽やかなtwiggy柄のブルーが登場する予定だから、これをもって海やプールやフェスやら行っちゃってください!既存のカラーリングを使用しているので、既にブルーを使っている人には買い足し推奨!一緒に使っている姿も、洗っている姿も、収納している姿も美しい。そんなhouse towelの目印は、角にあいた四角い穴です〜

2015年は&traditionの照明Spinningを取り扱い開始できそう。以前スコープアパートメントでも使っていたから、ちょこちょこページ写真にも登場し、お問合せもいただいていたアイテム。スタッフもみんな愛着があって、ラインナップできるのがすごくうれしい。Hoofテーブルに続く、&traditionの第二弾、リリースをどうぞお楽しみに!

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一昨年販売した、オリジナルバードのUgla。500羽もいれば顔もそれぞれ、いろんな子がおりました。けどいくら変顔でも、それをB品とジャッジしてしまうのはちょっと違うよな〜なんていう思いもあり、最終的にこういうものは、全部個別で販売するのがいいんではないかと、今のところそういう結論に至ってます。今後もBirdやアートピース等は、できるだけ一つずつ販売していく予定なので、そんな時は、ぜひお気に入りの子をみつけてください。検品していると、案外『この子どうするや〜』なんていう問題児が、だんだんかわいくなってきたりもする。Uglaでも特にすごい子は、シャチョウから「カツオ」とか「薬師丸」、「神」なんて名前が付けられ、お客様のところへ飛び立って行きました。たまに、元気にしてるだろうかなんてふと思い出してます。

家具にしても食器にしても、古いものと新しいものをごちゃっと混ぜて使うのが好きなスコープ。だからヴィンテージや骨董なんかにもものすごく興味があるし、実際みんなよく買ったりもしている。そして、そういうものを手にすると、これから自分たちがどういうものを作りたいか、とかどういうものが魅力的なのかということが、少しずつ見えてくるような気がする。スコープでも色々な物をみなさんに紹介しているけど、そんなものたちがいろんな人の手にわたり、ずっと大切に使われて、いつかヴィンテージになる、なんていうのが理想だったりします。

武田百合子の富士日記をよんでいたら、ある初夏の天気の良い日に、『冬オーバーを干して茶箱にしまう。』という文章が。もうすぐ東屋から、茶箱が入ってくることになっているから、販売がはじまったら、私もそれに冬服を収納しよう、そう思いました。いつからか収納というと、プラスチックケースが広く使われるようになったけど、茶箱を使うほうが、ものを大切にする気持ちが少し強くなる気がします。見た目もきれいで、いい気分。これをきっかけに、身の周りの収納というのをちょっと考えてみるのもいいかもしれない。

X・Y・Zはラムをベースに、レモンジュースを加えたカクテル。アルファベットの最後の3文字をとって名付けられたこのカクテルには、『これ以上の物は作れない究極のカクテル』なんていう意味が込められているのだとか。

さてさてスコープは2015年、15周年を迎えます。いつもON MY WAYのガラパゴス状態なのですが、今年はさらにパラダイス鎖国状態!(←大丈夫か??)これ以上はもう無理!後ろは振り返らない、指はVのXYZ精神で、猛烈ダッシュする勢いであります。というか、そうするべく必死に準備中。どうぞみなさま、今後ともスコープにお付き合いいただければ、これ幸いにございまする〜合掌。

text:スタッフ成戸