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【楽天ショップ】海外電気CLUB 変圧器Q&A

海外電気CLUBは海外で使える炊飯器・電化製品・変圧器・旅行用品の専門店。海外への転勤・赴任・留学・旅行に是非ご利用ください。

変圧器のよくあるご質問

Q.入力と出力って、どっちがコンセントに差す側で、どっちが変圧器の差込口ですか?

A.入力・出力がわからなくなった時は、電気の流れを図にするとわかりやすくなります。ダウントランスを使用した場合を例にすると、

【壁のコンセント(海外の高電圧)】
      ↓
   変圧器へ電気が”入る”(入力)
      ↓
【ダウントランス(海外の高電圧を100Vまで”下げる”)】
      ↓
   変圧器から電気が”出る”(出力)
      ↓
【日本の電化製品(100V)】


という流れになります。
ここから、例えば入力プラグがCタイプ、出力プラグがAタイプと記載されている変圧器の場合、壁のコンセントに差す側=入力プラグの形状がCタイプ、変圧器に差し込む側=出力プラグの形状がAタイプということがわかります。



Q.日本の100Vの家電を海外の高電圧で使うのだから、アップトランスなのでは?
Q.海外の家電の電圧を下げて日本で使うのだから、ダウントランスでよいですか?

A.アップ・ダウンについても、電気の流れを図にするとわかりやすくなります。上記と同様、ダウントランスを使用した場合を例にすると、

【壁のコンセント(海外の高電圧)】
      ↓
   変圧器へ電気が”入る”(入力)
      ↓
【ダウントランス(海外の高電圧を100Vまで”下げる”)】
      ↓
   変圧器から電気が”出る”(出力)
      ↓
【日本の電化製品(100V)】


という流れになります。ここから、海外の電圧を日本の電圧へ下げるための変圧器がダウントランス、反対に日本の電圧を海外の電圧へ上げるための変圧器がアップトランスということがわかります。



Q.電化製品の電源仕様は、どこを見ればいいですか?

A.多くの場合、電化製品の取扱説明書に記載されていたり、下の図のような表示が電化製品本体に付けられたりしているので、こちらでご確認いただけるかと思います。


変圧器をお選びさせていただくにあたって必要な情報は、下記の3点です。
  • V(ボルト/Volt)
    電圧(電気を押し出す力)を表す単位です。上の図の場合では、230Vの電圧に対応と読み取れます。なお、Vの後ろにある「〜(波ダッシュ記号)」は、交流電圧を表す記号です。「230Vから」「230V以上」という意味ではありませんので、ご注意ください。

  • W(ワット/watt)
    消費電力を表す単位です。有効電力(実際に消費される電気エネルギー)とも呼ばれます。上の図の場合では、消費電力は260Wと読み取れます。有効電力を表すWではなく、皮相電力(見かけの電力)を表すVA(ボルトアンペア/Volt Ampere)という単位で記載されている場合もありますが、おおむね同じものとしていただいて差し支えありません。

  • Hz(ヘルツ/Hertz)
    周波数を表す単位です。商用電源周波数には、50Hzと60Hzがあります。上の図の場合は、50Hzと60Hzの両方に対応していると読み取れます。

なお、万が一どこにも電源仕様が記載されていないという場合は、お手数ではございますが、ご購入店や製造メーカーまでご確認くださいませ。



Q.変圧器を使うと、電化製品と変圧器それぞれに消費電力がかかって電気代が倍になったりしませんか?

A.結論から申し上げますと、電気料金が倍になるようなことはありません。

変圧器は、通電する電気の圧を上げたり下げたりするための機械ですので、消費される電気の量には変化はございません。
例えば、水の流れるホースの出口部分を押さえると水圧が高くなり、水が勢い良く吹き出しますが、水の量そのものが増えているわけではない、ということとよく似ています。

また、消費電力(W)は電圧(V)×電流(A)の公式から求められますが、例えば電化製品の消費電力を1000Wとすると、
  • 日本の100Vでは10A
  • アメリカの120Vでは約8.33A
  • 中国の220Vでは約4.55A
  • オーストラリアの240Vでは約4.17A
というように、電流のほうが変動します。
これも水の流れるホースで例えると、同じ量の水を流した場合でも、内径の太いホースほど流れがゆっくりになり、細いホースほど速くなる、ということに似ています。

なお、理論上は変圧時の変換効率上の問題で、電力が消費されることはありますが、それもごくわずかなものですので、目に見えて電気代が上昇するということもございません。安心してご使用ください。



Q.容量に安全マージンが必要になる理由はなんですか?

A.例えば、定格容量1500Wの変圧器に対し、定格消費電力1500Wの家電をご使用いただいたとして、瞬間的に消費電力が1500Wを上回った場合、定格容量以上の負荷がかかった変圧器の安全装置が働いて、通電を止めてしまうことがあります。

また、長時間ご使用いただいた場合、通電による発熱で変圧効率が下がり、最大容量が定格容量以下になってしまう場合があります。

安全マージンは、それらに対応するために設定されているものですので、変圧器をお選びいただくにあたっては、十分な余裕を持った変圧器をお求めいただくことをお勧めいたします。



Q.どれくらいの安全マージンを取ればいいですか?

A.安全マージンは、各変圧器メーカーや機種によって異なりますが、基本的には、
  • モーターやコンプレッサーを使用しない家電は消費電力の1.2倍
  • モーターやコンプレッサーを使用する家電は消費電力の3倍
という値で計算していただければ問題ございません。

なお、メーカーによっては、モーターの有無などに関わらず1.2倍でよいとしているところもございますので、ご不明な場合は遠慮なくお問い合わせくださいませ。

※コンプレッサー・・・空気などを圧縮して送り出す機械のこと。エアコンや冷蔵庫、冷凍機、除湿機などに搭載されています。



Q.必要容量の計算で、モーターを使用しない家電は消費電力×1.2、モーターを使用する家電は消費電力×3が基準というのを見ましたが、ホームベーカリーのようにヒーター部とモーター部のそれぞれに消費電力が表示されている場合、どのような計算をすればいいですか?

A.モーターを使用しない部分に×1.2、モーターを使用する部分に×3をして、この2つを合算していただければ、必要容量が算出できます。
例として、P社のホームベーカリーの場合の計算式をご紹介いたします。

【P社製ホームベーカリー、消費電力 ヒーター部370W/モーター部80W】
 ヒーター部:370W × 1.2 = 444W
 モーター部:80W × 3 = 240W
 合   計:444W + 240W = 684W

上記の例のホームベーカリーの場合、約700W以上の定格容量のある変圧器があればご使用いただけるという計算になります。



Q.電子式変圧器で使える電化製品の基準がよくわかりません。ドライヤーはよくて、マイナスイオンドライヤーがダメなのは何故ですか?

A.電子式変圧器の使用条件は、
  1. ヒーター(ニクロム線による電熱器など)が入っていること
  2. マイコン(マイクロコンピュータ)などによるデジタル制御がされていないこと
  3. AC(交流)モーターが搭載されていないこと
の3点が挙げられます。この条件に1つでも抵触する電化製品は、ご使用いただくことができません。

マイナスイオンドライヤーの場合、マイナスイオン発生器がマイコンを使用している場合があるため、ドライヤー専用とされている電子式変圧器でもご使用いただくことはできません。

なお、マイコンの有無についての簡単な見分け方としては、デジタル式のタイマーや操作パネルのある電化製品のほとんどにマイコンが使用されていることから、これを目安としていただくことも可能です。
ただし、操作パネルがない電化製品でもマイコンが入っていることもありますので、電化製品の製造メーカーに、マイコン内蔵の有無をお問い合わせいただいたほうが確実です。



Q.海外のスタンドライトを日本国内で使いたい

A.電球の種類やスタンドライトの種類・機能によって条件が異なります。

  • ■白熱電球の場合
    海外製のスタンドライト+海外製の電球の場合は、対応電圧へ変圧(100Vから220Vのアップトランス等)すればご使用いただけます。
    海外製のスタンドライト+日本の電球の場合、通常は電圧がスルーして出力される(100Vで入ってきたら100Vのまま電球に伝わる)ので、変圧器なしでそのままでご使用いただけます。
    白熱球は電子式変圧器でご使用いただけます。
    また、白熱球の動作には周波数は関係しないため、ヘルツは無視できます。

  • ■白熱電球(調光器付き)の場合
    調光器は電圧の上げ下げによって電球の明るさを調節する仕組みです。例えば220V仕様のスタンドの場合、220Vの電圧を基準にして調光しているため、海外製のスタンドライト+日本の電球という組み合わせでは、点灯は可能でも、本来の光量を出すことはできません。海外製のスタンドライト+海外の電球+海外製のスタンドライトに合った変圧器という組み合わせであればご使用いただけます。

  • ■蛍光灯の場合
    周波数の影響を受けるので、ヘルツが異なる場合使用できません。
    蛍光灯には必ず調光器が入っているうえ、インバータ回路なので日本の100Vの蛍光管はご使用いただけません。海外製のスタンドライト+海外の蛍光灯+海外製のスタンドライトに合った変圧器+周波数の適合、という条件を満たした場合のみご使用いただけます。
    また、蛍光管からの放電があるので、消費電力×1.5倍の容量が必要です。

  • ■LED電球の場合
    海外製のスタンドライト+海外製の電球の場合は、対応電圧へ変圧(100Vから220Vのアップトランス等)すればご使用いただけます。
    海外製のスタンドライト+日本の電球の場合、通常は電圧がスルーして出力される(100Vで入ってきたら100Vのまま電球に伝わる)ので、変圧器なしでそのままでご使用いただけます。
    LED電球は電子式変圧器でご使用いただけます。
    また、LED電球は直流電源(DC)を使用するため、周波数の影響を受けません。



Q.旅行用と据置型の違いはなんですか?据置型のほうが頑丈なのでしょうか?

A.旅行用の変圧器は、移動や持ち運びを前提としていますので、外装がプラスチック製であるなど、軽量化・コンパクト化に重点が置かれています。そのため定格容量が小さいものが多く、仕様的にも長時間のご使用は想定されておりません。

これに対し、据置型(設置型)の変圧器は頑丈さに重点が置かれているため、外装も金属製で、重くかさばるものが多くなりますが、定格容量を大きくでき、また長時間のご使用にも耐えることのできる仕様になっています。

例えば小型の空気清浄機で、消費電力が80W〜100W程度であれば、定格容量としては旅行用の変圧器でも十分のように思えますが、長時間ご使用されることを考慮しますと、据置型の変圧器のほうがお勧めとなります。



Q.アメリカから持ってきた120V/60Hzの電化製品を、100V/50Hzの東京で使いたいと思います。変圧器で電圧を変えることはできるようですが、周波数を変えることはできますか?

A.変圧器は構造上、電源周波数を変えることはできません。あくまで、電源電圧(V/ボルト)を変えるための器具となります。

電源周波数(Hz/ヘルツ)とは、1秒の間に何回電気が振動するかの数値を表したものです。モーターの回転数やトルクは、この電源周波数を基準にしていますので、異なる周波数で動作させた場合、性能が変化したり、負荷がかかって故障の原因となる場合があります。

例えば、上記のご質問のように電源が120V/60Hz仕様のアメリカ製電化製品を、電源が100V/50Hz地域になる東京に持ち込んで、変圧器をご用意いただいた場合、電化製品の種類や仕様にもよりますが、スペック通りの性能を発揮しなかったり、誤作動が生じたり、負荷がかかって故障の原因になることもございますので、ご使用はお勧めできません。
特に、電子レンジや蛍光灯の場合は、特定の電源周波数専用に設計されていますので、電源周波数が異なるとご使用いただけません。ご注意くださいませ。

なお、周波数を変換するための「周波数変換器」は、その多くが工業用の機械となっており、残念ながら当店ではお取り扱いがございません。申し訳ございませんがご容赦くださいませ。



Q.USB充電のモバイルバッテリーに変圧器は必要ですか?Inputに「DC 5V/2A」という記載しかないのでACが何ボルト対応かがわかりません。


A.USB-ACアダプター(充電器)とモバイルバッテリーをUSBケーブルで接続して充電するタイプのモバイルバッテリーは、DC(直流)で充電しています。

USB-ACアダプター(充電器)でAC(交流)をDC(直流)に変換しているため、USB-ACアダプター(充電器)に「AC100-240V」という記載があれば、変圧器なしで充電いただけます。



Q.変圧器はどのように手入れすればいいですか?

A.基本的には、電源タップなどのコンセント器具などのように、ホコリを取るなどの掃除程度でかまいません。
ただし、一部の変圧器には定期的なカーボンブラシの交換といったメンテナンスが必要になるものもございます。詳細は各商品の取扱説明書をご参照ください。



Q.変圧器のヒューズが切れてしまった

A.安全装置としてヒューズを使用している変圧器については、メーカーにて交換用のヒューズをご用意しておりますので、お手数ではございますが当店までご連絡くださいませ。なお、同じ規格のものが入手できれば、そちらをご使用いただいても問題はございません。



Q.連続使用について。冷蔵庫や空気清浄機に使いたいのですが、ずっと動作しっぱなしでも問題ありませんか?異常に発熱して火事になったりしませんか?

A.仕様上、長時間のご使用に不向きな旅行用などの小型変圧器を除けば、24時間365日連続してご使用いただいても問題はございません。
なお、通電により発熱することはありますので、熱に弱い材質のものを近くに置くことは避けていただいたほうかよいかと思います。湿気のたまりにくい場所で、壁面などから数センチ離して設置していただくことが理想的です。



Q.変圧器から異音がするのですが‥‥

A.電子式変圧器の場合は電子回路のノイズが、トランス式変圧器の場合は通電・変圧時のノイズや、他のコンセントとの干渉によりノイズが生じることがあります。
電化製品が通常通り動作していれば変圧器の異常ではありませんが、あまりに音が大きい場合、あるいは電化製品の動作がおかしいという場合は、変圧器本体に不具合が生じている可能性もございますので、一度、当店までご相談くださいませ。



Q.業務用の三相200Vの電化製品を海外で使いたい

A.当店でお取り扱いの各種変圧器は、基本的に一般家庭用の単相100V電源用(単相100V電源を使用する電化製品用)の仕様となっております。特注品の場合も同様となりますため、三相200Vの電化製品には対応しておりませんので、ご了承くださいませ。



Q.日本の住宅で見られる単相200Vの電源で、海外の220Vの家電は使えますか?

A.日本の単相200V用電源は、単相100V用電源と間違えないように、一般的なAタイプの電源プラグとは異なる特殊な形状となっています。変換プラグは基本的に海外の形状に対応するもので、こうした特殊なプラグ形状には対応できませんので、基本的に差し込むこと自体ができません。また、電源電圧と電化製品の対応電圧に20Vの電圧差があるため、仮に何らかの方法でプラグ形状を変えられたとしても、基準以下の電圧で使用することになり、故障や破損などの原因となります。そのため、使用できないとお考えください。



Q.アースを取ることはできますか?

A.原則として、変圧器にボディアースを付けることはできません。電化製品側から外部アースをお取りくださいませ。



Q.ヨーロッパへの引っ越しをするのですが、引越業者から家電にはCEマークが必要と言われました。変圧器はCEマークを取得していますか?

A.2018年現在、CEマーク、またはそれに類する規格を取得している変圧器は、各メーカーともございません。申し訳ございませんが、ご了承くださいませ。



Q.3000ワット以上の容量のある変圧器が欲しいのですが・・・

A.変圧器の最大サイズは、家庭用電源に使用されているアンペア数との兼ね合いなどもあり、既成品では2000W〜3000W程度が上限となります。これ以上の容量の変圧器については、特注品としてご対応しております。特注品をお見積りするにあたっては、用途など詳細な情報が必要となりますので、下記の各項目について、可能なかぎりお教えいただけますよう、お願いいたします。

  1. ご使用の電化製品のメーカー・品名・品番

  2. 電化製品の購入国/輸入元国

  3. 電源仕様(商品本体や取扱説明書に記載のある項目を全て記入してください)
    • 消費電力/ワット数(W)
    • 電圧/ボルト数(V)
    • 電流/アンペア数(A)
    • 周波数/ヘルツ(Hz)
    • 交流電源(AC)または直流電源(DC)

  4. 電源プラグの形状/タイプ(可能であれば画像を添付してください)

  5. 電化製品の使用国

  6. 電化製品の使用環境(長時間のご使用の有無、移動・移設の有無など)

  7. 主電源のアンペア数
    (消費電力に対してアンペア数が不足する場合、電力会社とのご契約のアンペア数を増やすなどの手続きや工事が必要になる場合があります。)

  8. 変圧器の外装の有無
    (特注品の変圧器には、基本的にはケースはございません。ケースは別途お見積りとなりますが、お時間がかかりますのでご了承くださいませ)

  9. 変圧器の出力プラグ(本体/電化製品の電源プラグ差込口)の有無
    (特注品の変圧器には、基本的には出力プラグはございません。端子台に電線を直接結びつけていただく必要がございます。出力プラグが必要な場合は別途お見積りとなります。また、ご希望の場合は電源プラグの形状/タイプと同一のものでのお見積りとなります)
なお、原則として一般家庭用の単相100V電源でのご使用を想定しております。工業用の三相200V電源については対応いたしかねますので、ご了承くださいませ。


(順次更新予定)


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  • 使う国・地域

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