
創業から現在にいたるまで吸収合併を繰り返し、古くから国内外の著名なデザイナーと繋がりを持ってきたイッタラは、時代を超えた実に多くのロングセラー商品を有しています。発表から80年以上経つアイノ・アールトグラス(1932)、アイノの夫でフィンランド代表する建築家、アルヴァ・アールトがデザインしたフラワーベース(1936)、「フィンランドデザインの良心」と称されたカイ・フランクによるカルティオグラス(1952:ヌータヤルヴィ社)やシンプルかつ非装飾なデザインで食卓に革命を起こした食器、キルタ(1952、1981よりティーマ:アラビア社)など、これらはまさに北欧デザインを象徴するものであり、今も古さを微塵も感じさせることのないイッタラを代表する現役の製品です。
1987年にはオイバ・トイッカのバードシリーズの生産で知られ、高度な職人技が息づくガラスメーカー、ヌータヤルヴィ社と合併。21世紀に入りアラビア、ロールストランドなどの陶磁器メーカーやスチールウェアメーカーのハックマンなどとブランド統合されてからも、イッタラのもの作りの姿勢は変わることなく、ガラス、陶磁器、カトラリー、調理器具まで幅広く扱うトータルテーブルウェアブランドとして発展。2012年にはデザインディレクターにフィンランドのトップデザイナー、ハッリ・コスキネンを迎え、その動向はデザイン界において常に注目を集めています。
フィンランドのトータルテーブルウェアブランド「iittala・イッタラ」はスウェーデンのガラス吹き職人ピーター・マグナス・アブラハムッソンによりガラスメーカーとして1881年に創業。その伝統を継承するブランドとして、今も変わらず高品質な製品を作り続けています。一般的なクリスタルガラスは透明度を上げる為に鉛を使用しているのに対し、イッタラでは環境に有害とされる鉛を使わずに透明度の高いガラスを作り上げています。これは自然と共に生きる北欧の人々の精神が生かされたものであり、近年のスローライフ志向の定着と共に、世界中の人々に支持されています。




