お鼻ムズムズでも、出かけたくて
ウズウズするこの季節。
家族でピクニックに行くのが、
我が家の定番。
タープ張ったり、コーヒー入れたり、
外での遊びは気分も晴れて最高。

子供達はそこらじゅう走り回って、
花を集めてくるんだけど、
いつも忘れちゃうそれをいける器。
仕方なく、そして、静かにこっそり
土に返してしまうのだけれど、
案外、透明のグラス一個あれば
そんな野の花も楽しめるのではないか？

幸い僕はその手のガラス器に囲まれた
仕事をしている。
スコープにあるガラス器に
野の花をいけたらきっと素敵だろう。

足付きのグラスに。
小ちゃいグラスに。
宙吹きのグラスに。
揺れるグラスに。

アウトドアに立派なグラスを
持って行くのは気が引けるけど
いつも使ってる透明のグラスに
野の花をいけ、春を楽しむのは
今の気分にマッチしてる。

チップしちゃったお気に入りのグラスも
こんな風に使えばいいんだと
グッドなアイデアも浮かんだりした春は曙。

新年おめでとうございます！
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、2015年スコープFBは〜

・今年は家具のお手入れじゃ
・コピっと新たな道具を発明！
・イッタラ・アラビア復活（願）
　じぇじぇじぇ！

の3本を中心にお届けしたいでーす。
スコープも15周年らしいので
新しい事にチャレンジするに加え
お祭り騒ぎしてみようと思います。
今年もどうかお付き合い下さい。


スコープ 平井千里馬

クリスマスまでは、
毎週末に花を買いにいく。　
十二月第二週目の週末。

先週くらいから一段と冷え込み始めて、
いよいよ冬本番。
そろそろクリスマスっぽい花を…と
店内を見回していたら、
『今週はバラにしませんか？
　ルージュマダムっていうのが
　入ってますよ。』
と、花屋さんが真っ赤なバラを
おすすめしてくれた。

この時期にバラの花束なんていうものを、
自分に買っちゃうの、
なんだかさみしくないかい？？
そう思って少し迷ったけど、
勢いに任せて買ってしまえば、そんな
モヤモヤはもうどこかに行ってしまった。
そわそわと嬉しくて、ちらちらとバラの
つぼみたちを眺めながら家路につく。

なにはともあれ、バラが好きだ。
どの花瓶に生けようか迷っている間に、
とりあえずさしたBellmanのガラスジャグ。
あまり肩肘張らず、こんな塩梅が
ちょうどいいのかもしれないと
そのまま飾ることにした。

クリスマスが近いこの時期は、
少し背伸びしてバラを買うのがいい。

スコープ 成戸

クリスマスまでは、
毎週末に花を買いにいく。　
十二月第一週目の週末。

シキミアはちょっとお高めだけど、
濃いグリーンの葉っぱと
赤いつぼみがかわいらしい花。

『低いベースに生けるんだったら、
　枝分かれしてるものがいいですよ』
という花屋さんの素敵なアシストのもと、
アアルトベースに飾ってみた。

口のところの形が特徴的なので、
なかなか上手に花を生けることが
難しいのだけど、このシキミアは
大ぶりの枝を2本もいれたら、
ボリュームも安定も丁度よく、
とても豪華に仕上がった。
確かに、枝分かれしているものを
入れると生けやすい。

赤と緑と白のコントラストは
まさにクリスマスな組み合わせ。
いやがおうにも
気分は盛り上がるというものだ。

スコープ 成戸

クリスマスまでは、
毎週末に花を買いにいく。　
十一月 第四週目の週末。

アスチルベと
ユーカリと
ミラビフローラ

違う花を組み合わせるなんていう
高度なテクニック、残念ながら
私にそんなものはないのだが、
『色目や雰囲気をそろえれば、
　違う花を生けてもまとまりますよ』
という花屋さんの素敵なアシストのもと、
今週は一本ずつ花を選んでみた。

繊細な面持ちのアスチルベ、
細かな白い花は雪の結晶のようだ。

可憐な花を咲かせるミラビフローラ、
容姿とは裏腹に案外タフな
球根植物っていうところがイケている。

やわらかなグリーンのユーカリ、
ひらひらする葉っぱの動きが面白い。

そんな3つをフローラの12cmに生けて、
入口に飾ってみた。

このさりげなさは少し癖になる。

スコープ 成戸

クリスマスは花が無いと始まらない。
街がイルミネーションで飾られるのなら、
家の中は花でかざろう。
とりあえず『クリスマスまでは、
毎週末に花を買いにいく』ことを
自分と約束。
この季節買える植物をチェックして、
気になる花をいくつかメモメモ。
スタートの週末は華やかにと、
まずはアネモネを飾ってみた。
アネモネは、
すぐに花が開いてしまうから、
つぼみの状態で買ってくるといい。
いろんな色があって、
選ぶ時に迷ってしまうけど、
2色くらいにしぼって生けたら
きれいにまとまった。

スコープ 成戸

バードは窓際に飾るときれいって
言うじゃなーい。
でもさ、うちを見回しても
窓＝ベランダへのガラス戸しかない。
こればっかりは、バードさん、
キラキラ輝けなくて、ごめんなさいなんだけど、
先日バードと野バラの実を一緒に飾ったら、
めちゃ良かった。

特に赤いクチバシのRosebudとの組み合わせが良くて、
あ、今、君、最高に、輝いてるよ。って思った。
次回は花でも試してみよう。
オイバがよく描いてる小さいお花がいいのかな？？

後、12cmと24cmを棚の上下に段違いで置くっていう、
思いつきのアイデア。
これも、良かったのでメモ メモ。
「Floraの12cmと24cmを段チで置くとなかなか良い。
棚だけじゃなくて、床とテレビ台とか
うまいこと段チを生かせると
なんか、新しい飾り方ができそう。」っと。

『お　す　き　な　ふ　く　は』
秋の七草の覚え方。

僕は３つ
私は５つ
あなたはいくつわかるかな？

亜熱帯化してしまったのか!? ジャパン!
今年の夏も、そんな気すらしてくる
この暑さ、この湿気。

花を飾るには過酷すぎるこの季節。
それでもなんとかFloraを活躍させたくて、
観葉植物をたくさん入れてみた。

観葉植物なら、
育って来た環境が近いから〜
暑さに強かったり、
湿気に強かったりするのね〜

花ほどパッと気分が↑るわけじゃないけど
部屋の中の清涼感↑ マイナスイオン↑。

やっていそうでやっていなかった
観葉植物を生けること。
この夏、ぜひオススメ！

ちなみに、切花よりも、
鉢から切ると、なお長持ち。
ご自宅で観葉植物育ててる方、
剪定後はFloraへ〜。

スコープ 鈴木

今年の母の日は
娘と一緒に花を選んで
花束のプレゼント。

もう一週間も前から、
「薄紫の花と薄いピンクの花にする」
って娘が決めていた通り、
理想の色の花があって、大満足。

プレゼントする相手は母だけど、
子供と一緒にこういう機会を
持つことは、いいことだなと
ちょっと思ってみたりしました。

スコープ 鈴木

年明けから、スコープに飾っている椿。
最初は、グッと石のように丸まって
開くつもりなどないぞ。
という 固い意思を感じたつぼみですが、
やっと少し、
ふっくらと膨らんできたように思います。

開花まで、なかなか
もったいぶってくれている椿ですが、
意外とこのグーの状態が
可愛らしいよねって、
最近はみんなで、グーを愛でています。

窓の外は厳しい寒さですが、
キッチンの陽だまりは暖かです。

白い花が、冬至の頃から咲き始める
と言われる冬至梅（トウジバイ）。

ひとつめの蕾が
今にも開きそうです。

名古屋はまだ、雪が降るほどの
冷え込みじゃないけれど、
窓辺に生けたコットンフラワーと、
アテネに目をやるたび、
雪でも降ってくれば、
完璧な窓辺が完成するのになぁ。
って想像を膨らませています。

暖房をひかえめにして過ごす午前中、
美味しい羊羹を切って、
花を活けたリビングで一息。

大きめのブーケをイメージして活けた、
白い実と白い花。

コーヒーテーブルを飾るには
少し大きめかな、と思いましたが、
控えめな日本茶と羊羹の佇まいには
ちょうど良いバランスだったようで、
冬の花見をしているような
良い一時が過ごせました。