
創業から現在にいたるまで吸収合併を繰り返し、古くから国内外の著名なデザイナーと繋がりを持ってきたイッタラは、時代を超えた実に多くのロングセラー商品を有しています。
発表から70年以上経つアイノ・アールトグラス(1932)、アイノの夫でフィンランド代表する建築家、アルヴァ・アールトがデザインしたフラワーベース(1936)、「フィンランドデザインの良心」と称されたカイ・フランクによるカルティオグラス(1952:ヌータヤルヴィ社)やシンプルかつ非装飾なデザインで食卓に革命を起こした食器、キルタ(1952、1981よりティーマ:ア ラビア社)など、これらはまさに北欧デザインを象徴するものであり、今も古さを微塵も感じさせることのないイッタラを代表する現役の製品です。
特に後のイッタラの方向性に多大なる影響を残したカイ・フランクの精神は国境や世代を越えて脈々と受け継がれ、これらの背景を入り口として北欧デザインに魅了されていく人も少なくありません。 |